完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 灯火の星 スマブラ
*58*
【第17話】
「いざ、邪神の元へ」
天夢
「ダンテ!!」
ダンテ
「天夢君!!行きますよ!!」
天夢
「【ARMS】!!!」
ダンテ
「【クレイジーハンド】!!」
天夢とダンテの腕は何度も交差して伸びて、ぶつかり合う!!
天夢
「俺は………お前の話を聞く限りキーラは許せないし、だからってダーズを見逃せない!!」
ダンテ
「ならどうすると言うのですか!?」
天夢
「決まっているだろ!!」
天夢
「キーラも、ダーズも、両方倒す!!!」
ダンテ
「!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
剣丸
「掲示板はどうでござるか!?」
ブルース
「ダメだ…………全然反応しない!」
マリー
「ちっ………向こうはどうなってんだ!?このままじゃ天夢が…………」
アイゼンベルグ
「………あああああ!!このままじゃ俺たちの人生何もかもおしまいだーーー!!!」
灰路
「こんな時に他の任天堂戦士は何やっているんですか!?」
ギン
「今、F.D.Xっていうのが他の任天堂戦士と戦ってて、皆それの見物しているらしい………」
空束
「どこかしこもやっている事は同じか…………」
バイオ
「天夢君…………」
バイオ
(こんな時に、私たちの力は何の役にも立たないの……?私たちは、世界を守る任天堂戦士なのに………)
バイオ
(いや、世界を守るなんて大義名分自体、ダンテの作り物だったわたし達に………)
天夢
【この星を守りたい!!】
バイオ
(…………それでも!!)
マリー
「任天堂戦士の力じゃ無理なのか………!?」
バイオ
「そうね、無理かもね………」
バイオ
「天夢君も任天堂世界も、地球も守ろうとしている…………」
バイオ
「あの子は………あの子はもう任天堂戦士じゃない、宇宙を相手にしている………」
バイオ
「言うなれば地球戦士よ!!」
マリー
「!!」
剣丸
「ふっ、地球戦士でござるか………」
アイゼンベルグ
「マジいいっす!!感動しました!!あっこれせめてもの気持ち!!今の全財産4000円と小銭です!!」
灰路
「………そうですね、最期に地球抱えるのも悪くありません」
空束
「…………続け、地球戦士共!」
>>
バイオ
「…………そうだ、わたしのキンをあちこちにばら蒔いて…………」
バイオ
「キンを元に灰路君がテレパシーで全方位にメッセージを送って!!」
灰路
「…………分かりました!」
空束
「俺たちは空から、天夢の援護に行く、頼むぞ剣丸」
剣丸
「合点!」
ブルース
「俺たちはもう少し仲間を集めに行こう、行くぞマリー」
マリー
「出遅れんなよ!!」
…………
____そして、物語は別視点から、一人の男が乱入してくる
「えーと宇宙人宇宙人、たくっちスノーが言うにはそいつらが原因らしいけど………」チラッ
「あっ、もしかしなくてもあれかな?」
「………と、よく見たら人らしきものもあるな、ヨッシーのヘリコプターもだけど、聞いてみるか」
「おーーーい!!ちょっとそこの!」
剣丸
「む?何者でござる?今拙者たちは急ぎの用事でなるべく手短に………」
「いやあのさ、俺ちょっとたくっちスノーっていうここの神様から、宇宙人がこの世界攻め込んできてるって言うから………」
剣丸
「…………知ってるのでござるか!?」
「ああ、もしかして相当知られてる?ウチの方は全然知らなかったんだけど」
剣丸
「話はあとでござる!ちょっと、手伝ってれないでござるか!?」
「もちろん、俺はその為に来たからな」
空束
「…………あんた、名前は?」
「俺?俺の名前は…………」
メイドウィン
「シャドー・メイドウィン・黒影、それが俺の名前だ」
空束
「シャドー・メイドウィン・黒影………?」
剣丸
「あれ、そなたもしやひとりでに飛んで………」
メイドウィン
「あ、変かな?なんなら乗せてくけど………多分俺の方が速いぞ?」
空束
「………この際、なんでもいいか、頼もう 」
剣丸
「よろしく頼むでござる」
メイドウィン
「任せな、こいつでひとっ飛びだぜ!!」
メイドウィンは空束と剣丸をかついで、一気にダーズの方へと飛び出していく!!
剣丸
「ところで、たくっちスノーとは誰でござるか?」
メイドウィン
「んー…………この件が終わったら改めて紹介するよ!」
>>
そして、下界は………!!
マリー
「………あっ!!」
クレイジーハンド
「ヒャッハハハハハ!!」
マリー達の前にクレイジーハンドが迫り来る!!
