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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*71*

………

壱姫
「遺伝子、体液、骨組み」

壱姫
「それに感情と人類の記憶まで、わらわが求めていたものが全て揃った!」

壱姫
「信吉!今から全てお主に取り付けるぞ!」

信吉
「……御意」

信吉
「お前が求めていたものは、これか?」


信吉は壱姫に手を掴まれながら、ウォッチを投げ飛ばす

ソウゴ
「あ、ウォッチゲット!」

ゲイツ
「だがジークはいないぞ?」

ソウゴ
「んー、一旦クジゴジ堂に戻る?」

ゲイツ
「そうだな、連続で世界を跨いだから疲れてきた………」

ウォズ
「戻るとしよう」

ソウゴ
「さよなら、千国!壱姫!そっちもいい姫になってね!」

………

壱姫
「あの記憶な、1000年くらい前だったんじゃ」

信吉
「1000年」

壱姫
「…………また会えるかのぅ、ソウゴに」

信吉
「分かりません」

信吉
「でも、もしかすれば、姫がそれを望むならば…………」

………

クジゴジ堂に戻ってきた一同は晩御飯を食べながら会話をしていた

ソウゴ
「それでねおじさん、美味しい白湯ラーメンの屋台に行ったり………」

ウォズ
「小さな村で田舎気分を味わったり………」

ゲイツ
「道場で修行したり………」

ツクヨミ
「忍者に会ってきたわ」

順一郎
「色んなところ行ってきたんだねぇ〜」

ソウゴ
「………ねぇ、おじさん」


ソウゴ
「しばらく留守にしててごめんね」

順一郎
「大丈夫大丈夫、こうしてたまに帰ってきてくれるだけでも嬉しいから」

順一郎
「どうなの?王様になる道は」

ソウゴ
「うん、順調だよ………それから………」


ピンポーン

順一郎
「あれ?こんな夜遅くにお客さん?」

ソウゴ
「俺見てくるよ!」


………

扉を開けると、そこに居たのは………

オーマジオウ
【この時計屋を見るのも、久しぶりだな】

ソウゴ
「オーマジオウ!?なんでここに!?」

オーマジオウ
【メモリアルライダー………つい先程、壱姫という存在が私の記憶を覗いたようでな………】

オーマジオウ
【そこから、若き頃の私が何をやっているのかを突き止めた】

オーマジオウ
【仮面ライダージークについてだが…………】


オーマジオウ
【メモリアルライダーのウォッチは絶対に奴に渡すな】

ソウゴ
「え!?」

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