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好き+叶わない=でも、好き #実話
日時: 2012/05/11 16:29
名前: 真由美 (ID: 8AM/ywGU)





     はじめましてっ(`・ω・´)!
     真由美と申します←(^^ゞ

     文才のなぃ中3が書いておりますゆえ
     駄文お許しくださいm(_ _)m

     ...と!堅い挨拶ゎ置いておいて
     タイトルでもあるょうに
     ここでゎあたしの実話を
     書いていきますっ(*´∀`*)
    
     話的にゎ悲しい系と自覚しときます(^0^))笑

     るーる等ゎありませんっ☆彡
     いきなり呼びため(・∀・)オッケー!
     荒らし(・∀・)オッケー!←ぇ
     
     自由にやりまそー(^^♪

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Re: 好き+叶わない=でも、好き #実話 ( No.47 )
日時: 2012/08/05 01:11
名前: 真由美 (ID: 07/A9Zw6)







23






辛かった。





でも誰にもいえなかった、






なんともないふりして、でも本当は





誰かに気付いて欲しくて







誰かに助けて欲しくて






誰かに心配して欲しくて、





誰にも助けての一言さえ言えない自分に



ほどほど嫌気がさして、



気付いたら、腕が赤くなってて。







あたしはただの弱虫だ。




一人じゃ生きていけない、




悲しみを吹き飛ばすことも




泣くことさえもできない、








桜は心配してくれたのに、





わざと話題変えたり。






ごめんね、あたし最低だ。











誰にも傍にいてもらう資格なんてないはずなのに。







あたしの隣で、優しい瞳で、





あたしの話を真剣に聞いてくれる人が居る、








そのことが幸せで、幸せで。







途中から、あたしは





悲しくて泣いていたのか





そんな優しさが嬉しくて泣いていたのか、







どっちなんだろう?








「大丈夫か?」







ほら、また優しい瞳。






涙が、また溢れ出す。






「え、ちょ。また?まじで大丈夫か?!」





畑田が困ったように笑う。






____ううん、違う。







これは確信できる。







あ た し は 今







     嬉 し く て 泣 い て い るん だ よ 。







ありがとう、って言う代わりに





あたしはまだ涙を流したまま笑った。











Re: 好き+叶わない=でも、好き #実話 ( No.48 )
日時: 2012/09/22 21:07
名前: 真由美 (ID: 07/A9Zw6)






24





「ご、ご迷惑おかけしました...」





散々泣いたあと、なんだか
恥ずかしくなって浅くお辞儀をする。




「柄じゃねーっ」



人が素直に謝ったのに、畑田はそういって笑う。



その後に小さく「大丈夫?」とささやくから、
あたしも小さく「うん」とだけ答えた。




「...よしっ」



森嶋と桜のところに戻ろうとしたとき
畑田が、下をむきながら、言った。




「何、びっくりしたわ!もー」



いつもの笑顔で、答えるあたし。





「うっせえな」



畑田が笑うように拗ねるように、呟く。






Re: 好き+叶わない=でも、好き #実話 ( No.49 )
日時: 2012/09/22 21:14
名前: 真由美 (ID: 07/A9Zw6)





25








「芽宮、もし」




畑田がすこし深刻な顔をして、
あたしをじっと見つめる。


少なくとも、あたしよりも
綺麗な顔立ちだなあ、と
あたしはしょうもないことを考えていた。




「もし、しそうになったら
 俺に電話して」



一瞬何か分からず、すこし考えた。
少し経ってからアムカのことだと分かった。




「...うん。ありがとう」



こんな真剣な畑田は初めてで、
すこし、戸惑いながら、返事をする。





「うっわ、柄じゃねー」



畑田が頭をかく。




「ばーか、女好きの癖に、いまさら何言ってんだか」



「女好きじゃねーし!」



「じゃあ、何回女の子と遊びに行ったことある?」



「...お前含める?」



少し間を空けてから畑田の疑問が飛んでくる。



「聞くのおかしくないか、うん。女子ですよ。
 まあ、今回は含めない感じで!」



畑田が「男みてえだし」と、小声で言ったのは
むかつくから、無視してやった。




「えええええ」



考える、畑田。



___やっぱり、こいつ軽いわ!




「もういい、やめとく」



あきれるように、言う。




「お前が聞いたんじゃん!!」




畑田がそういうのと同時に
あたしの肩に誰か、がぶつかった。





Re: 好き+叶わない=でも、好き #実話 ( No.50 )
日時: 2012/09/23 21:11
名前: 真由美 (ID: 07/A9Zw6)





26




「あ、すいません」



あたしの目の前には男が二人。
見たところ、年齢は一緒くらい。
マセてるけど、背伸びしてる感じがあるから
中学生だと、見た。




「いや、すいませ...。って、あ!」





髪は綺麗な黒をしているが、
服装は少しちゃらめな男が、指を差す。




一瞬あたしだと思ったけど、
あたしには覚えがないし、
目線から畑田を差しているんだと分かった。



畑田はあたしから目を離し、
男のほうを見る。



「おー、何やってんの」



「見れば分かるじゃん」



「お前、今日塾は?」



「休む、怠い」



畑田もすぐに返答し、
その会話から畑田と同塾のやつだと分かった。



塾といっても、その塾は、いわゆる"やんちゃ"な
やつが集まるところで、授業も
あまり、聞かないらしい。
何のために塾いってんだか。




「俺も、休も」


畑田が、軽く言う。

ようやく、男二人からあたしの話題が出てくる。



「何、畑田はデート」


「ちげーわっ!」


畑田はいつもの笑顔で、つっこむ。



「こんにちはー」


さっき畑田に質問したほうとは
違う男があたしに挨拶をする。


「こんにちはー」



男には、慣れているつもりだ。
上に男兄弟が2人居るし。



__まあ、森嶋の前では、
そんなの意味もなく、ただあせるだけなんだけど。



Re: 好き+叶わない=でも、好き #実話 ( No.51 )
日時: 2012/09/22 21:32
名前: 真由美 (ID: 07/A9Zw6)






27





「彼女、可愛いじゃん。
 ハーフみたいって言われん?」




「あー、可愛いとは言われないけど、
 ハーフとはよく聞かれる...」




少し、警戒したが気さくなやつで、話しやすかった。
さすが、畑田の友達だ、うん。




「男みてーだぞ、こいつ」


いつの間にか畑田も話しに参加していた。
話してる感じから、男二人は
割と畑田との距離が近い人種だと、おもった。





「うっさい、畑田。
 あたし、乙女やからー」



得意のノリ。
あたしを除く三人がそれで笑うから
あたしも釣られて笑った。




「名前、なに?」


ふ、と聞いてくる、片方の男。




「芽宮 真由美」



そう、答えると、もう片方の男の声と
重ならせて、二人で声をそろえる。




「「ああ!真由美ちゃん!
 






             畑田の好きな子!」」







 




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