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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*98*
リトルココン
「量産型……そういえばそんな話が出てきたような」
松山
「量産型ってのは、時空監理局がクソだった頃に出来た傑作な」
松山
「たくっちスノーの記憶を消し去った上で、それを元に量産して奴隷の様に扱い、それを提供した」
松山
「元々なんでも出来るやつだったから、大いに役に立っただろうよ」
松山
「まぁそれをたくっちスノー達が黙って見過ごすわけねーだろ?」
リトルココン
「………なんだ、本音はそれが欲しいだけなんだ、自分が楽したい為に」
匿名A
「でしょうね………そうでない人も居るにはいるのですが、ココ最近は酷いです」
匿名A
「その、あれなんです………いじめられる方も悪いとか、昔のこととか、いじめっ子の常套句みたいなこと言うつもりはないんです」
匿名A
「でも………今の流れは、どっちが加害者なのか全く分からないんです」
匿名A
「今発行されたばかりの本には、たくっちスノーの犯した罪が全部記されてるというものがありますが」
匿名A
「その内の4割が捏造、3割が他に犯人がいる事件をたくっちスノーに当てはめた事件です」
ビターグラッセ
「それはいくらなんでもおかしいだろ!なんで反発しないんだよ!」
松山
「バーカ、たくっちスノーでも全部の事件覚えてるわけねーだろ」
松山
「心当たりがなくても自分が原因だなと思えば謝るやつなんだよ、アイツ」
松山
「それだけじゃない………カーレッジ・フレインが何かしてるな?」
理子
「カーレッジ……」
理子
「たくっちスノーの父親?」
松山
「ああ、あの野郎は今どこで何をしているのか分からねぇが………奴はたくっちスノーを強く憎んでいるだろう」
松山
「尽く計画を滅茶苦茶にしたばかりか、時空その物があいつのエゴで生まれてしまったこと、剣との愛が紛い物であることを公にしてしまったからな」
松山
「普通に嫌いだろうよ」
松山
「あいつの意思は半分時空の意思、奴の憎悪がマスコミを動かしてるんだろうな」
匿名A
「そんな………止められないんですか!?」
松山
「おう、その為にたくっちスノーからお前に渡してくれってものがある」
理子
「私に?」
松山はポケットから魂のような炎を取り出す
松山
「かつて俺がカーレッジに付けられた大きな設定、『時空の意思』の設定だ」
松山
「取り出されてどっか行ったのをたくっちスノーが回収したんだよ」
松山
「お前なら別にいいんじゃね?俺より管理は得意だしあいつが信用してる」
松山
「この設定を使えばマスコミも何もかもコントロールすることが出来る、どうだ?」
理子
「…………」