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*28*
~メルセデスホスピタル~
弘司
「ひとまず病院内を探索だ、何かヒントになるものでもあればいいが」
晴香
「不意打ちって出来る?」
那雄宏
「ぜってー無理だな...お前の手術中に見たがあいつは手榴弾...あとペッパーボックスピストルってのを持ってやがる」
晴香
「じゃあ戦えるんだ...さすが十黒柱疑惑...」
弘司
「さながら『治療王』といったところか...厄介だな」
「ぶっぽるぎゃるぴるぎゃっぽっぱぁーっ!!!」
晴香
「!?」
冴子
「病室から悲鳴が!!それも川越市でしか聞かないようなタイプの!」
那雄宏
「ちょっと覗いてみるわ」
...
ナイチンゲール
「親知らずの切除はこれが一番手っ取り早いです」
誠
『あああああああああああ!!』
那雄宏
「ひ、ひでェーッ!!ドリルで削ってやがる!!抜けよ!!」
ナイチンゲール
「痛みは生命反応の証です、しっかりと味わって...」
...
晴香
「どうだった?」
那雄宏
「歯を削ってた」
弘司
「歯で悲鳴を挙げるのは普通だな」
晴香
「普通で済ませていいの?」
ナイチンゲール
「どいてください」
那雄宏
「へぶあーっ!!」
実況
『なおひろくん ふっとばされた!』
ドクターマリオ
『いや、病室の扉にもたれるからだろ』
晴香
「は、速い!あっというまに隣の病室に!」
弘司
「まさか手当たり次第で治療しているのか!?」
ナイチンゲール
「緊急治療!」ボッ
『あっ、熱っ!!熱い...あっついねん!!(関西弁)』
冴子
「一体どんな治療を...!?」
晴香
「...さて、大怪我だとどうなるのかっていう話だけど、ただ切り傷だけじゃあっという間に治しそうね」
冴子
「...な、なんで私の方を見るんですか」
晴香
「ごめんね」
冴子
「ご、ごめんって何をする気ですか!!晴香さん!!晴香さんっ!!」
トウマ
『十分後』
受付
「また君か壊れるなぁ」
晴香
「今回は本当にヤバいんです!」
受付
「わざとでしょ?」
晴香
「それはまぁ否定しませんが、これ院長さんに」
冴子
「」チーン
受付
「ナニコレ?」
晴香
「さっきまで冴子だったもの、別称ハンバーグです」
師匠
『ハ
弘司
「これがハンバーグならバーニィだってハンバーグになるぞ」
???
『ミンチよりひでぇや』
那雄宏
「これで生きてる(公式設定)んだからすげぇよこいつ」
受付
「いや、これは流石に無理でしょ」
ナイチンゲール
「失礼」ガシッ
受付
「やる気なの!?」
晴香
「神出鬼没ね」
弘司
「本来ナイチンゲールは看護婦のはずなのにな」
那雄宏
「『キャラ設定すらまとまってねぇのに忠実もクソもあるか』ってことだな」