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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 96ページ)
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*22*
「うん、いけるいける」
「ああ~いいっすねぇ~」
二人がラーメンセットを平らげていくと、二人のタブレットから通知が送られる
「...ん?」
タブレットは自動で点灯し【付与効果:ハンターの視界-0.5(50秒)】というパネルが開かれた
「なるほど、これがこのラーメンの効果か」
「こういう系かぁ...(納得)」
「あ、そうだ灰龍氏、1つ聞いて良い?」
「ん?」
「君はなんでお金がほしいの?」
....
97:12
「メールを見るにこの辺りのはずだが...」
「あ、こっちです!」
たくっちスノーらがラーメンを食してる頃、東明寺と美奏良が合流していた
「良かった、本当に来てくれた...」
「それで協力というのは?」
「あ、立ち話は危険だからこちらで...」
「それもそうだ」ガラッ
美奏良は東明寺を連れ、近くのラーメン屋へと入っていった...
「すみませーん、塩ラーメン1つ」
「俺は豚骨で」
...
と同時期、ついさっきまで美奏良達が居た場所に、空から光が降りてくる
光はやがて形を形成していき、銀の髪、黒いバトルスーツの少女...【イクサー3】へと変わっていった
「あっれー?めんどくさいから亜空移動してきたのに誰もいないや」
【亜空移動】
「イクサー3」の能力
好きなところへ自在に瞬間移動出来る
スピードも中々ある
無論ロストメイドウィンの手によってハンター捕捉時にはロックされる
「なんだぁ...つまんない、帰ろっと」
イクサー3は気付いていない、曲がり角にハンターが歩いて来ていることに
「よいしょ、もう知らないから」ビュンッ!
しかし彼女は空気を読まない、ハンターが通りかかる前に亜空移動で遠くへと行ってしまう、しかし...
ガラッ
「もっと食いたいなー」
向かいのラーメン屋ののれんをめくり、現れた逃走者が...
それを別部分から見ていたロストメイドウィンは軽く驚く
「...黒影がラーメン屋を出てすぐにハンターに見つかり、追われるのは予測できた、ただ」
ゲームマスターの操作するハンターは全力で走るも黒影との距離が縮まらない
「なんでハンターと並走してるんだこいつ、どんなバフかけ...はっ」
「黒影の独自能力か!!」
【フルコース】
「黒影のメイドウィン」の独自能力
スキル系の効果、発動時間が通常の二倍になる
「こいつ走力を二倍にするラーメンを食ってランク10になってやがる、誰だこんなシステム考えた奴は、あっ俺か」