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メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
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*12*

【さて、チーム諸君……従来の戦闘中通り、イベントや武器屋なんかもあるからそこら辺は気にせず】

「それは別にいいですが……あの、なんですか?このステータスは」

【ライフの事かい?版権作品の都合上、どうしてもキャラの強さに差が出てしまうからね】

【逃走中の場合はハンターを調整するだけでいいけど、PvPの戦闘中となると大変だ、そこでこのライフシステム】

【このライフが許す限り、どんな戦いでも許そう、攻撃を受けてライフが無くなればそのプレイヤーは10秒間動きが止まる】

【君達メイドウィンのライフは全員■■■■■ぐらい、花音氏だけステータス高いから■■ね】

【あ、もちろんライフを減らさずにボールを当てる戦法もいいと思ってるよ、あと忍にはライフを減らす手段はなく、ライフシステムはあるけど誰よりも多いから普通に弾を当てた方が早いよ】

「ライフシステムの禁則事項を発表します」

突如姫路城の屋根が開きピンクと鋼色が混ざったロボットが飛び出す
ロズムントはすかさずスポットライトをロボットに向ける

【こちら、我がトレザード社戦闘中部門、忍操作担当メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネル、通称メカエリチャン】

【ライフシステムも彼女の考えによって生み出されたんだ】

「1つ、ライフシステムで停止したプレイヤーにボール以外の攻撃は与えないこと」

「2つ、同じく停止したプレイヤーから所持している賞金を盗みとらないこと」

「3つ、いくら自由でも死を招くような設定を出さないこと」

「これは禁則事項です、守れないチームは問答無用で処罰する事が決まっていますのであしからず」

「まぁ、そりゃそうだよな」

「ふむ……」

皆がメカエリチャンに目を向けている中sorutymataは1人頷く
この戦闘中で女性に与えられるハンデがバックシールドな理由、それは本来の手に持つ盾ではライフシステムにとってあまりにも便利すぎる代物だからだ

『ボール』どころかライフを削る攻撃すら防げる可能性の高いこのアイテム、重要になってくるだろう

「では、これより戦闘の誓いを掲げます、皆も胸の中で復唱するように」

一 、 ゲーム中は真剣勝負を楽しむこと
一 、 ルールを守り全力で勝ちにいくこと
一 、 勝者へのリスペクト(敬意)を忘れないこと
「…………」

たくっちスノーは「このメンバーでそれがどれだけ守られるかだよな」と1人考えていた
モラルのある3次元の人間ならともかく、2次元においてリスペクトなんてものは単なる設定、あるかないかその程度のものでしかない、たくっちスノーはそれを分かっていた……

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トレザード社にて

「ふむ、始まりは順調のようだな」
【尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督】
『トレザード社戦闘中部門 指令担当 とがめ』

「ええ、今回は念入りにシュミレーターを何度も重ねましたからこの辺りは想定内です」
【帝都最終兵器】
『トレザード社戦闘中部門 イベント担当メニャーニャ』

「それに今回は外部サポートでクロノス社もいる……久しぶりに平和にやれる、というわけだ」
【株式会社時空掃除事務所所長】
『トレザード社戦闘中部門 武器屋担当ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマン』

「忍のバックアップも問題ありません」
【ハロウィンのアルターエゴ】
『トレザード社戦闘中部門 忍・クロウ担当メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネル』

「やれる限りはやろう、何せトレザード社始まって以来の……大仕事なんだから」
【黒影家革命の魔法使い】
『トレザード社戦闘中部門チーフ シャドー・ヘレン・黒影』

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