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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*15*
剣丸
「この城なら、隕石でも落ちてこない限り安全でござるが……」
バイオ
「………落ちてきたのね、隕石」
剣丸
「ああ………拙者の考えが甘かったでござる」
空束
「一体、何が居た?」
天夢
「………というより、他に仲間は?」
剣丸
「否、拙者1人で向かっていたでござる」
剣丸
「暗滅教の反応がたった1人故に、数十人居たというどうぶつの森の世界をバイオたちに任せたのでござる」
天夢
「そういう事だったのか………」
剣丸
「だが、さっきも言ったように拙者は甘かった」
剣丸
「そこに居たのは単なる教徒ではない、この世界にいるのは………」
剣丸
「暗滅教の……幹部格だったのでござる」
バイオ
「!?」
空束
「!?」
天夢
「か……幹部、それってめちゃくちゃ強い奴だよな」
剣丸
「その者は誰も見た事ない奇っ怪な能力を使っていた、拙者の村雨忍法は通じず手も足も出なかった………」
剣丸
「この世界の主人公である鷹丸も奴らによって倒されてしまった………」
天夢
「………ゲームキャラなら復活出来るんじゃないのか?」
空束
「それはゲームで倒れた時の話だ」
バイオ
「ゲームキャラも暗滅教みたいなよそ者に倒されたら普通に死ぬのよ………だからいち早く私たちがなんとかしないといけないんだけど」
天夢
「…………それ、めちゃくちゃやばくない?」
剣丸
「暗滅教の反応が消えれば、後はマスターが直してくれるとはいえ………鷹丸なしで何処までやれるか…………」
天夢
「…………」
バイオ
「幹部格なんて………そんなの、私たちだけじゃ無理よ」
空束
「剣丸は負傷、1人は素人、勝算は低い」
天夢
「………だったら、もっともっと任天堂戦士を集めないと!」
天夢
「任天堂戦士は沢山いるんだろ?暗滅教と戦うなら仲間が必要だ!」
天夢
「何なら暗滅教とは別でなにか……何かないのか!?」
剣丸
「何か………ふむ」
剣丸
「あるにはあるが、信用できるか怪しいものでござる」
天夢
「あるのか!?」
バイオ
「げ、それってまさか……」
剣丸
「【光救教】」