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MM逃走中 お待たせ!久しぶりの再カイ!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 75ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 逃走中 ゼンカイif編 
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*56*

桜兎
「というか、確保された奴が何してるんだよ」

たくっちスノー
「俺からしたら逃走者はオマケだ(どうせ勝てねーし)」

たくっちスノー
「こうして逃走中を無事に行うためのケアとか、盛り上げるための色々とかこうしてやってるわけ」

桜兎
「その色々でライオンの餌になりかけたんだが?マガイモノじゃなかったら死んでたぞ?」

たくっちスノー
「それに関してはマジで俺のミスだからごめんなさい……」

…………

桜兎
「なるほど、急にハンターや金が増えたのもその一環か。」

たくっちスノー
「本音を言うと真面目に計画なんか組んだところで松山とかに潰されておじゃんになるし」

たくっちスノー
「徹夜して必死に頑張ったようなものぶち壊されるくらいなら最初からある程度フワフワした状態で提出すればいいってもんよ」

桜兎
「フワフワさせる前に出禁にすればいいのでは……」

たくっちスノー
「あー、それも試した、やばそうな奴は出禁にした世界線もある」


たくっちスノー
「そしたらどうなったと思う?」

アサル
「どうなった?」

たくっちスノー
「松山って腐っても裏組織のエージェントだからさ、ゴネにゴネまくった挙句」

たくっちスノー
「ウイルスとか寄生体ばら蒔いてクロノス社全員皆殺しにすることで逃走中をぶっ壊した。」

たくっちスノー
「だから騒ぎになる前に時を戻して仕方なく逃走中に出させてるんだ」

たくっちスノー
「ま、いざとなりゃ俺達も色々と酷使してるし……意外とウィンウィンの関係なのさ」

たくっちスノー
「実は、協力と言うよりはお互いに利用しあっている、そんな関係が好きなやつもいる、レオンもそうだ。」

たくっちスノー
「そういう奴と陰口、悪口、罵倒を言い合いながらも逃走中で何かと助けたり助けられたりするのも面白いのさ」

桜兎
「ホー………ヒール役っていうのもただ迷惑なだけじゃないんだな」

たくっちスノー
「オクタヴィアが別格で扱いにくいだけさ」

たくっちスノー
「あんたみたいな古風(アーキタイプ)なマガイモノにも会えるしな」

桜兎
「!気付いてたのか!?」

たくっちスノー
「ライオンに食われてピンピンしてるような奴なんて大抵マガイモノだろ」




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