コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 俺のトモダチは不思議ちゃん
- 日時: 2010/08/05 17:08
- 名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)
▼comment
忙しいので休日ぐらいしか
更新できないと思いますが、
頑張りたいと思いますヽ($≧∪≦*◆)ノ
コメ、アドバイス等もらえたらすごく②嬉しいです!
▽fiction
prologue>>1 character>>2 mob character>>23
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▼supporter
優衣香s 万年筆s 雪白s 真祐s
Thanks!
- Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.36 )
- 日時: 2010/08/02 01:24
- 名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)
13話うp
- Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.37 )
- 日時: 2010/08/02 08:34
- 名前: ★真祐★ (ID: nOs1EgCw)
初めまして『ラブラビット』『7月7日』という小説を書いている真祐(マヒロ)です
小説おもしろいです^^
更新楽しみにしてます!!
あっあとよかったらお友達になってください>人<
私のことは呼び捨て&タメでいいので
お返事待ってます
- Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.38 )
- 日時: 2010/08/02 17:36
- 名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)
★真祐★ s>>
コメありがとうございます!!
ウチなんかが友達でいいなら大歓迎です>w<
私のことも呼びタメでお願いします♪♪
これからよろです〜^ω^
- Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.39 )
- 日時: 2010/08/05 17:14
- 名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)
○−14
「真帆ちゃん!」
保健室に入ると、ベッドに横になった真帆ちゃん
が視界に入る。
真帆ちゃんはただ窓を見つめているまま、
何の返事も無い。
「どうしたの?体大丈夫?何かあったの?」
「…心配しなくて大丈夫」
「…そっか…。
あっ、あのね、真帆ちゃんのお陰で、
全教科ギリ赤点とらずに何とか済んだんだ。
お礼言いたくて…そう、
中学では俺ビリから2番目ぐらいだったのに、
今回なんと98位になったんだ!!
まじ感謝…」
「いいよね和樹くんは。
そんな成績でも何ともないもんね」
「…?」
なんだか怖い。
まだ一回も目を合わせてくれない。窓を見つめたままだ。
いつもの真帆ちゃんじゃない。
「真帆だめなんだ…。1位じゃないと…
半殺しにされるの…」
「!?」
「だから毎回必死に勉強して勉強して…。
なのにあの女が…」
“あの女”ってまさか…。
「希、咲ちゃんのこと?」
「他に誰がいるの…?」
「…そ…か」
「しかも宮田くんにまで負けるなんて…。
私もう終わりだよ…」
真帆ちゃんの手に、一粒の涙がこぼれた。
真帆ちゃんが顔を赤くして、
次々にこぼす涙を俺はただ見ていた。
…そこまで追い詰められてるのか!?
「和樹くん…助けてよ…
ママとパパが怖い…」
「…」
「もう…あんな恐怖やだ…。」
「俺が真帆ちゃんを…」
「……」
守ると言いかけてやめてしまった。
自信が無かった。
本当に俺ってショボい男だって実感した。
しばらくの間、何も言えず沈黙が続く。
すると急に大きな音でドアが開いた。
伊槻と希咲ちゃんだ。
伊槻は、勢い良く俺のところに歩いてきて、
「ぱーんち」
だらけた声で俺に言う。
よく理解できない俺に
イラついた伊槻が手を振り上げ、
俺は思い切り殴られた。
「痛ってぇー…!!」
「オラ、真帆の邪魔になっから教室戻んぞ。
岡本もそんなとこ立ってねーで早くしろ」
希咲ちゃんは、入ってすぐの身長計のところで
ぼーっと立っていた。
「聞いてんのか?」
伊槻の呼びかけとは裏腹に、
希咲ちゃんは真帆ちゃんのいる
ベットに行った。
真帆ちゃんは希咲ちゃんの事を、目を細くして、
おぼろげな眼で見る。
目の周りは赤く染まっていた。
「ううう…真帆ちゃぁあああああん…
痛いよね痛いよねぇ…殴られたら痛いよねぇ…」
バ…カ…!!!岡本は急に何を言ってるんだ?!
あいつの言動や行動は常に突拍子も無い。
本当に呆れてしまう。
「私今日真帆ちゃん家行ってもいいかなあ…?」
「…え?う、うん…別にいいけど…」
「決まりね!放課後一緒に帰ろうね!
家教えて?場所分からないし。」
「…うん」
−放課後−
「さっ真帆ちゃん帰ろう!」
「ごめんね遅くなって。」
「ううんっ!たまたま今日は3組が早かっただけ」
遠目から岡本と真帆が見える。
傍から見たら俺等はただの不審者だ。
「ふざけんじゃねーよ!何だ尾行って!!##」
「しっ!静かにして伊槻!聞こえちゃうよ」
「尾行するぐらいなら普通に行った方が
いいだろーが!!」
「まあまあ落ち着けって。
俺等は希咲ちゃん達より先に
真帆ちゃん家に行って、
近くの電柱に隠れてようぜ!」
「意味不明だっつの…」
「今日テスト返されるって知ってるから、
パパも家にいるんだ…。」
「そうなんだ」
「怖い…真帆3位なんて言いたくない…」
「…」
なんて答えればいいんだろう…。
私なんて1位とらない方が良かったのかな。
私が励ましても嫌味にしか聞こえないだろうし。
でも!でもでも!
これから私、
真帆ちゃんのパパを説得するんだもん!
ちゃんと説得させて、暴力なんてやめさせるんだから!
「ここだよ」
大きな家。
全体的に水色っぽくて、
庭にはたくさんの花が咲いている。
すごい…お金持ちなのかな…?
「近いね!
私は学校まで4キロぐらいあるのに…」
「大変だね〜…
真帆は学校から近いから徒歩…ってあれ?」
「ん?」
「お父さんが玄関に立ってる…!!
真帆の事待ってるんだ…」
私はゾッとしてしまった。
ここまで真帆ちゃんを…
相当熱心な教育パパなんだな…。
「嫌だよ…」
「大丈夫真帆ちゃん!行こう?」
この時は、まさかあんな父親だとは思ってなかった。
なにも知らずに私は
すぐ解決できると思って。
───私、甘かった…
- Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.40 )
- 日時: 2010/08/02 18:15
- 名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)
13話修正しました。
第一学年ってなってたので…w
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