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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
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*49*

【ルイージプロローグ】

スーパーマリオの英雄譚を知っているだろうか?

大魔王クッパがキノコ王国の姫、ピーチをさらいそれをマリオが助けに行く

そしてクッパが倒され、平和が取り戻される

そんな英雄の弟を、貴方は知っているだろうか?
‥‥‥‥

「‥‥‥そろそろ、兄さんが帰ってくる頃だな」

大英雄の弟、ルイージは家でゆっくりと兄の帰りを待っていた
ノックの音と共にルイージは通快なステップで扉を開けるが、目の前にいたのは‥‥‥

ルイージ
「兄さん、おかえ‥‥‥」

「あら、ルイージ久しぶりね!」

ルイージ
「‥‥‥‥なんだ、イエロースターか」

イエロー
「なんだって、せっかく遊びに来たのに釣れない態度ね」

ルイージ
「ごめんごめん、兄さんが帰ってきたとばかり」

イエロー
「マリオはまた旅に出たの?」

ルイージ
「うん、またまたクッパがね」

イエロー
「どれだけやっても懲りないのね、クッパは」

ルイージ
「ホントだよ、入って入って 」


‥‥‥‥‥

イエロー
「ルイージはずっとここに?」

ルイージ
「メタコロ病の時みたいに大事なら僕も行くけど、基本留守番だね」

イエロー
「一緒に行けばいいじゃない、貴方もマリオほどじゃ無いにしても強いことは私が保証するわ」

ルイージ
「ありがとう、でも僕には無理だよ」

ルイージ
「正直、クッパや敵と戦うのはすごく怖いんだ‥‥‥‥1人だとまだ、震えが止まらない」

ルイージ
「兄さんほど勇敢で、強くて、人気があるわけじゃない」

ルイージ
「旅には出たいけど兄さんの足でまといにはなりたくないんだ」

ルイージ
「実際、2人で旅をした時は兄さんに迷惑かけてたこともあったよね?」

イエロー
「迷惑ばかりじゃないと思うけど‥‥‥ルイージが臆病なのは事実よね‥‥‥」

イエロー
「その心さえ無ければ‥‥‥と言いたいけど、そうなったらルイージじゃないわね」

ルイージ
「僕といえば臆病なの!?それちょっと酷くない!?」

イエロー
「冗談よ」



「ヤッフー!」

ルイージ
「あ、今度こそ兄さんが帰ってきた」



マリオ
「ただいまー!!」

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