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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*2*

【序章】
【メモリアル・ライダーワールド】

「目覚めよ…………目覚めよ、常磐ソウゴ」

ソウゴ
「う、うーん………あと30分だけ………」


「良いだろう、30分待ってやる」


〜30分後〜

ソウゴ
「う〜ん………そろそろ朝ご飯の時間かな」


「悪いが、今この場所に朝は無いのだ」

ソウゴ
「え…………ええっ!?」


目が覚めたソウゴはクジゴジ堂ではなく、真っ白な謎の空間に居た

ソウゴ
「夢じゃないのか………?ここは一体」


「しっかり30分伸ばして目覚めるとは、流石魔王といったところか」

ソウゴ
「誰!?」

「今出る」



真っ白な空間の床部分から、真っ白なマントにカラフルな色のグローブをした存在が姿を表す

「私の名は仮面ライダージーク、時空を超える仮面ライダーである」

ソウゴ
「時空を超える………?それって、仮面ライダーディケイドみたいな?」

ジーク
「ディケイドとは真逆の位置にある、奴は世界を亡きものにする【世界の破壊者】私は仮面ライダーの世界を作り出す【世界の創造者】」

ソウゴ
「創造者………それで、俺に何の用?」

ジーク
「将来の君、オーマジオウがジオウより先の仮面ライダーを封印したことは知っているだろう」

ソウゴ
「えっ、現れていないとは聞いてたけど………封印してたの!?」

ジーク
「我々から言わせるとそうなる、だが君の存在によって封印に綻びが生まれ、新たな仮面ライダーを作り出すための力が溢れ」

ジーク
「世界中………いや、あらゆる世界、地帯、場所に仮面ライダーという存在が現れた」

ジーク
「君の知る歴史の何倍ものの数だ」

ソウゴ
「そ、そんなに!?」

ジーク
「そこで仮面ライダージオウである君に増えすぎたライダー達を継承してもらいたいのだ」

ソウゴ
「継承………そんなのでいいの?」

ジーク
「ああ、これは君だけにしか出来ない仕事なんだ………頼んでくれるかい、最高最善の魔王」

ソウゴ
「分かった、俺もその仮面ライダー達に興味があるし………やるよ」

ジーク
「感謝する、常磐ソウゴ………」


ジーク
「ひとまず、君の住む世界へ返し、改めて迎え入れよう」


ジーク
「ようこそ、仮面ライダーの時空へ…………」

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