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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*13*
………
バイオ
「ここが任天堂戦士達が休息する世界よ、最初はみんなここに送られるの」
天夢
「俺以外は?」
空束
「そう、今のところお前以外は」
バイオ
「ここでマスターに会って、アンケートをとってその人にとって1番好きなゲームの能力を与えられるの」
天夢
「ふーん………それって、やっぱり被ることもあるのか?例えば【スーパーマリオ】なんかは人気だから挙げる人も少なくないよな」
空束
「マリオは作品数も多い、同じマリオでも、作品ごとに別々の能力を与えられる」
バイオ
「ある人はマリオカートだったり、またある人はマリオパーティだったり」
天夢
「……そうなのね」
天夢達が話をしていると、船はテーブルに切り替わり、近くから料理が運ばれてくる
天夢
「………この船については?」
バイオ
「私も分からない」
空束
「過去の任天堂戦士が作ったもの、そう考える方が自然」
………
出された料理はハンバーグ、パスタと任天堂とは特に関係ない普通のものだった
天夢
「案外そういう系じゃなかったんだな」
バイオ
「そういうのは流石にね………」
空束
「栄養と味、それだけでいい」
バイオ
「マスター辺りが作ってるのかしらねぇ……」
天夢
「………あの、ちょっといいか」
天夢
「さっきから言う任天堂戦士の総本山的な、マスターっていうのはもしかして………」
天夢
「あの、ゲームでお馴染みの大きくて真っ白な……」
バイオ
「え?」
空束
「え」
バイオ
「あっ!あーー!!違う違う!ちゃんとした人、人だよ!」
空束
「腕が、喋るわけないだろう」
天夢
「そっ………そうだよね!!悪かった!!」
空束
「……マスター、マスターといえば」
空束
「お前の想像している、マスターハンドとクレイジーハンドの任天堂戦士は、まだ誰も見ていない」
天夢
「そんな幻の能力があるのか………出来ることも多いし仲間にしたいところだ」
バイオ
「……さて!食べ終わったことだしすぐ出発よ!」
食べ終わった皿は自動的に船の中に入り、変形しながら移動を再開した。
………