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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*103*
……
理子
「皆さんに重大なお知らせがあります」
理子
「エグゼ杯開催日、秋川やよい理事長がトレセン学園に帰還するとの報告がありました」
理子
「よって、私は明日を持って理事長代理としての役目を終えます」
理子
「短い間でしたが、少しでもトレセン学園をより良いものに変えられたのであれば幸いです」
理子
「今までありがとうございました」
………
たくっちスノー
「………えー、なんというか」
たくっちスノー
「最初こそ、エグゼ杯で自由と管理どっちがいいみたいな感じでぶつかり合うはずだったのに」
たくっちスノー
「なんか、気がついたらどうでもいい感じになっちゃったな」
たくっちスノー
「ま、エグゼ杯自体本気じゃなかったことまで知っちゃったし………」
たくっちスノー
「だからこそ宣言する」
たくっちスノー
「俺はそんな腑抜けたチャンピオンになんか興味無いね!!」
たくっちスノー
「理事長代理達が育てた自慢の管理派達や!!」
たくっちスノー
「このトレセン学園で伸び伸びと育った自由派達!!」
たくっちスノー
「そして何より、俺の側にいて、俺の中で誰よりも強くなっていったシンボリルドルフ!!」
たくっちスノー
「俺達はアンタ達に勝ちたい!!だからこそ、このエグゼ杯で本戦まで余裕で来てやる!!」
たくっちスノー
「………それが!このトレセン学園唯一の管理派、たくっちスノーのお言葉です!!」
たくっちスノー
「以上!!」
パチパチパチパチパチ
たくっちスノー
「そして………樫本理子理事長代理!!」
たくっちスノー
「この1年間………色々とお世話になり、色々と助けてもらい!!」
たくっちスノー
「俺に本当の管理を教えて、本当の自由を与えてくださりありがとうございました!!」
たくっちスノー
「俺は………あなたに会えて……いや………」
たくっちスノー
「もっと速く貴方のような人に会いたかった!!」
理子
「…………」
たくっちスノー
「でも、今度からはライバルになるんですね、貴方も、ここにいる人たち全ても」
たくっちスノー
「勝ちますよ、俺は」
理子
「………1年前に言ったはずです」
理子
「私は貴方にも、時空最速にも勝てるウマ娘を育てると」