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MM逃走中 これがワタシのやりたいこと(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 209ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 もう1つのゼロワン編 ダンガンロンパ 
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*203*

………


シュンP
「本来とは違うゼロワンの歴史、か」


シュンP
「滅亡迅雷.netが残っているだけ、じゃない」

シュンP
「カーレッジは滅と関わりがある………魔トリョーシカもそうだろう」

シュンP
「…………もしそれなら」

シュンP
「天津垓も、単なる存在ではないだろう」

…………
一方、飛電或人たちは………



滅の中に、昔のメモリーが蘇る

まだカーレッジが【メイドウィン】で、魔トリョーシカが【ドーラ】だった頃の記録


ドーラ
「ふーん、人間を滅ぼすねぇ」



「そうだ、いずれはお前さえも滅ぼし………ヒューマギアだけの世界を作る、それがアークの意思だ」

ドーラ
「アーク、か………それで?アークはその後はどうする気なの?」

ドーラ
「人間を滅ぼして、ヒューマギアがヒューマギアを作るの?」


「そうだ」

ドーラ
「なら、行く行くは君たちは滅ぶ」

ドーラ
「__ボク達生物にあって、ヒューマギアにないもの、分かるかい?」


「なんだそれは?」


____




「完成したな」


「うん、あのプロジェクトから離れてもう数年経って………遂に完成した!これでヒューマギアだけの世界が作れるんだね!」


「…………これが、生物にあってヒューマギアにないもの、か。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

或人
「……………」


「この勝負、負けたのはあくまで人選ミス」


「次こそは1000%zaiaの勝利となるでしょう」


そう言って垓は去っていく

…………

或人
「ヒビク、お疲れ様………もちろん、奏さん達も」


「今回は色々とお世話になりました」


「…………ありがと」

或人
「え?」


「まーちゃんのおかげで、ファンのみんなは怪我もしなかった」


「あのヒューマギア最高よ!悪口は言わないし尽くしてくれるし」


「社長が用意してくれたマネージャー型ヒューマギア、大事にしていきますね」


「………それとは別で、ダサくないって言ってくれたこと、ありがとう」



「あたし絶対、何があっても奏の事諦めないから!」



「あたしと奏、しばらくこの世界に滞在するわ………今のところ仕事もないし」


「えっ?」


「じゃあまた!ふーちゃんにもよろしくね、ひーちゃん!」




或人
「…………ひーちゃんと、ふーちゃん?」







或人
「もしかして…………俺と不破さんのこと!?」

…………



「あっ!」


「どうしたのお姉ちゃん」


「zaiaに忘れ物してきた………すぐ戻るから!」


………

〜zaiaエンタープライズ〜



「あったあった…………」



「社長、よろしいですか?」


「何か?」

響が荷物を取りに行くと、向こうから刃と垓の声が聞こえた


響は好奇心で、ゆっくりと扉に耳を当てる



「これは技術科のある人物のパソコンに入っていたプロジェクトのデータです」


「世界を変える秘密………と記されています」


「私はこんなもの指示した覚えはありません」


「その人物に尋問は?」


「社長が全てを知っていると言いました」


「そうか…………そろそろ打ち明けてもいい頃合いだろう」




「唯阿、zaiaエンタープライズの技術はいかにしてなし得たと思う?」


「それは………社長の技術です」


「では、その技術はどこから得たものだと思う?」


「それは…………」


「答えは時空だ」


「はい?」



「私はね………昔」



「【時空監理局】に所属していた」



「?」



「時空………監理局、名前だけは聞いたことがありますが」


「私はそこでも実績を残していた、組長にはなれなかったが特別なプロジェクトを回された」


「私についてきた者も優秀でね………去る時に部下をzaiaに引き抜きさせた」


「レイドライザーはその時の副産物だ」


「レイド………ライザー………?」




「まさか、あの時使っていたあれは………レイダーは!?」


「仮面ライダーのシステムの量産型、それを一部に回したのは私だ」


「最も、三木原は期待はずれな男だったが」


「なぜそんな真似を!?」



「何故?野心だよ」


「野心‥‥‥!?」


「私には知恵がある、技術がある、カリスマもある、そして‥‥‥‥」


「サウザーという力も手に入れた1000%の存在、だが‥‥‥‥‥」



「私の存在はこの国に収めておくには、あまりにも狭すぎる」


「そう‥‥‥全世界を統べる大企業、zaiaの本社‥‥その椅子こそが私の場所」




「だが、他の無能な社長達は私の言葉に耳を傾けることすらしなかった」




「彼らは知ることになる」


「私という存在と、レイドライザーとザイアスペックの技術‥‥‥そしてプロジェクトが完成すれば」


「私はzaiaを我が物にできる」


「そして世界は私の計画の元に繁栄に向かっていく!」




「その為には‥‥‥‥ヒューマギアは邪魔だ」


「兵器としての運用価値はない上に、自我という厄介なものをもっている」


「この勝負に勝ち、飛電諸共全てを廃棄する」



「‥‥‥‥それは」



「zaiaに‥‥‥いや、世界に戦争を仕掛ける、ということですか‥‥‥?」




「心配することは無い‥‥‥‥勝つ確率は1000%、あとはプロジェクトのみ」


「君も技術顧問として開発を急がせろ」


「‥‥‥‥‥承知、しました」




ギイイ

扉が開く音が‥‥‥響き、垓と刃は気配に気付く




(やばいやばいやばいやばいやばい)



(おかしいわよ、イカれてるわよ、あいつ!!)


(奏‥‥‥どうしよう、奏!!)

だが、荷物を引っ張ってかけ出す響にとってはそれどころじゃなかった



「追いかけますか?」



「放っておけ‥‥‥‥」







「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥‥」




「たすけて‥‥‥‥!!」




「彼女はただのアイドル‥‥‥私を止める力は、どこにもない」




天津垓の計画を1人抱えて‥‥‥‥響は走る



飛電或人と天津垓の世界とヒューマギアをかけた勝負

この戦いに大きく関わることになろうとは


今の音ノ小路姉妹は知る由もない。


(シルエッティングゼブラ、バーニングファルコン、フィフティバルカンのプログライズキーが閉まる)


【これがワタシのやりたいこと 完】
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次回!仮面ライダーゼロワン!



或人
「次の勝負は桜まつり屋台勝負‥‥‥!!」

屋台で料理対決!

「ここが、あいつの言っていたところか」
「次回予告でも暴れるで!」
「いざ‥‥‥!!」

メモリアルライダー大集合!

「私は愛と子供とラーメンの味方!坦々仮面!」
「‥‥‥‥‥」
新・メモリアルライダーも登場!


「ここがゼロワンの世界か」

ソウゴ
「なんか、いける気がする!」

カルマ
「‥‥‥我々と違う未来の世界」

ディケイド、ジオウ、フォルテも参戦!?




「人類を滅ぼし、ヒューマギアの世界を作る」

滅亡迅雷.netの侵略!


「久しぶりだね、滅‥‥‥!!」


次回
MM逃走中【ゼロワンifルート】
episode2
「オレが正義の仮面ライダー祭」

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