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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
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【依頼5】
「ラーメン・イット・イート・サバイバル」
俺は、時々この仕事が嫌いになる
何故なら…
魔トリョーシカ
「みんな〜、今日はボクが昼ごはんを作るよ」
正義の悪役一同
「「「「!!!!?」」」」
正義の悪役一同の空気は一気に氷点下まで落ちる
魔トリョーシカは玩具の管理人であり、ユグドラシル・ステーション社長『ドーラ』の片割れ
そしてドーラの飯はクソまずい事で有名であり、片割れである彼女も当然のように飯が不味いのだ!!
チドリ
「し、し、所長、今回は私が用意しますが」
魔トリョーシカ
「あのさ、そう言っていつもボクの当番の日にチドリが作ってない?」
サビィ
「あー!あーー!!そうだ!!たまには外食もいいんじゃないっすか!?ほら、この間の報酬で食事券手に入ったし!!」
魔トリョーシカ
「大事な日に使うものでしょそれ」
七夜
(今大事な日なんだよッッ!!!)
マルス
「う、ウム!実は最近話題のラーメン屋の噂を聞いたのだがね!」
Sonic.exe
「せ、正義のヒーローが狼狽えてやがる………」
「おい、ちょっといいか?」
と、揉めている間にいつの間にか依頼人が来ていた。
スターアベネス
「今は無理に決まってんだろスカタン!飯のせいで死にそうなんだよ俺らは!」
魔トリョーシカ
「いや、食事よりも依頼の方が大事だよ、聞いてあげよう」
………
「お前らは北海ら〜めんを知っているか?」
レオン
「いや知らない、どこのローカルラーメン屋?売れてんの?」
「俺がその店主だ」
Sonic.exe
「これは失礼」
レオン
「アコス」バコーン
魔トリョーシカ
「あ、サイト出てきた(凄いちゃっちいけど)……ゲンさんでいいの?」
ゲンさん
「ああ………ある町の一角に構えていた唯一のラーメン屋、それが俺の店だった。」
ゲンさん
「客からも愛されててな……活気のあるいい店だった」
ゲンさん
「だがある時だった、町にもう一個店が出てきた……『六海天』って店だ」
マルス
「ん?六海天!私が先程言ってた話題のラーメン屋だ」
七夜
「あー六海天の事だったのか、俺も聞いたことはあるな」