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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*38*
天夢
「そうだマスター、気になる事が2つあるんだ」
「………2つもあるのか?」
天夢
「ああ、正直俺もどっちから先に聞けばいいか悩んでいる………よし、こっちにしよう」
天夢
「光救教………あと、適合者について教えてくれ」
「暗滅教の適合者の話は?」
天夢
「それは向こうで聞いた、クロスオーバー能力とかいって、任天堂作品じゃない能力を使えるんだろ?」
「………光救教の適合者は、現状お前一人のみ」
「光輝く神秘の力で世界を守る神、キーラに魅入られた者だ」
天夢
「キーラに魅入られると?」
「暗滅教の適合者は死の寸前に、魂をダーズの元に送られる」
「逆に光救教は、死の間際に力が数倍に膨れ上がり覚醒することが出来る」
天夢
「サイヤ人みたいなものか」
「お前の世界の例えで言えば、そういう事なんだろう」
「そして………光救教とは、暗滅教と同時に生まれ、対になる存在。」
「その目的はキーラの復活………それ以外は語れない」
天夢
「そうなのか………ん、復活?」
天夢
「ダーズもキーラも、元は存在していたのか?」
天夢
「任天堂ゲームにも歴史の教科書にもそんなヤツら聞いたこともないが、一体いつから…………」
「時間だ」
天夢
「うわっ!?」
天夢の視界は再び光に包まれ………
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マリー
「天夢!おい、おきろ天夢!!」
天夢
「あっ!!」
気がつくと天夢はベッドで横になっていた
天夢
「………また、戻ってきたのか」
天夢
「というか、ここは?」
剣丸
「任天堂戦士達の傷を癒す……入院部屋でござる」
天夢
「あっ!」
天夢の隣には剣丸の姿が、彼もベッドの中にいた
剣丸
「………幹部格を相手しただけあって、全員ボロボロでござる、謎の覚醒をしたそなたと、マリーを覗いては」
天夢
「じゃあ俺はどうして………」
マリー
「どうしてって、マルキューぶっ倒した途端フラッと倒れるからだろ!」
天夢
「…………そういうことか」
剣丸
「バイオと空束は別の部屋でござる」
剣丸
「何はともあれ、全員無事に帰ってこれたのでござるよ」
天夢
「…………そうか、それはよかった、助けられてよかった」