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*2*
【序章】
【メモリアル・ライダーワールド】
「目覚めよ…………目覚めよ、常磐ソウゴ」
ソウゴ
「う、うーん………あと30分だけ………」
「良いだろう、30分待ってやる」
〜30分後〜
ソウゴ
「う〜ん………そろそろ朝ご飯の時間かな」
「悪いが、今この場所に朝は無いのだ」
ソウゴ
「え…………ええっ!?」
目が覚めたソウゴはクジゴジ堂ではなく、真っ白な謎の空間に居た
ソウゴ
「夢じゃないのか………?ここは一体」
「しっかり30分伸ばして目覚めるとは、流石魔王といったところか」
ソウゴ
「誰!?」
「今出る」
真っ白な空間の床部分から、真っ白なマントにカラフルな色のグローブをした存在が姿を表す
「私の名は仮面ライダージーク、時空を超える仮面ライダーである」
ソウゴ
「時空を超える………?それって、仮面ライダーディケイドみたいな?」
ジーク
「ディケイドとは真逆の位置にある、奴は世界を亡きものにする【世界の破壊者】私は仮面ライダーの世界を作り出す【世界の創造者】」
ソウゴ
「創造者………それで、俺に何の用?」
ジーク
「将来の君、オーマジオウがジオウより先の仮面ライダーを封印したことは知っているだろう」
ソウゴ
「えっ、現れていないとは聞いてたけど………封印してたの!?」
ジーク
「我々から言わせるとそうなる、だが君の存在によって封印に綻びが生まれ、新たな仮面ライダーを作り出すための力が溢れ」
ジーク
「世界中………いや、あらゆる世界、地帯、場所に仮面ライダーという存在が現れた」
ジーク
「君の知る歴史の何倍ものの数だ」
ソウゴ
「そ、そんなに!?」
ジーク
「そこで仮面ライダージオウである君に増えすぎたライダー達を継承してもらいたいのだ」
ソウゴ
「継承………そんなのでいいの?」
ジーク
「ああ、これは君だけにしか出来ない仕事なんだ………頼んでくれるかい、最高最善の魔王」
ソウゴ
「分かった、俺もその仮面ライダー達に興味があるし………やるよ」
ジーク
「感謝する、常磐ソウゴ………」
ジーク
「ひとまず、君の住む世界へ返し、改めて迎え入れよう」
ジーク
「ようこそ、仮面ライダーの時空へ…………」