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MM逃走中 お待たせ!久しぶりの再カイ!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 75ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 逃走中 ゼンカイif編 
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*49*

41:35

たくっちスノー
「あ、それより2回目のミッションの方はどうなっている?」

アサル
「慌ててますよ、特定の行動が何なのか分からなくて試行錯誤しています」

たくっちスノー
「そっか、なら今回のミッションは『成功』しているようなものだな」

アサル
「ただ、1人………」

たくっちスノー
「ん?何か?」

アサル
「1人だけあまり動かない逃走者はいます」

たくっちスノー
「誰だ?」


ーーーーーー


『オクタヴィアです』


ーーーーーー

レオン
「おい………あとちょっとでミッション終わるけど、なんで動かねぇんだ」

オクタヴィア
「金にならないミッションなんてやるわけないでしょ」

レオン
「いや!!やらねーと強制失格になるだろう!」

オクタヴィア
「じゃあどうする?方法もわかってない物を適当に試して無駄に体力を減らすの?」

レオン
「そ、そりゃそうだけどよ……」

オクタヴィア
「それにワタシだってなんの策もなしに突っ立ってるわけじゃないわ」

オクタヴィア
「このエリア」


オクタヴィア
「ちょうど真後ろに自首用電話あるのよ」

レオン
「!?」

オクタヴィア
「同じことを考えるやつは多分いるわ、だからこそ皆チキンレースをする」

オクタヴィア
「ギリギリまで賞金を貯めて電話ボックスに乗り込むのよ」

レオン
「けどそんなの上手くいかねーだろ!ライバルが居ることも想定してるなら」

オクタヴィア
「ここから自首用電話に入るまで5秒、電話は約5秒で繋がる……これくらい知ってて当然」

オクタヴィア
「後は、先に乗り込もうとするやつをテンタクルスチョークで締め上げれば終わりよ」

レオン
「エッッッグ、さすが逃走中殺し、資金調達の為ならなんでもするんだな」

………

アサル
「なるほど、そういうことか………聞こえてますか?」

たくっちスノー
【ああ、流石に……と言いたいが卑怯なことしてるわけじゃねーしな】

たくっちスノー
【とりあえずほっといていい、それ以外の確認を行え】

アサル
「分かりました」


…………


そして、第2のミッションが終わり……

オクタヴィア 自首
残り13人


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