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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*6*
バイオ
「私はリリーマイナ・バイオニック・千颯、バイオでいいわ」
天夢
「………えーと、人間?なんというか、アニメチックなもので」
バイオ
「ああこれ?私ね、バーチャルユーチューバーって奴でね、これは仮の姿なの」
バイオ
「どういうわけかこの姿で呼ばれただけで、ちゃんと人間だから安心してね」
バイオ
「で、こっちは空束竜騎(そらたばりゅえき)、私のバディ」
空束
「………お前、任天堂戦士か」
天夢
「任天堂戦士……だと思う、聞きたいことは山ほどあるが、まずはそれについて教えてくれないか?」
バイオ
「その前に、貴方はいつからここに?」
天夢
「まだ来て1時間も経っていないはずだ 」
天夢
「ここに来る以前の記憶が曖昧で、何が何だか……気が付いたら謎の声から光だの闇だの言われて、その後ここに」
バイオ
「……………謎の声、そしてここからスタートした?それは間違いない?」
天夢
「ああ、なんかまずかったか?」
バイオ
「こっちの話だから気にしないで、悪いことではないから」
バイオ
「えっと、任天堂戦士についてね」
………
バイオ
「任天堂戦士っていうのは、ここ……任天堂世界っていう世界に召喚された私たちのことを言うの」
バイオ
「ここは任天堂ゲームの世界、世界を歪める存在が現れたから私たちになんとかしてもらいたい……ってマスターが言ってたの」
天夢
「マスター……俺を呼んだ奴かな」
天夢
「あの声はこの世界で生きるための能力を与えてくれた、さっき見せたアレもそうなのか?」
バイオ
「そうそう、私たちは任天堂ゲームの力が使えるのよ……さっきの空束は『ヨッシーアイランド』で私は『くりキン』よ」
天夢
「ということは、俺もなんらかの任天堂ゲームの力が備わっているわけか…………」
空束
「腕が伸びるなら、ARMS………という作品がある」
バイオ
「ああ!確かにそれかもしれないわね」
天夢
「………ARMS、か」
天夢
「教えてくれ、俺はどうすればいい?」
バイオ
「急に言われてもついていけないかもしれないけど」
バイオ
「私たちと一緒に戦って!」
天夢
「………分かった」
END