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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 灯火の星 スマブラ 
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*14*

…………

天夢
「それで、次はどの世界に向かうんだ?」

バイオ
「【謎の村雨城】よ」

天夢
「そんなゲームあったっけ?」

バイオ
「一応スマブラにも出てるし、今でも度々コンソール化や出演経験の多いベテランゲームよ……」

空束
「あそこは、同じく【謎の村雨城】の任天堂戦士、剣丸が先に向かっていた」

天夢
「村雨城の任天堂戦士か、やっぱり和風なのかな」


バイオ
「何はともあれ、出発よ!」

……………

……………

そして、天夢達は謎の村雨城の世界にたどり着いたが、そこは………
先程居たどうぶつの森の世界のように、見る影もないほどに焼けた跡が………

天夢
「また焼け跡が!?あいつら燃やすの好きだな!」

空束
「どういうことだ」

バイオ
「謎の村雨城の世界が………なんて酷い有様なの………」

天夢
「暗滅教が居ることは間違いないみたいだが、これは………」

バイオ
「………剣丸は!?彼は私たちよりもずっと強い剣士なのに!?」

天夢
「暗滅教に連れ去られた………なんてことがないといいが」



「くっ………ふっ、ふふ、それに関しては問題ないでござる」


天夢
「………えっ、ござる声!?」

バイオ
「あっ………この声は剣丸!よかった、無事だったのね!」

「あまり無事とは言い難いでござるが………今、姿を表すでござる」


風が周囲に集まって、男の姿が浮き彫りになっていった。
………その姿は、体に痛々しい傷が多数あり、左腕が欠けていた


「村雨忍法風車隠れでござる」

空束
「剣丸」

天夢
「貴方が、剣丸さん………」

剣丸
「む………そなたは見ない顔だが………新参の任天堂戦士でござるか?」

天夢
「虎伏天夢……です、バイオ達に助けて貰って………」

バイオ
「それより!!どうしたのその体!?この世界に一体何が………」

天夢
「そ……そうだ!それに片腕まで………」

剣丸
「心配ご無用、拙者この領域に来る以前より隻腕でござる」

剣丸
「と、それどころではなかったでござるな………」

剣丸
「村雨忍法、一夜城」

剣丸が指で文字を描くと、あっという間に煙から小さな城が出来上がる

剣丸
「ひとまずここに」

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