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あたしのボーイフレンドは神様
日時: 2011/03/27 21:04
名前: 彩 (ID: fS3ho1RJ)

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   あなたは神様を信じますか?



   もしも神様があなたの前に
   現われて一緒に生活する事に



   あなたはどうする?




   ——あたし?




   あたしなら喜ぶかな、
   何でだと思う?



   それはあたしのボーイフレンドは





   神様だからだよ









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Re: あたしのボーイフレンドは神様 ( No.26 )
日時: 2011/04/01 21:26
名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)

本当ですか!?嬉しいです^^
ではお言葉に甘えさせてもらうぬ(`・ω・´)キリッ
いあいあ、いいんだお。
彩ちゃの小説が楽しみすぎてワクワクしまくっとる自分乙w

Re: あたしのボーイフレンドは神様 ( No.27 )
日時: 2011/04/02 09:56
名前: 彩 (ID: fS3ho1RJ)

      とぅいら


   本当?嬉しいなあ笑
   更新頑張る^ω^
  



.
   

Re: あたしのボーイフレンドは神様 ( No.28 )
日時: 2011/04/02 11:09
名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)

喜んでくれてなりよりだよッ!
うむ、じゃあ自分も頑張るよ(`・ω・´)キリッ

Re: あたしのボーイフレンドは神様 ( No.29 )
日時: 2011/04/03 10:47
名前: 彩 (ID: fS3ho1RJ)







気付けば視界が真っ黒になっていた。

あたしは静かに身体を起こす。

嗚呼、ここは大杉青年の家のクラスの女子の部屋だ。

あたしは何か神様の力みたいなので此処に眠らされていたんだ。

となれば男子は当然ここではなく男子の部屋にいるはずだ。

もう皆が寝ているのだから今更行ったら、絶対に迷惑がられる。

だけどジェシファーノが気になり、気付けば部屋を出ていた。

ヒンヤリとした空気の廊下が肌で感じられた。

ふと、辺りを見回すせば廊下の隅にあった椅子を見つけ座る。

本当に色んなことがあった一日だったな、と回想する。



—— 人を愛する事を馬鹿にしないでください



オリンポスを離れた地上の小島にて、ヘラさんの言葉を思い出す。

何故あたしに言うのかが分からないけど人生のアドバイスみたいな。



「何をしているんだよ」

「……ジェシファーノ?」



真っ黒な廊下の先にいたのは、アレックス・ジェシファーノだった。

彼は相変わらず無表情ではなく少し怒ってるような感じだ。

あたしの隣に座ったか、と思えばあたしの方を見て。



「鈴川、俺の正体が分かっただろ」

「アレス、でしょ」

「嗚呼そうさ、俺はお前の言う情けない神話の神さ」

「……ゴメン」



嫌な思い出でも思い出したのか、苦々しい表情をする。

何も言えず、ただ肌寒い廊下にある椅子に座るだけ。

窓は気付くと、ほのかな淡い光が射し込んだ。

朝の始まり。

また気だるい行事に、息を詰まらせる一日を迎えるんだ。




「正体を知られたから、俺は消えるよ」

「………消える?」

「ああ、神は人間に正体を知られたら……国に帰らなければならない」




急に消えると言われても、何かしっくりこない。

実感が湧かないというか何というか。




「俺は国に帰りたくない、あんな所、二度と帰るものか」

「だけど帰らなくちゃダメなんでしょ?」



彼のほうを見たら、何処か寂しげだった。



「ああ、世界の決まりだから、な」

「それで、いつ帰るの?」

「4月だ、4月の中頃になる寸前に」



既に4月になっていた、合宿が終わって春休みが明けた頃に帰るんだ。

もう、彼とは二度と会えない気がしてならない。

そうしている内に部屋が騒がしくなった、起き始めてるんだ。



「じゃあな」

「うん…」



彼とは廊下でそれっきり合宿中は、何も関わりも話さなくなった。

退屈だった合宿は今日で終わりを告げバスに乗る。

最後は何故かあたしとジェシファーノではなく先生とだった。

あれもジェシファーノの仕業だったのだろうか、良く分からないけど。

そしていつも通りに家へと帰った。

数日後にはあっさりと終業式で春休みを迎えた。

春休みはとっくに宿題を終えたので大してやる事も無く暇だった。

暇すぎて自殺でもしようかな、と軽く考えた時にインターホンが鳴る。

偶然叔母さんたちは旅行で家には居ない。

仕方なく玄関のドアを開け訪問者を見たら、ジェシファーノだった。




「……なに?」

「話に来た」




とだけ彼は言い、その後は無言だった。

話に来た、と言ってるが何を一体話に来たんだ。

疑問が湧くなか、とりあえず、あたしの部屋へ案内した。

部屋に入ればジェシファーノは「殺風景だな」と言った。

たしかに家具類だけで、他はほとんど私物らしき私物はない。

リビングから持って来たクッションをジェシファーノに手渡して座る。

男子と女子が二人っきりでしかも部屋に居ると叔母さんが知ったら、

何て思うんだろう、とだけ考えるようにした。






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Re: あたしのボーイフレンドは神様 ( No.30 )
日時: 2011/04/03 11:08
名前: 中嶋 優 (ID: QxM43kDI)

超面白いです!!

すごいですねッ(^v^)

更新がんばってください!!応援

します☆


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