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*96*
眞子
「それで、なんで静岡県に?」
晴香
「冴子の言うクリーニング屋が興味深くて……」
眞子
「人ならざるものですか?」
弘司
「知ってたのか?」
眞子
「私もだいたい同じ理由で乗ってますから………それにしても」
蟷螂
「…………」
聖
「Zzz………」
魔理沙
「オエッ酔ってきた、箒より速い乗り物乗ったことないんだよ」
早苗
「だらしないですね」
アライさん
「空飛んでるのだ!」
フェネック
「窓は開けないでね〜」
眞子
「随分………賑やかになりましたね」
那雄宏
(全部クローンだけどな)
眞子
「そういえば、なんでこんな壮大なことしてるんですか?」
晴香
「え?」
眞子
「最初は確か私を捕まえた生物兵器の情報を集めるために忍者の里に行って」
晴香
「ああ、最初の目的は生物兵器の情報探しだっけ、それで十黒柱を元凶として……」
眞子
「何を根拠に?」
晴香
「え? 」
眞子
「決めつけるには早いような気もしますけど」
晴香
「そうは言われても………」
弘司
「眞子、お前も十黒柱の情報を集めていたじゃないか」
眞子
「それはまぁそうですが………なんでしょう、何か引っかかるんですよね」
晴香
「そうね」
晴香
(私たちの目的は世界征服の為に邪魔になる十黒柱を全て倒すこと………になっている)
晴香
(でもなんだろう………何かか欠けたようなこの気分は)
晴香
「ねぇ、松山」
那雄宏
「なんだよ」
晴香
「このままでいいかな?間違ってないかな?」
那雄宏
「はあ?エージェントがんなこと気にしてどうすんだよ、手当り次第ぶっ殺してりゃいいんだよ」
晴香
「………うん、それもそうね」
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〜静岡県〜
ザアザアザアザアザアザア
晴香
「さっむ!!!」
眞子
「な、なんでこんなひどい大雨に!?天気予報だと晴れだったのに!!」
アライさん
「うええええええええ!!」
マクスウェル
「くそっ!召喚本が濡れるだろ!」
カイオーガ
『俺の仕業ちゃうぞ』
グラードン
『俺来ようか?』
レックウザ
『やめようね!』
眞子
「こ、これは………クリーニング屋をより好んでる暇なんてないですよ………」
晴香
「雨をしのげる場所を探さないと!」
冴子
「はい………」
那雄宏
「ブエックシッ!!」