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*21*
白湯
「オラオラオラァ!!ライダー天地湯切り!!いっちょあがり!!」
ソウゴ
「おーっと完全に茹で上がったー!!」
士
「お前ノリノリだな」
ゲイツ
「こんな事で継承なんか出来るのか‥‥‥‥!?」
士
「さて、次は具材作りに取り掛かるが‥‥‥‥」
士
「白湯ラーメンの具でよく見かけるものといえばなんだ?」
三太夫
「めいっぱいの‥‥‥‥」
白湯
「白髪ネギだぜ!!」
白湯と三太夫はネギを取りだし、白湯は豪快に‥‥‥‥三太夫はゆっくりとしなやかに
白湯
「ライダーサウザントスラッシュ!!」ザクザクザクザスザクザク
三太夫
「そう包丁を乱暴に振り回すな‥‥‥‥悪くなるだろ」スーーーッ
白湯
「イヤッハァ!!」
三太夫
「叉焼(チャーシュー)の切り方も雑だ‥‥‥肉とは薄く、それでいて歯ごたえが良く!」ドンッ!!
三太夫
「‥‥‥‥そして、卵を添える」
ソウゴ
「いよいよお待ちかね‥‥‥‥スープ!!」
白湯
「13代目白湯のスープはなんでも取り入れた雷が落ちるスープ!!」
白湯
「鶏ガラに豚骨はもちろん、南瓜にニンニク、鷹の爪!仕上げにプロテインを注げば‥‥‥‥」
ゲイツ
(あんなの入ってたのか!?)
三太夫
「‥‥‥‥‥‥‥ジジイ、スープ借りるぞ」
三太夫は鍋の中に粉を入れていく‥‥‥‥‥
「「完成!!」」ドンッ!!
ソウゴ
「いっただきまーす!」
士
「ふむ‥‥‥‥」
おじさん
「ズズズ‥‥‥‥」
3人は黙々と2つのラーメンを食べていく
ゲイツ
「ま‥‥‥‥まずい、俺達も腹が‥‥‥‥」
ツクヨミ
「耐えるのよ‥‥‥‥ゲイツ‥‥‥!!」
ソウゴ
「‥‥‥‥やっぱり、確信したよ」
士
「ああ」
ソウゴ
「仮面ライダー白湯に相応しいのは‥‥‥‥」
三太夫
「‥‥‥‥」
白湯
「フッ‥‥‥‥勝ったな」
ソウゴ
「アンタだ、白湯三太夫」
三太夫
「‥‥‥‥!」
白湯
「はい!!!?」
士
「服の中に違和感はないか?」
三太夫
「違和感?‥‥‥なんだこれは?」
三太夫がポケットを探ると、中にライドウォッチとライダーカードが
士
「これが真の【仮面ライダー白湯】の姿か」