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*72*
ゲイツ
「ジオウ、いつまで話してる?」
ウォズ
「晩御飯が冷めてしまいますよ?」
ソウゴ
「あっそうだった………ごめん、また後でね」
オーマジオウ
【ああ】
………
ツクヨミ
「オーマジオウがジークにウォッチを渡すなって!!?」
ゲイツ
「そうか、奴はライダーを封印した元凶………ジークのことを何か知っていてもおかしくない」
ウォズ
「しかし、我が魔王自らこの時代に現れるとはなんの考えがあって………?」
……
オーマジオウ
【………若き頃の空は、こんなにも澄ました色をしていたのだったな】
オーマジオウ
【オーマジオウを何回繰り返しても】
オーマジオウ
【この空だけは忘れない】
ソウゴ
「おまたせ」
オーマジオウ
【来たか】
ソウゴ
「ジークにウォッチを渡すなってどういうこと?」
オーマジオウ
【ディケイドから、ジークは創造者ではないと聞いているな】
ソウゴ
「それって本当のことなの?」
オーマジオウ
【ジークはお前が集めてきたメモリアルライダー同様、固有の世界に住むどこにでもいるライダーの1人に過ぎない】
オーマジオウ
【戦闘力も破壊者と並べられるものでは無い、それも知っているだろう】
ソウゴ
「刀龍の時だね」
オーマジオウ
【だが………ここ暫く、原理は私にも分からないのだが】
オーマジオウ
【奴の力が急激に強くなっていくのを感じられた】
オーマジオウ
【あれは…………そう、時空】
ソウゴ
「時空?」
オーマジオウ
【そうだ、時空規模のエネルギーがジークの中に入っていくのを感じた、これは】
ソウゴ
「なんか………いけない気がする………」
オーマジオウ
【ジークは危険だ、奴は今正常な状態ではない………】
オーマジオウ
【何かあればお前がジークを倒すのだ、若き頃の私よ】
オーマジオウ
【まぁ………それはそれとして、私やお前が原因となって生まれたメモリアルライダーはまだ沢山いるが】
ソウゴ
「ジークの件が終わったらちょっとずつ集めるよ」
オーマジオウ
【分かった】
…………
ソウゴ
「オーマジオウと話してたらもうねる時間だよ………」
ソウゴ
(でも………ジークが時空の力を?それって時空犯罪者ってことか………?)