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MM逃走中 これがワタシのやりたいこと(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 209ページ)
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*90*

84:34

カーレッジ
「心のない男がおかしな話をしようか」

れいか
「突然どうしたのです?」

カーレッジ
「‥‥‥‥天才、というものを知っているか?」

れいか
「類まれなる才能を持って生まれた存在、神童ともいいますね」

カーレッジ
「全ての数値がMAXみたいな‥‥‥」

れいか
「貴方のような?」

カーレッジ
「‥‥‥‥これでも、神を取り込む前は凡人の上程度の実力しかなかったものだ」


カーレッジ
「だがある存在は違った、その存在は生まれながらにして通常の人間を超えるスペックを持っていた」

れいか
「ある存在とは?」


カーレッジ
「全ての始祖、俺の友___【メイドウィン】」

カーレッジ
「彼は飽きっぽいのが難点だが、やらせれば何でも充分成功する‥‥‥‥そんな男だった」



カーレッジ
「もし、天才がこの世界、この場に存在したら」



カーレッジ
「面白くないか?」

そう言うカーレッジを横に、れいかはゴールドチケットを引き抜いた‥‥‥‥




メタルメイドウィン
「気をつけた方がいいよー」


メタルメイドウィン
「私の兄弟機達がコンサート前に逃走者が多いことを学習し始めたよー」



そう、ハンター達も何もしないわけでない、少しづつ、少しづつ活動エリアを変えて逃走者達のテリトリーに近づいていく‥‥‥





ルイージ
「そろそろ行こうかな‥‥‥‥」


ハンター
「!」シュババ


ルイージ
「あっ!いつの間に‥‥‥‥」

気がつく前に、背後を取られる

84:11
ルイージ 確保
残り37人


‥‥‥‥

たくっちスノー
「やっべ‥‥‥‥確保され始めたな」

きくらげ
「気をつけた方がいいっぽい?」

たくっちスノー
「いいっぽい」

BLACK
「まぁそれでも行くんだけどね」

たくっちスノー
「ごー」

‥‥‥‥

霊夢
「ねぇ、あんたってロボットなのよね」

AI
「そうだなぁ‥‥‥今の体はロボットみたいなものだが、正しくはAIかな」

霊夢
「どっちでもいいわよそんなの、そういうのって人工だから人間とはちょっと違うのよね?心とか」

AI
「俺らイグニスは人間をある程度再現出来てはいるんだけどなー」

霊夢
「へー‥‥‥それって‥‥‥‥」


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