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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 209ページ)
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*112*
………
その日は来た
ヒューマギアと人間、2人の作曲家は曲を用意し………コンサートにやってくる
コンサート前に或人が行くと、響の姿がそこにあった
響
「久しぶりね………」
或人
「このコンサート、最高のものにしよう」
響
「当然よ、ここからはあたし達の仕事にして勝負」
響
「ここまでの努力をぶつけるわ、今日こそ奏に勝つ!」
響
「というか奏は?」
或人
「今メイク中って………」
響
「メイク………?」
響
「まさか」
「ヒャアアアハッハッハッーーーー!!!!」ギュイイイイーーーン!!!
或人
「!」
イズが運転する車の席が開き………それは現れた
真っ黒なパンク服をまとい
肌を白く染め、マスカラをかけた………
奏の姿が
奏
「社長!準備の方はバッチリだから、早めによろしく!」
或人
「え………あ、はい」
或人
「改めて見るとインパクト凄いなぁ」
響
「あたし今晩眠れないかもしれない」
或人
「というかほっといていいんですか、あのまま舞台裏行っちゃいましたけど」
響
「平気よ………いくらうちのファンでもアレを奏だと思う人は少ないだろうし………」
垓
「随分斬新な手を使いましたね、飛電或人社長」
垓
「奇を衒うつもりですか?」
或人
「ヒューマギアが奏さんのやりたいことを読み取った結果です!」
垓
「やりたいこと………夢ですか」
垓
「そちらも新曲は用意しましたね?」
三木原
「え、ええ…………」
垓
「で、どっちがやります?」
或人
「いきなりヘビメタやるとファンが胃もたれしません?」
響
「胃もたれどころか記憶になんか凄いの植え付けられるんじゃないの」
或人
「分かる、俺もヘビメタが頭でいっぱいで」
或人
「ロックに頭が回らないんです!」
或人
「はい!アルトじゃ〜ないと!」
イズ
「今のは【ろくに】と『ロック』を掛けたギャグです」
不破
「ブホッ!」
或人
「あっ、不破さん!?」
コンサート会場の影に不破の姿もあった
垓
「A.I.M.S.がわざわざ何故?」
不破
「ブ………レイダーっていう野郎が、この辺りに出没するから、見張りだ!」
響
「ねぇ今笑って」
不破
「笑ってない!!」