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作者： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 209ページ）
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生ブスカジ
「え？つまりアレですか？」
生ブスカジ
「私あの人がジャンケン弱すぎるせいでここにいるんですか？」
カーレッジ
(‥‥‥‥‥そう、つるぎちゃんという存在について、俺は今の今まで全キャラに隠していた秘密がある)
カーレッジ
(つるぎちゃんは‥‥‥‥ありとあらゆる面で才能がない、いや一周まわって才能とも言える‥‥‥)
カーレッジ
(無敗ならぬ無勝の英雄なのだ‥‥‥‥)
カーレッジ
(正直俺やロズムントがいなければ旅でどうなっていたか分からないものだ、よく霊に勝てて転生出来たと不思議に思う)
カーレッジ
(まぁそのダメダメさが愛くるしいし、俺が惚れた理由な以上‥‥‥‥なんとも言えないが‥‥‥‥)
カーレッジ
(正直ルミナに遺伝してなくて良かったと思うくらいだ‥‥‥ん、待てよ？)
カーレッジ
「おい、たしかお前はなこと言ったな」
はなこ
「え？」
カーレッジ
「お前、鑢七実とジャンケンしてこい」
はなこ
「え！？わたしもジャンケン弱いよ勝てないよ！」
エイジア
「じゃんけんって完全な運ゲーだからな‥‥‥こればかりはオーラでも何ともできない」
カーレッジ
「負けてもいい、2回戦えば次は勝てる」
生ブスカジ
「その度に私みたいな犠牲増えてんの忘れてません？」
ヴァン
「逆恨みするようなケツの小さい野郎がいねぇだけマシだろ」
霊夢
「それはそれとして逃走者の立場で考えると生贄にはなりたくないけど、ランダムでよかったわ」
剣
「じゃんけーん！」
たくっちスノー
「ストップ！！もうやめてくれ！！」
たくっちスノー
「これ以上戦っても悲しみしか生まない！！やっても無駄なんだ！！」
草餅
「たかがジャンケンで関係が拗れて敵対関係になった幼馴染みたいな言葉出てくるの草生える」
はなこ
「じゃ、じゃんけん！」
七実
「‥‥‥‥」ｽｯ…
はなこ
「負けた〜！」
ラビ
「せっかく生き残ったのに！！」ﾄﾞｽｯ
カーレッジ
「怯むな！もう1回だ！」
はなこ
「じゃ、じゃんけん」
七実
「ｸﾞｰ」ﾌﾞﾝｯ
ﾎﾟｷｯ
七実が勢いよく突き出したグーではなこのちょきは突き指した
はなこ
「あ〜っ！！」
きくらげ
「これマジ？」ﾄﾞｻｯ
カーレッジ
「よし、これで勝ち筋は見えた」
たくっちスノー
「勝ち筋が見えるまでの犠牲が多すぎるわ馬鹿！」