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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 92ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 大長編 ネガイモノ オリキャラ ファンタジー 
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*90*

【第6話】
「デビナールと学ぼう」


スターアベネスはゆっくりとユージン一行の同行を見守っていた‥‥‥‥


スターアベネス
「ねーテネ、どうやら最初の相手はブレイみたいだよ?」

スターアベネス
「まぁ、ここから近いのは奴だろうからな‥‥‥まあいい」


スターアベネス
「おいブレイ、ユージン共が現れるぞ‥‥‥‥ぶっ倒してくれるよな」

ブレイ
【それについては問題ない、賢い私は障壁を用意しておいたからな】

スターアベネス
「お前バリアーでも張れるのか?」


ブレイ
【地獄を見せてやるのさ】

スターアベネス
「地獄?」

ブレイ
【恐怖の勉強地獄を‥‥‥‥】



スターアベネス
「ねぇテネ あいつってほんとに賢いの?」

スターアベネス
「さあな、魔王の中でいちばん賢いってのは確かだよ」

スターアベネス
「‥‥‥悪知恵、って意味ではな」


‥‥‥‥‥


ユージン
「‥‥‥‥なんだこれ」

一方勇者一行
ユージン達の目の前に白く大きな建物が道を遮っていた


ドレッド
「おおきいな」

ルイージ
「先が見えないや‥‥‥‥どうする?」

たくっちスノー
【‥‥‥‥あの辺から強い魔力を感じる、引き返す?】

ミシャ
「でもここを通らなきゃ魔王のところには行けないんでしょ?」

のび太
「‥‥‥‥あれ」

ネコタロウ
「どしたニャ」

のび太
「ここって学校に似てない?」

スネ夫
「え、あっホントだ」

しずか
「私たちのいた学校そっくり」


マリオ
「学校?でもここは森の奥だぞ?こんな所に誰が‥‥‥‥‥」




「フッフッフッフ」

のび太
「!!」

学校のような建物の時計が扉のように開き、黒いスーツを着た悪魔が現れる

「ようこそブレイ勉強学校へ、私は講師のデビナールと申します」

のび太
「べ‥‥‥勉強学校!?」


デビナール
「魔王ブレイ様は賢い生物しか相手をしない、そこでこの勉強学校」

デビナール
「ここで沢山お勉強して試験に合格すれば、魔王ブレイ様の住む脅戦村へと足を運ぶことを許します」

ホロ美
「関所代わりってわけね‥‥‥」

ユージン
「ハッ、勇者が魔物の都合なんか聞くと思ってんのか?」


ユージン
「くたばりやがれ!」


デビナール
「デビルウェーブ!!」

デビナールは闇の衝撃波を放ち、ユージンが攻撃するより先に剣を弾く

デビナール
「人間というものは、ステータスで解決するバカが多すぎる‥‥‥‥」


デビナール
「全員まとめて教育してやろう、覚悟の準備をしておきなさいっ!!」

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