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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ
*10*
無事に揃ったのでプロローグから
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リニュ前。
時空の分岐点であり、パラレルワールド。
リニュ前の世界からかつての局長『シャドー・メイドウィン・黒影』と『たくっちスノー』が登場したことによってその存在は世間の目に晒されるようになってきた
数日前、本来の時空……リニュ後の時空管理局が引き起こした※騒動を見てリニュ前への侵略を危機したリニュ前たくっちスノーは、リニュ後から黒影の旧友『ロズムント・トレザード』を呼び出し、リニュ前へと連れ出して【バラエティと戦闘技術の会得の両立】として戦闘中を開催、楽しく世界平和をモットーとするトレザード社が設立された
これは楽しいゲームとこれからの未来を守るための力を得る事を目的とするお話
※メイドウィン外伝逃走中参照
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プレイヤーは時空の渦を抜けて、どこか似ているようで違和感がある……そんな気分の中集まっていった
「ここは……何かが違う」
「ここがリニュ前……って奴か」
周りを見渡すプレイヤー達の目の前に、突如石像が目を光らせ浮かび上がる
【初めまして、メイドウィンの皆】
【私はロズムント・メイドウィン・トレザード、このトレザード社の社長であり黒影とは古い友達であります】
「え!?」
【あ、大丈夫ですよ私は怪しい者ではありませんので、魂しか無いのでこんな状態ではありますが】
プレイヤー達は怪しみながらもロズムントの方を見る
【さて、我がトレザード社はですね、楽しみながら身を守る術を会得していくことを目的としています、ゲームとか何だとか、そうやって強くなって悪い人をやっつける、それが私とたくっちスノーくんの願いですので】
「楽しみながら……か、また何か怪しいこと企んだりしてない?」
【とんでもない、むしろ私は昔怪しいことに巻き込まれるタイプだったよ】
ロズムント像は静かに揺れながら逃走者に向けて話をする、誰の目から見ても嘘を言っているようには
【私のことはいいか、戦闘中のルールを説明しよう】
ロズムント像が目を光らせると、空に魔法陣が現れて文字が下りてくる
【ルールは公式企画の第1回〜第8回までのものをベースにしている、そして今回はタッグマッチだ】
【君たちには2人1組のチームになってもらう、このチーム戦は片方がやられると両方失格となると書いてあったからうちもそうさせてもらうね】
「ね〜、チーム戦って5人しかいないんだけど〜」
【その辺に関してはまた後で、それと女性はハンデとして最初から『盾』を持っているルールに関してだけど、新ルールの都合上『バックシールド』に変更させてもらうね】
「あ、はい」
【では、これから君達のライバルとなるチームを紹介しよう】