ブルース
「ギガストレート!!」
ギン
「アイスビーム………!!」
ブルースとギンはマリーを後ろに離し、技で迎撃する
クレイジーハンド
「ぎゃああああ!!」
ブルース
「…………スマブラの奴よりは強くないが」
ギン
「この数………どこまで持つかどうか」
マリー
「てか、なんでクレイジーハンドが襲ってきてるんだよ!?一応任天堂側だろ!?」
ブルース
「なんでと言われると…………それは…………だな」
ギン
「たまたまクレイジーハンドに似ているだけの宇宙人」
ブルース
「そう、そんな感じだ」
マリー
「それでいいのかよ…………」
ブルース
「ん?あれは!?」
「うわああああああ!!!」
「助けてくれぇぇええええ!!」
逃げ惑う人物の中には、黒いフードを被った人間も紛れていた
マリー
「おい、あれって…………」
ブルース
「暗滅教の奴らだな………」
ブルース
「おい、お前たち」
「うわっ!?おい、なんなんだあれは!?ダーズ様に一体何が…………」
「ダンテ様もどこかへ行かれてしまった!!」
ブルース
「……………これは、ダンテも自分が宇宙人とは伝えてなかったみたいだな」
マリー
「まぁ、普通は信じねーからな」
「う、宇宙人!!?じゃああいつ、俺たちを騙して…………」
ブルース
「騙すも何も、お前たちは本気で全て滅ぼして闇に変われば救われると思ってたんだろう」
「ま、まさか本当にできるとは思わなくて…………」
ブルース
「お前らはそんな軽い思考で任天堂世界を滅ぼしたのか…………」
「あ、いやそれは………ノリ、というか………あとから元に戻るって知ったから、まあいいや、と思ってさ………」
ブルース
「…………だったら後始末を手伝うんだ!!」
ブルース
「今の状態を見ろ!救われたのか?元通りになったのか!?」
ブルース
「責任を取れ!!今のままじゃ地球は終わりだ!!」
>>
バイオ
「…………行くよ!!キン放出!!」
バイオはキンをあちこちにばらまき、灰路はそれに繋げて超能力を放つ!!
灰路
「…………僕の方も、覚悟を決めました!!」
灰路
【皆さん!!…………聞いてください!!】
灰路
【今、我々は争ってる暇はありません!!】
…………
【見えるでしょう!?あの空が、怪物が、壊されていく任天堂世界が!!】
メイドウィン
「お、何だこの声?」
剣丸
「…………灰路殿」
空束
「始めたな………」
【我々の愛してきた任天堂作品の世界が、あのような存在に破壊されようとしている!!】
【そう!!あの宇宙人の手によって!】
【信じられないかもしれませんが、暗滅教は宇宙人なんです!!】
たくっちスノー
「なんかさっきから煩いな………宇宙人関連は黒影に任せてあるし周囲はシャットアウトさせておくか」
たくっちスノー
「こっちもこっちで忙しいんだよ〜!」ゴロン
【貴方達はなんですか!!!任天堂戦士でしょう!!】
【なら、貴方が1番やるべきことは………あれを食い止めることでしょう!!】
たくっちスノー
「だあっ!!防ぎきれねぇ!」
たくっちスノー
「ちくしょうクレーム入れてやる!!」
………
灰路
「任天堂戦士として………皆さんの選択を」
【うっせぇなおい!!】
灰路
「っ!?超能力が返ってきた!?」
【何がお前のやるべき事は決まってるだ!!勝手に自分たち巻き込むなよ!!】
【暗滅教倒したのもお前ら!!暗滅教に関わったのもお前ら!!自分たちは何もしていない!!】
【自分達は任天堂戦士とは言ったよな!?でもどうせお前ら任天堂戦士とか言いながらやるべきことも分からずブラブラしてた、ニートみたいなものだろ!?】
【任天堂戦士なんて向こうが決めただけで、自分たちは本気で取り組んでねーよ!!やりたい奴だけ、勝手にやってろ!】
灰路
「……………」
剣丸
「………これ、灰路殿の声ではないでござるな」
メイドウィン
「ごめーん、あとでお仕置きしておくから」
メイドウィン
(いや、こういうのって神様であるお前の責任だからね………?)
>>
【………ただし!その宇宙人ってやつのせいで、何もしなかったやつが不幸になっても、自分は知らん!!】
【そいつらが居たら、今まで出来たやりたかったこと何も出来なくなるぞぉ〜?】
【明日から漫画喫茶行けないぞ?コンビニにもカラオケにも行けない、ネカフェでバンガリアオンラインも出来ないぞ!!】
【ハンバーガーも食えない、ラーメンもカレーも、ハンバーグもだ!】
【ゲームだって自分は任天堂じゃなくてソニー派だからいいやとか思ってないよな!?残念このままじゃプレステも消えまーす!】
【まだ遊びたいだろ!?明日も楽しいことしたいだろ!?】
【明日から働きたくねぇとかほざいて親の金で食って野垂れ死になんて出来なくなる!それでもいいのか!?】
メイドウィン
「最後のはなんか嫌だな!」
【それが嫌なら………世界何とか変えてみろー!!】
【いいか!これで失敗したら、何もしなかったお前らのせいだからな!何せ今、全員が当事者だからな!恨み辛みを吐きながら殺し合い生活してろ!】
灰路
「……………」
メイドウィン
(こ、こいつ…………脅しやがった、娯楽という最大の餌で、人々を…………)
剣丸
「な、なんなんでござるか、あれは…………」
メイドウィン
「…………なんというか、その………あのね」
メイドウィン
「あんな奴が君らの世界の神様で、ほんとごめんな…………」
空束
「………えっ?」
メイドウィン
「たくっちスノーの奴………」
…………
ダンテ
「はっ!!」
天夢
「うおおっ、トースター!!」
ダンテ
「っ!!我が左腕よ!!」
天夢
「………っと!!」
天夢とダンテは能力を交わし続け、激突していた
天夢
「流石に、似たような能力を持つと当てるのが困難だな!!」
ダンテ
「…………不思議です、あなたは」
天夢
「ああ、少し変わってるかもな………宇宙人から見れば!」
ダンテ
「いいえ、あなたは………おかしいです、天夢君」
ダンテ
「貴方の心は誰よりも熱く感じるのに」
ダンテ
「どうして………あなたの身体はこんなにも冷たいのですか」
天夢
「………えっ」
END