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*3*
ソウゴ
「…………あれ?」
またソウゴが気がつくと、クジゴジ堂の入口前
ゲイツ
「ジオウ、お前こんな所で何している?」
ソウゴ
「あれ、ゲイツ………あれ?俺一体」
ゲイツ
「寝ぼけているのか?急に外に出たかと思えば立ちっぱなしで………誰かに見られたら怪しまれるぞ」
ソウゴ
「ごめんごめん」
…………
ソウゴはテーブルに座り、ウォズ、ツクヨミ、ゲイツに話す
ウォズ
「仮面ライダージーク?」
ソウゴ
「そう、その存在によるとオーマジオウが封印してきた仮面ライダーの記録が解き放たれて、沢山のライダーが誕生したって………」
ツクヨミ
「そんな名前の仮面ライダー、聞いたことも見た事もないわ………」
ゲイツ
「ディケイド………門矢士と対極の存在ということはろくな奴じゃないだろう」
ソウゴ
「でも俺、ジークに放出された仮面ライダーを継承してって頼まれたんだよね」
ツクヨミ
「…………はあ!?」
ゲイツ
「お前、どういうつもりだ?」
ゲイツはソウゴの前に詰寄る
ソウゴ
「い、いやだってジーク困ってそうだったし」
ゲイツ
「お前が新しい力を継承すれば、オーマジオウにも反映される事を忘れたのか!?」
ウォズ
「しかし、私としても新たな仮面ライダーというのは非常に興味深い」
ウォズ
「過去に現れたシノビやクイズ、そして白ウォズといった者達のように………何か我々にも関わる者がいる可能性もある」
ソウゴ
「この件、ヨウコに伝える?」
ゲイツ
「久しぶりにヨウコ達の船から帰ってきたばかりだというのに、また騒動扱いして乗り込ませるつもりか?」
ウォズ
「ライダーの事件は、ライダーである我々だけで終わらせればいいのです、我が魔王」
ソウゴ
「そっか、じゃあそれでいっか」
ツクヨミ
「不安ね………でもそれ、タイムジャッカーは知ってるのかしら?」
ジーク
「タイムジャッカーが関わる可能性は高い」
クジゴジ堂の扉からジークが現れる
ソウゴ
「ジーク!ほら、この人が例の」
ゲイツ
「こいつが仮面ライダージーク………例の創造者とやらか」
ジーク
「タイムジャッカーには我々も手を焼いていてね………」
ツクヨミ
「どこまで知っているの?」
ジーク
「そちらが知っていることは全て、といったところだろう」