コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- A heart thief −20話更新−
- 日時: 2010/08/13 22:33
- 名前: 海衣 ◆GniOoWrG2M (ID: U.L93BRt)
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- Re: A heart thief −心泥棒− ( No.31 )
- 日時: 2010/07/19 16:21
- 名前: 海衣 ◆GniOoWrG2M (ID: U.L93BRt)
【第10話】 −そばにいないほうがいい...−
私はこぼれそうになった涙をグッとこらえて学校へ向かった。
ガラッ
教室に入るとクラスの女子たちが長谷川君の周りではしゃいでいた。
まるで、何もなかったのようだった。
私がで席につくと、隣から声が聞こえた。もちろん長谷川君だ。
「高杉さん、おはよ」
彼の声と一緒に周りにいた女子たちの鋭い目が飛んできた。
でも、無視するわけにもいかず小さな声で返事をした。
「ぉ、ぉ..ょ」
「どうしたの?元気ないね」
「...」
私はそのときの空気に耐えられず保健室へ向かった。
保健室に先生はいなかった。
...まぁいっか。とにかく寝たい。
私はベットに横になったとたん深い眠りについた。
スースー スースー
「...うーん」
私は目を覚ました。そして寝返りをして横を向いたとたん。
「ぅわぁ!!」
目に入ったのは長谷川君だった。
あぁ...心臓が止まるかと思った。
「はは、そんなに驚かなくても」
長谷川君の笑顔を見たとき思い出したんだ。
迷惑....
私は迷惑なの?聞きたい。本人に確かめたい。
でも、もしそれが本当なら?...聞くのが怖かった。
「高杉さん、どうしたの?なんか変だったから」
「べつに。」
私はわざと冷たく言った。
彼に私から離れてほしかった。
私のことが迷惑なら同情なら近寄らないでほしかった。
「なにかあったの?」
私は彼のその言葉を聴いたとき彼の優しさに涙が流れた。
「ちょっ!どうしたの?そんなに辛いことがあったのか?」
「ううん...なんでもない」
「でも、泣いてるし。なんかあったんなら話してよ」
私は何を話せばいいのか分からなかった。
長谷川君の周りの女子にきついことを言われたこと?
ちがう、私が傷ついてるのはそんなことじゃい。
私が本当にショックだったのは
長谷川君にとって私は迷惑だってこと...
私は思い切って聞いてみた。
「ねぇ、私って迷惑?」
彼は一瞬びっくりしたような顔をした。
「ぇ?なんで?」
「長谷川君の周りの女子が長谷川君がそう言ってた。って言ったから」
「そんなわけないじゃん!俺そんなこと言ってないよ」
「じゃぁ、私に同情してる?」
「は?してないよ。同情なんて。」
「じゃぁ、なんで私のそばにいるの?」
「そ、それは...俺はおまえが...す「あら、誰かいるの?」
タイミング悪く保健室の先生が入ってきた。
「あらぁー高杉さんと長谷川君じゃないの。珍しいわねー大丈夫?」
「ぁ、はい。もう大丈夫です」
私はそう言うと保健室から出た。
そのまま私は靴箱へ向かった。
「おぃ、どこいくんだよ」
「もう、帰る」
「なんで?」
「もう、嫌なの。私に近づかないで」
「は?どうしたんだよ?」
「どうせ私なんて迷惑なんでしょ?同情してるんでしょ?」
「ちがう!そんなわけないじゃん!」
そう言うと彼は私の手強く握ったが私はその手を思いっきり振り払って学校を後にした。
本当はあなたのそばにいたい____
だけど、あなたの迷惑なら私はあなたから離れるよ___
どれだけ辛くても____
あなたが辛くなかったらそれでいいから____
- Re: A heart thief −心泥棒− ( No.32 )
- 日時: 2010/07/20 07:19
- 名前: 海衣 ◆GniOoWrG2M (ID: U.L93BRt)
【第11話】 −本当の気持ち−
私は1人で家まで歩いていた。
だけど、このまま家に帰るのも気が引けたから近くの公園へ行った。
朝、女子たちにつれてこられた公園だ。
私はブランコに座った。
『もう、嫌なの。私に近づかないで』
なんであんなことを言ったんだろう____
長谷川君は私が迷惑じゃないって言ってくれた。
だけど、それが本当の言葉か分からなかった。
私は心のどこかで彼の迷惑になってる。って思ってたのかもしれない。
長谷川君のそばにいたいよ____
だけど、心に迷いがある。
いつからかなー?自分でも自分このことが分からなくなったのは...。
もう、嫌。長谷川君のことを傷つけたかもしれない。
やっぱり私には人を傷つけることしかできないんだ。
もう、笑うなんて無理だよぉ。
私の目からは大量の涙がこぼれ落ちていた。
「うぅ...グスッ...」
そのとき、声が聞こえた。
「高杉さぁーん!」
私が顔を上げると前から長谷川君が走ってきた。
「はぁ、はぁ。疲れたー」
私は一生懸命、涙をふこうとした。
だけど、止まらなかった。
「1人で泣いちゃダメだよー俺のところにおいでよ」
彼はそう言うと私をそっと抱きしめてくれた。
「グスッ...さっきゎあんなこと言っちゃってごめんなさぃ...本音じゃないからー・・・。」
「別に謝らなくていいんだよ。分かってるから」
私は長谷川君に今の気持ちをすべて伝えることにした。
今なら言える気がするから____
「ねぇ、長谷川君?」
「ん?」
「私の話聞いてくれる?」
「うん。あたりまえだよ」
そう言うと彼は私を連れてベンチのところに行き私を座らせてから隣に座った。
そうして、今の気持ちを全て伝えた。
−−−−−−−−
私ね、『恋はしない』って決めてたの。
恋をしたら私はその人を傷つけちゃうから。
隼のことを前に話したでしょ?
