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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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*51*

69:24

「おっと70分を経過、2度目のアイテム支給だ」

ゲームマスターの手によって新たな高性能アイテムが送られていくなか...

「フハハハハ!!ラクヲデキルコトノナントスバラシイコトヨ!!」

メタボスは未だに屋根の上にくすぶっていた、こんな所に奴等が来るはずもない...そんな考えでずっと

しかしメタボスは知らない、既に学習型ハンターは進化していき既に成人した人間とほぼ同程度にまでなっていることに...


学習型ハンター
「...!」

ハンターは屋根に居るメタボスを見つけ...軽い助走をつけ始める

「ン?」

その後、一段、二段...三段跳びを用い、あっと言う間に屋根まで登っていった

「バカナ!? ググ!!ココハニゲル!!」

メタボスはブリザードを用い氷の道を作っていき走り出す

ハンターはそれを屋根から屋根へと飛び移り追いかける、その姿はまさにJapanese NINJAのソレである...忍が登場するゲームは別にあるのたが、ゲスト参戦してもおかしくない身体能力である。

「ナンナノダキサマハ!?グウウウウ!!ヤムヲエン!シタニオリルゾ!!」

メタボスはブリザードの道を急斜面に変え地面へと降りようとする...が、遂にここで学習型ハンターが屋根から道へと飛んできた...

ここは氷の急斜面、滑ったら降りるまで制御できない...ハンターはスキーで滑るかのように綺麗な動きでメタボスに近付き...そのまま掴んで地面へと叩き落とす!!

メタボスの体重も相まって、地面に凄まじい衝撃が大きく響いたのだった

68:51
メタボス 確保
残り13人

...

「メタボス確保、残り13人...あの人、いつの間にか確保されてる...」

「何やってたんだこの豚...」

「今頃チャーシューになってそう」

...

学習型ハンターの存在を知ったダ・ヴィンチは慎重に人形を置いていた

「次にあそこ、そんでもって最後は...」

「おい、ダ・ヴィンチちゃん」

「んん?」

ダ・ヴィンチの後ろに、ロストメイドウィンが召喚しておきながらも野放しにされたリヨぐだが背後に現れる

「やぁやぁ、誰かと思えば君か!」

「...お前さ、本当にダ・ヴィンチ?」

「何々?正真正銘レオナルド・ダ・ヴィンチさ、それが何か?」

「ふーん...なら、いいけどね、ルーラ」

リヨぐだはダ・ヴィンチの元から離れていく...その姿を見て彼はぽつりと呟いた

「マスカレード、そろそろ潮時かもしれないね」

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