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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*69*

壱姫
「………そ、それだけではない、今までのデータとは段違いじゃ、これが………オリジナル・サムライ!?」


壱姫
「止まれ、信吉!」

千国
「…………?」

ジオウ
「今だ………!!」

【ジオウII!】


ジオウ
「再変身!」

【『ライダー Time!』】
【仮面ライダー!】『ライダー!』

『ジオウ!』【ジオウ!】【『II!!』】

ジオウII
「行くぞ!!」

壱姫
「待て!!」


ジオウII
「え?」


壱姫
「えーと………【オーマジオウ】だったか?このブレインマシーンからはそういう名前が出てきたが」

壱姫
「ちょっと、わらわと話をしてくれぬか?」

ジオウII
「…………俺はオーマジオウじゃないよ、常磐ソウゴだ」

壱姫
「ソウゴか、配下も座れ」

ゲイツ
「誰が配下………ちっ」


…………

壱姫
「オリジナル・サムライは過去に起きた大きな戦いで殆ど死滅した」

壱姫
「だから、死体を掘り起こしたりパーツを組み合わせてサイバーサムライを作ることで人類はどうにか生きながらえて来たが」

壱姫
「ここ数年、その進化も限界が近づいてきた」

壱姫
「だからわらわは数少ないオリジナル・サムライのデータを拝借し、また人類を作ることを目的としていた!生きるために!」

ソウゴ
「ジパング統一は?」

壱姫
「わらわの手中にしておけば、サムライも探しやすいじゃろ」

ソウゴ
「なるほど」

ジーク
【……それで、継承の話は?】

ソウゴ
「あれ?ジーク居たんだ」

ジーク
【居たんだは酷くないか?メモリアルライダー集める気あるのか?】


「おい、ジーク」

ジーク
【………門矢士も居たのか!?】



「お前、ジオウにメモリアルライダーを継承させてるのはどういうわけだ?」


「平成ライダーの奴らみたいにライダーとしての歴史が消えるならともかく、あいつらは今も平然としている」


「こんなことが時空の修正になるのか?」

ジーク
【…………】

ソウゴ
「ジーク?」


「ジオウ、こいつ借りるぞ」

ソウゴ
「え!?ちょっと!?」

ウォズ
「ご心配なく、換えのドライバーはこちらに」スッ…

ソウゴ
「ウォズ一体何個持ってるの!?」

【前編 終】

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