隼のことがあってから人を傷つけるのが怖くなったの。
だから、長谷川君と一緒にいて、長谷川君が辛いんじゃないかって...。
迷惑なんだったら離れたほうがいいんじゃないかって...。
私の勝手かもしれないけど私は長谷川君を傷つけるのが怖かった。
遊園地に連れて行ってくれたりすごく嬉しかった。
『俺と一緒にいて隼のことなんて忘れればいい』って言われたときすごく嬉しかった。
そうすれば、私が苦しまなくていいのかもしれないって思ったの。
だけど、隼のことを思い出したら隼を忘れるなんてできなかった。
それに、隼のことを忘れるために長谷川君と一緒にいたら長谷川君に辛い思いをさせちゃうんじゃないかな。って...。
長谷川君といると隼を忘れていく。そんな自分が怖かった。
だんだん自分が分からなくなったの。
私はどうすればいいの?って。
それで考えてたら気づかないうちに長谷川君のそばにいたい。って思うようになった。
そんなとき、女子たちから『長谷川君が迷惑って言ってたよ』って聞いて辛かった。
同情してるからそばにいてくれるんだと思うとすごく辛かった。
本当はね、長谷川君が傷つくのが怖いんじゃないんだ。それは、自分に言い聞かせてただけだと思う。
本当は自分が傷つくのが怖かったんだと思う。
本当に辛かった...。
長谷川君が辛くないんなら私なんてどうでもいい。って思ってた。だけど、私は長谷川君のそばにいたいの。
長谷川君の笑顔や温もりが私を守ってくれてる気がするの。
だから、これからもずっとそばにいたい。
−−−−−−−−
私は全て話し終わった。
そして、長谷川君が口を開いた。
「高杉さんの気持ちよく分かったよ。そばにいてくれていいんだよ。むしろそばにいてよ」
「ぇ、ぃいの?...ありがとう」
「あっ!そうだ、高杉さんって呼ぶの嫌だから愛海って呼んでいい?」
そう言ったときの長谷川君の顔は今までに見たこともないほど赤く染まっていた。
「うん。じゃぁ、私は裕人君って呼ぶね//」
「え?君付けはダメ」
「ぇ?じゃ、じゃぁ、裕人って呼ぶ//」
「うん。それがいい。そうだ!ボーリング行こう!」
「ぇ?なんで?」
「せっかく学校サボったんだからさ!」
「ぅ、うん」
そう言って私たちはボーリング場へ向かった。
私は気持ちを伝えてよかったと思う___
本当のことを言ったら笑ってくれないんじゃないかな?って思ってた___
だけど、笑ってくれた___
ちゃんと受け止めてくれた___
こんなに弱い私を___
あ り が と う
- Re: A heart thief ( No.33 )
- 日時: 2010/07/20 07:36
- 名前: 海衣 ◆GniOoWrG2M (ID: U.L93BRt)
【第12話】 −感謝−
私と裕人はボーリング場についた。
「よしっ!勝負しよう!」
「ぇーそんなの負けるに決まってるじゃんか!」
「そりゃそうだろ!ってか愛海には負けたくないしー」
かぁっ
ま、愛海って呼ばれると本当に恥ずかしい//
心臓がドキドキしてる...
「ど、どうしたんだよ。顔真っ赤だぞ」
「ぁ、いや・・・なんでもない」
「...ならいいけど、じゃぁ始めよう!」
「うん!」
私たちはすごく盛り上がった。
裕人がいっぱいストライクだったから正直びっくりした。
でも、私も1回だけストライクだったんだー
そのときに、裕人はすごく褒めてくれた。
もちろん結果は裕人の勝ち・・・。悔しいけど仕方ないよね。
「じゃぁ、そろそろ帰ろうか」
「うん。今日はありがとう」
「何かあったらいつでも頼ってよ」
「うん!」
私はこのとき本当の笑顔で笑えたんだ。
こんなに笑えるのは裕人のおかげ。
感謝しきれないほど嬉しいんだ。
私たちは夕方の少し暗い道を歩いていた。
「じゃぁ、私あっちだから」
「ぁ、うん。じゃぁな」
「ばいばい」
私は裕人と別れて家に向かって歩き出した。
そのとき、
ガシッ 「っっ!」
裕人に手をつかまれた。
「お、送っていくよ//」
「ぁ、でも...ありがとう//」
まさか送ってくれるなんて思いもしなかった。
だけど、これから最悪の出来事が起こる。
2人で歩いているときに前から現れたのは・・・
あの女子たちだった____
そう、裕人の周りではしゃいでる女子____
- Re: A heart thief ( No.34 )
- 日時: 2010/07/20 15:48
- 名前: 癒亞瑠/Yuaru (ID: AidydSdZ)
わぁ、めっちゃ更新してる!!
やっぱり海衣は上手だbb
- Re: A heart thief ( No.35 )
- 日時: 2010/07/20 22:33
- 名前: 海衣 ◆GniOoWrG2M (ID: U.L93BRt)
私は下手だよー・・・
自分で書いててわけが分からん((ぇw
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