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MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス 
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*3*

そのexeの鶴の一声は



たくっちスノー
「え………エグゼ杯!!?」





瞬く間に



「おい、時空最速らしいゾ」

「へぇ」


龍我
「武道ヒーロー連合として、見過ごせねぇよな!!」



時空の全てに広がって


「速さを決める!?exeも思い切った真似を……」

城華
「雪様、お手紙です」


「手紙?誰からだろう………1人でトレセン学園に来い?なんであそこ?」


………
生物達を掻き立てた


スターアベネス
「時空最速?」

ジルトー
「なんじゃ、興味無いか?」

スターアベネス
「たくっちスノーもいねぇのに出るわけねーだろ」


…………

exeの宣言から丸一日が経って………

たくっちスノー
「どういう事だよexe!!昨日のアレ!!」

Sonic.exe
【どういう事も何も言葉の通りだ、お前の知り合いにはだいたい話が届いている】

Sonic.exe
【もちろんお前のことも聞いている、最近トレセン学園のトレーナーになったらしいな?】

たくっちスノー
「月村さんのコネでな!まさかウマ娘も出して欲しいとか言うんじゃないだろうな!?」

Sonic.exe
【当たり前だろ、最近人気だし……速さを求める彼女たちには最適だろ】

たくっちスノー
「あのねぇ!これは俺だけの問題じゃないの!ここにも理事長とか居るの!」

Sonic.exe
【秋川やよい理事長には既に話も通した、月村サトシにも話したぞ】

たくっちスノー
「………行動まで速いなお前、ってかなんで月村さんにも?」

Sonic.exe
【いや、どちらかと言うとサトシには頼まれた、と言った方が正しいか】

たくっちスノー
「頼まれたぁ?」

Sonic.exe
【ああトレセン学園といえば、今理事長はエグゼ杯下見で留守にしているぞ】

たくっちスノー
「ああ………出張とは聞いていたけどそんな事情がね………はぁ、面倒臭いな」

Sonic.exe
【なんだ、またお前トラブルでも起こしたのか?】

たくっちスノー
「いや、俺がやったわけじゃねぇんだよ………お前」


たくっちスノー
「……樫本理子(かしもとりこ)さんって知ってる?」

Sonic.exe
【今調べる………なるほど、お前の好きそうな女だな】

たくっちスノー
「そういうのはいい、秋川理事長は自分が留守にしている間その人を『理事長代理』として選んだ」

Sonic.exe
【なるほど、それで】

たくっちスノー
「彼女は、まぁ………徹底的な管理主義教育者でな、トレセン学園にもそれを実施しようとしてる」

たくっちスノー
「それがまぁ、自由な発想でやりたい放題出来るトレセンのウマ娘達から非難轟々でな」

Sonic.exe
【それは時期が悪かったな】

たくっちスノー
「………で、さぁ………俺」

たくっちスノー
「案外、あの人のやり方も悪くないんじゃないかと思ったんだよ」

Sonic.exe
【なるほど】

Sonic.exe
【今の流れからそんなことを言ったらヘイトは最悪だな】

たくっちスノー
「まぁ嫌われるのは慣れっこだからいい……トレーナーという立場には響いたけどな」

Sonic.exe
【だが面白いことになってるのは分かった、ちょうどトレセン学園に向かうところでな】

たくっちスノー
「え、お前来んの!?いつ!?」

Sonic.exe
【もうしばらくしたら辿り着くぞ、資料みたいなの用意したんだが例の樫本理事長代理とやらに渡せばいいんだな?どこだ?】

たくっちスノー
「もうしばらくしたら朝礼じゃね………?」

Sonic.exe
【了解】ピッ


たくっちスノー
「……………嫌な予感しかしないな、ひとまず俺の方からルドルフさんと理事長代理に」


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