コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- オレの周りの殺人鬼たち
- 日時: 2011/04/05 11:04
- 名前: ヒマワリ (ID: hg1Gx/0a)
ハジメマシテ!!
ヒマワリと申しますw
えぇと、これから書くのは題名にしては怖くないタイプの小説です。
書き下ろし・・・。というか、思いつきで書きます。
どうか温かい目で見守ってください!!
★お客様★
無音サマ♪とぅいらサマ♪月読 愛サマ♪みかんサマ♪杏サマ♪
- Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.24 )
- 日時: 2011/04/02 18:03
- 名前: ヒマワリ (ID: 8HM4KmaQ)
♪とぅいらサマ♪
ALL思いつきのその場で書いてますからww
予測不可能だと思いますよーー♪
楽しんでいただければ幸いですが★
- Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.25 )
- 日時: 2011/04/02 18:05
- 名前: ヒマワリ (ID: 8HM4KmaQ)
♪杏サマ♪
フフフ★
三芳君の正体は殺人鬼・・・なのかそうでないのかww
謎に包ませていただきます((笑
- Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.26 )
- 日時: 2011/04/02 18:06
- 名前: ヒマワリ (ID: 8HM4KmaQ)
♪みかんサマ♪
うひょーーい★
来てくれたのね((爆笑
マンガはどこら辺まで進んでるの?
あ、本読み終わったよ((個人的ーー♪
- Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.27 )
- 日時: 2011/04/02 18:54
- 名前: ヒマワリ (ID: 8HM4KmaQ)
★第二章★ ④
オレは一瞬自分の耳を疑った。
いや、一瞬じゃない。一瞬じゃ理解できない。情報が、足りない。
「よこしな。」
三芳の冷めた声に桜丘はビクッと身体を強張らせる。オレの首筋の近くにあるナイフも同時に震えた・・・気がした。
静かな教室に、いたって平凡な男子生徒と自称殺人鬼と謎に包まれた変態殺人鬼がいるのは、どこを探してもこの学校のこの教室にしかいないだろう。
「コレは、渡さない。私たちの光になる。」
「人殺しが光になるなんて、皮肉なもんだよな。」
オレがため息混じりにそう言うと、桜丘の表情が、パチンとスイッチを入れたように瞬時に変わった。
それはいつもの、可憐でやさしい微笑を浮かべる和やかな彼女の姿ではなく、何人もの人間を切り倒してきた極悪殺人鬼のような顔だった。眉間には深いしわが刻まれ、鋭い瞳はオレの目をとらえ、解き放たれるオーラはどす黒かった。
壁に突き刺さったナイフが音もなく抜け、オレの首筋にあてられる。ひんやりとした感触がリアルに伝わってくる。
入学早々、最悪だ。
「黙ってて、『小金井』君。」
目がマジだ。
「おいおい、どうせ殺すんだろ?最後くらいしゃべらせてやれよ。つーかよこせ。じゃないと・・・」
三芳はおもむろに制服のポケットから手のひらサイズの黒い塊を取り出した。それの先をオレに向けて、
「打つぜ?」
「・・・くっ。」
三芳が取り出したのは小さな拳銃だった。銃口はオレに向けられて、引き金には人差し指をかけて、打つ気マンマンの表情で実に不気味に笑った。
桜丘はオレに突きつけていたナイフを首筋から離し、三芳の方へ刃先を向けた。お互いの間に火花が散る。
「小金井君は渡さない。何があっても。」
「はーっ。女の子は黙って奥に引っ込んでればいいものを・・・。後悔しても知らないからな。」
三芳の人差し指が、わずかに動く。ドクンドクンと心臓が激しく脈を打つ。殺される。誰が?オレか。いや・・・違う!!
銃口の向きが、オレから桜丘へと変わった。
その瞬間、気づけばオレは桜丘の前に飛び出していた。かばうように両手を広げて。
助けるのか?オレを殺そうとした奴を?自分は死ぬ。桜丘は死なない。それでいいのか?なぜ桜丘を守る必要がある?出会ったばかりだ。ほうっておけばいいものを。
一瞬のうちに脳内でたくさんの声が聞こえた。声の主は全部オレ。何か気持ち悪いな。
死を直前にしてもこの落ち着きぶりはオレにしか出せないある意味特技かもしれない。よし、来世へのおみやげだ。次の自己紹介にはコレを使おう。
何てことを考えていた時だった。
「あばよ。」
パァンッ
・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
「あれ?」
「!!」
死ん・・・でない?何でだ?オレは打たれたんじゃ・・・。
慌てて後ろを振り向くと、桜丘も桜丘で驚きを隠せない表情で突っ立っていた。オレの身体をまじまじと見る。つられてオレも自分の身体を確認する。
・・・。異常なし。貫通したような穴もなければ血も出ていない。痛みすら無い。どういうことだ?
不思議な感覚のまま前を見ると、三芳がニカニカ笑いながら大きな声で叫んだ。
「カーーーーーーーット!!!」
・・・・・・・・・は?
「いやいや、なかなか熱かったね。盛り上がりすぎ。コレはきっと演劇部にも勝てるんじゃないかな?」
何も言えない。というかその前に何が起こったのかわからない。オレの横で桜丘がぎこちない動きでナイフをしまうのがわかった。
三芳は一人で勝手に話を進める。
「ははは、どうした?唖然としちゃって〜。あまりの出来に自分たちで感動してんの?それとも結構白熱したから疲れちゃった?」
「三芳・・・お前、殺人鬼じゃ・・・。」
「え?殺人鬼?違うよそんなわけないだろー。おれが忘れ物取りに戻ってきたらお前らで盛り上がってたからノッただけじゃん。ったく、おれのいないところで女神サマといちゃついてんじゃねーぞぉぉ!ずりーよお前!!」
何言ってんだこいつ。
桜丘はそんな顔をしながら、ゆっくりと三芳に歩み寄った。
「三芳君、所属は・・・?」
「所属?何それ。そういえばさっきも言ってたよね。いやーそれにしても女神サマ、演技がバリうま!!あの緊迫のナイフシーン、良かったですよー♪」
そこでオレはようやっと脳内の思考回路が復帰した。
「三芳、おまえ、覚悟は出来てるんだろうな・・・。」
「へ?覚ごふぁっ」
このあとオレたち(主にオレ)が三芳をボコボコにしたのは言うまでも無いだろう。
勘弁してほしいね、まったく。
♪第二章 完♪
- Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.28 )
- 日時: 2011/04/02 19:26
- 名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)
さすが三芳wwwらしいですねw
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