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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*3*

ソウゴ
「…………あれ?」

またソウゴが気がつくと、クジゴジ堂の入口前

ゲイツ
「ジオウ、お前こんな所で何している?」

ソウゴ
「あれ、ゲイツ………あれ?俺一体」


ゲイツ
「寝ぼけているのか?急に外に出たかと思えば立ちっぱなしで………誰かに見られたら怪しまれるぞ」

ソウゴ
「ごめんごめん」

…………

ソウゴはテーブルに座り、ウォズ、ツクヨミ、ゲイツに話す

ウォズ
「仮面ライダージーク?」

ソウゴ
「そう、その存在によるとオーマジオウが封印してきた仮面ライダーの記録が解き放たれて、沢山のライダーが誕生したって………」

ツクヨミ
「そんな名前の仮面ライダー、聞いたことも見た事もないわ………」

ゲイツ
「ディケイド………門矢士と対極の存在ということはろくな奴じゃないだろう」

ソウゴ
「でも俺、ジークに放出された仮面ライダーを継承してって頼まれたんだよね」

ツクヨミ
「…………はあ!?」

ゲイツ
「お前、どういうつもりだ?」

ゲイツはソウゴの前に詰寄る

ソウゴ
「い、いやだってジーク困ってそうだったし」

ゲイツ
「お前が新しい力を継承すれば、オーマジオウにも反映される事を忘れたのか!?」

ウォズ
「しかし、私としても新たな仮面ライダーというのは非常に興味深い」

ウォズ
「過去に現れたシノビやクイズ、そして白ウォズといった者達のように………何か我々にも関わる者がいる可能性もある」

ソウゴ
「この件、ヨウコに伝える?」

ゲイツ
「久しぶりにヨウコ達の船から帰ってきたばかりだというのに、また騒動扱いして乗り込ませるつもりか?」

ウォズ
「ライダーの事件は、ライダーである我々だけで終わらせればいいのです、我が魔王」

ソウゴ
「そっか、じゃあそれでいっか」

ツクヨミ
「不安ね………でもそれ、タイムジャッカーは知ってるのかしら?」


ジーク
「タイムジャッカーが関わる可能性は高い」


クジゴジ堂の扉からジークが現れる

ソウゴ
「ジーク!ほら、この人が例の」

ゲイツ
「こいつが仮面ライダージーク………例の創造者とやらか」

ジーク
「タイムジャッカーには我々も手を焼いていてね………」

ツクヨミ
「どこまで知っているの?」

ジーク
「そちらが知っていることは全て、といったところだろう」

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