コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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オレの周りの殺人鬼たち
日時: 2011/04/05 11:04
名前: ヒマワリ (ID: hg1Gx/0a)

ハジメマシテ!!

ヒマワリと申しますw

えぇと、これから書くのは題名にしては怖くないタイプの小説です。

書き下ろし・・・。というか、思いつきで書きます。

どうか温かい目で見守ってください!!


★お客様★

無音サマ♪とぅいらサマ♪月読 愛サマ♪みかんサマ♪杏サマ♪

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Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.4 )
日時: 2011/03/30 11:11
名前: ヒマワリ (ID: hg1Gx/0a)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

★ 第一章 ★ ③


 自称超変態キャラ三芳が教室にスライディングで入ったところで教室の扉が閉められ、その三芳の前にオレがサクサクと教室に入ったことはあたりまえで、そんなオレたちを見て桜丘がにっこり笑ったのは数時間前のことだった。いまはちょうど昼休みで、購買部から買ってきたパンを三芳と机をあわせて食べている事に疑問やら不満やらを感じないといえば嘘になるわけで・・・。
 
 「それでな、おれの考えた『ウハウハ計画』はな・・・」

 オレの心の中のわだかまりを察する事もなく、三芳は自分の秘密を他人に打ち明けた事でスッキリしたのか、終始しゃべりっぱなしだった。
 呆れ半分、疲れ半分で二度目のため息をつくと、三芳のおしゃべりがストップした。

 「なんだなんだ〜〜?小金井、ため息なんかついちゃって♪恋わずらいか??」
 「お前の言動に呆れてるだけだよ。それよりなぁ三芳、お前、『ビバ★リアハーレム創造隊』を本当に創る気なのか?お前漏れなく女子に避けられてるぞ。」 
 「わかってないなー小金井は。恋愛感がまったくもって育ってない!!今まで何を学んできたんだ。」
  
 やばい。こうなるとまた三芳のどうでもいい話に付き合わされる。
 何とか話をずらそうと別の話題を探すが見つからず、結局はアホ論議を聞く羽目になってしまった。

 「いいか?小金井、お前今ため息ついたよな?」
 「そうだけど・・・。それがなんだ?」
 「病気かもしれん。」

 鬼気迫ったような三芳の表情に、思わず笑いそうになる。いや、笑ってしまってもいいのだろうが、なぜかこらえてしまう。
 
 「今、胸が苦しいとか、ないか?」
 「ぶふぉっ」
 「何で笑うんだ!図星か?図星なんだな?そういえばお前、パン全然食べてないじゃないか!」

 どうやったらそっちの方向に持っていけるんだ。
 この状況から抜け出したくても、誰一人として助ける手を差し伸べてくれないのは、たぶんめんどうな事に巻き込まれたくないからだと思う。
 
 「いいか?お前にはまだ恋愛は早い。」
 「何でお前に決め付けられなきゃいけないんだよ。」
 「なぜならお前は恋愛をちゃんと分かってないからだ!!自分の恋に気づかないやつなんて今更いないぞ?お前は一からやりなおし。おれの超特訓が必要だな。」
 「気づく前にオレ恋してないし。それにお前の超特訓なんていらねーよ。」

 三芳節が炸裂する中、教室の人口がどんどん減っているのは気のせいだろうか。
 下手したらこの高校生活、オレまでシャットダウンされるんじゃないか?そうなる前に何とか三芳を止めないと。
 と、オレがそろそろ三芳節を強制終了させようとしたときだった。

 「私も・・・。教えてほしいな。恋愛論。」

 悪夢だ、と思った。
 控えめなその声に振り向くと、可憐なほど小柄で未熟ささえ漂う桜丘が三芳を見つめているのが見えた。
 三芳の顔がみるみる赤くなっていく。

 「さ・・・桜丘さん・・・!!大歓迎だよぉーーー!!!キミは天使だ!女神だ!」 
 
 三芳が桜丘の手を握り、ぶんぶん激しく振った。桜丘は恥ずかしそうに、でもうれしそうに笑った。おいおいまずいんじゃないか?

 「桜丘、お前、やめとけよ。こいつ結構危ないぞ。自称へんた」
 「ウオッホン!!桜丘さん、キミは今日から『ビバ★リアハーレム』の女神に認定します!」

 桜丘はきょとんとして、
 「女神?」

 「そう、女神。マスコットキャラにはちょっともったいないからねぇ。」
 
 三芳の危険な視線を浴びつつ、桜丘はこくんと頷いた。

 「私、頑張ります!!」

 見事(?)桜丘がメンバーに加入した所で、オレはふとうかんだ疑問を口にした。

 「そういえば、桜丘は何でここに来たんだ?」
 「あ、そうだった。えっとね、小金井君。学級委員で呼ばれてたんだよ。」

 「行こう。」と言われてオレは昼食をとることもできずにそのまま三芳のもとを離れた。


 幸運というべきか、不幸というべきか。
 今一番似合う言葉は、『一難さってまた一難』だな。



          
             ★第一章  完★  第二章へGO♪

Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.5 )
日時: 2011/03/30 11:17
名前: 無音 (ID: q9W3Aa/j)

初めまして、無音と申します^^

このお話面白いですww←
続き待っていますね^^

Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.6 )
日時: 2011/03/30 12:01
名前: とぅいら (ID: x9loXZsD)

初めまして、ずっと気になっていたので思い切ってコメントさせて頂きました。
すごく面白いし、文章力もあってお気に入りです(`・ω・´)キリッ

もしよろしければ、またコメントをしてもいいでしょうか?

それとお気に入り登録させていただきますねっ!
更新待ってます

Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.7 )
日時: 2011/03/30 21:06
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)


いつもコメありがとうございました!
読ませていただきました。
では、思ったことをだーと書いちゃいますね▼

まず、タイトルと違って内容は意外と楽しくて。
ギャップが堪らんです(笑)
それに名前が独特ですよね!あんまり聞かないキャラの名前で、
この話にも馴染んでいるし、とっても好きです。
かっこいいです。うん。

そして始まり方!
景色から行くのって素敵だと思うんです、月読は。
なんで、すぐに話しに入り込めました。

構成も読みやすくなっていて、一文ずつ丁寧ですね!
それもきっと面白くしている一つなのかなぁ〜
なんて考えたり……
ええ。

面白いですよぉ☆
更新頑張って下さいね! 応援してますよ。

Re: オレの周りの殺人鬼たち ( No.8 )
日時: 2011/04/01 09:18
名前: ヒマワリ (ID: 8HM4KmaQ)

♪無音サマ♪

 はじめまして!!
 コメありがとうございますーーー!!!

 はい、頑張って更新していきたいと思っています♪


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