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MM逃走中 お待たせ!久しぶりの再カイ!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 75ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 逃走中 ゼンカイif編 
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*52*

たくっちスノー
「じゃあ聞くけど!!残り35分どうすればいいんだ!?」

アサル
「そんなもん逃走者の視点でも見ればいいでしょ!?ランナー内でドラマとか繰り広げてるじゃないですか!?」

たくっちスノー
「緊迫感ねぇもんあいつら!」

アサル
「じゃあ勝手にハンターでも増やしたらどうですか!?どっちにせよエリアが広すぎるという問題解決してないでしょう!?」イラッ

たくっちスノー
「…………」

アサル
「あ、すいませんちょっと頭に血が上って………」

たくっちスノー
「………そういうことか」

アサル
「え?」

たくっちスノー
「…………確かに俺はまだ軽くアイツらのことを軽く見てたかもしれない」

たくっちスノー
「そんな態度だから向こうも逃走中をナメてたのかもしれない」

たくっちスノー
「このゲームは………逃走中は常に」


たくっちスノー
「運営(オレたち)が有利なバランスで無くてはならない、向こうの方が強いからこんなに緊張感がないのか」


アサル
「え、あの………」

たくっちスノー
「どうせだ、このゲーム………もっと劇的にしてみよう」

たくっちスノー
「いいですね?月村さん」

月村
【………仕方ありませんね、この制限時間でこの人数、こちらとしても少し問題に感じます】

月村
【それで、何人欲しいですか?】

たくっちスノー
「…………そうっすね、せっかくデパートにあるんだから」


たくっちスノー
「30人!」

アサル
「………え?」

たくっちスノー
「どうせだ!パーッと30人くらい追加してください!」

アサル
「ちょっと!?」

月村
【分かりました】

アサル
「2人とも!?」

ーーーーーーーー

こうして月村とたくっちスノーの提案により、全エリアに合計30体のハンターが解き放たれた!


大地
「あ、またメールだ」

レオン
「………要するにお前らが全然捕まらないから難易度調節としてハンター増やしましたって書いてあるな」

シンボリルドルフ
「確かにもう半分だと言うのにこの数だな」

タマモクロス
「その半分ウチらダラダラしとっただけやけどな…………」

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