コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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バカ執事!!
日時: 2011/11/27 16:29
名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)

はじめまして!!
麻優(まゆう)と申します。

これからがんばりますので応援よろしくお願いします!!

**目次**
プロローグ >>1

第一章「新入り」
#1 >>2
#2 >>7-9
#3 >>10
#4 >>11

第二章「病気」
#1 >>12
#2 >>13 >>16
#3 >>18-19
#4 >>20-21
#5 >>22
#6 >>23 >>28
#7 >>29

第三章「ライバル」
#1 >>30
#2 >>31
#3 >>32
#4 >>33
#5 >>34
#6 >>35-36
#7 >>37
#8 >>38
#9 >>39

第四章「ラブ?」
#1 >>40
#2 >>41
#3 >>44 >>46
#4 >>47

第五章「謎思い」
#1
******

では、どうぞ!!

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Re: バカ執事!! ( No.40 )
日時: 2011/11/23 20:32
名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)

第四章「ラブ?」#1
ある日、私は自分の気持ちが分からなくなってしまった。

原因ははっきりしている。

実話の恋愛小説を読んだから。
そこでは、自分の気持ちに全然当てはまらないことばかり書いていた。

前々から思ってたけど、私が智歳に深入りする必要もないし。
もう、別にいいかな、って思ってしまう。

でも、その考えとは裏腹に智歳に話しかけられたり、スキンシップをとられたりすると、ドキドキしてしまう。
もう何がなんだか分からなくなる。

なら、確かめてみればいい。
そう思って、この一週間は智歳とあまり相手しないことにした。

「桜、ご飯」

すっかり、タメ口になってしまっている。
コイツ、ホントに執事か?

「分かった」

意外と、すんなり相手せずに会話できる。

「? そ、そうか」

智歳は一瞬、首を傾げたがすぐにもとの顔に戻した。

「今日は、和食だ」

テーブルには焼き魚などの日本食が並んでいる。

「ふぅん」
「??」

また、首をかしげる。何か変だ、とでも言うように。

*   *   *

「なぁ、桜。俺、なんかした?」
「? なんで」

普通に返す。

「だって、今日の桜素っ気無い」

……そうなんだ。
まぁ、そうだろうなぁ。

「別に、怒ってないけど?私もいつも通りだし」

嘘だけど。

「そうか……なら、いいけど」

いいんだ。これでいいんだ……。

「じゃ、お風呂入って寝るね」

そう言って、食堂を出た。

Re: バカ執事!! ( No.41 )
日時: 2011/11/24 20:08
名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)

第四章「ラブ?」#2
あぁ、眠れない……。

目だけでも瞑っていようかな……。

ゴロンと横になって、目を瞑る。

そのとき、ガチャリとドアが開いた。
……智歳??

そう思ったけど、すぐに私は夢の中に落ちていってしまった……——。

*   *   *

次の日、私の顔はスッキリしていて気持ちがよかった。

「……今日も機嫌がよさそうね」
「そお?べっつにー」
「じゃ、いい」

……。

学校も、なんとなく過ごして、終わった。

*   *   *

そして、今日で最終日!

(結構、キツかったかも……)

『しゃべれないことが苦痛で、仕方なかった……——』
私の頭に、あの小説の一文が流れる。

……私の気持ちとぴったり重なる……。
目の前に智歳がいると、ずっと、ずーっと一緒にいたくなってたまらない。苦しかった。

「桜!今日は、何食べたい?」
「わっ!ち、智歳か。そうだなぁ……智歳スペシャルがいい!」

智歳スペシャルとは……智歳が料理の腕をふるいにふるって作る最高メニュー。
めったに作ってはくれない。

「……いいよ」
「うそ!?やったー!!」
「その代わり!」

え?
これって、リアルなぬか喜びじゃ……。

「どうして、ずっと俺を避けていたのか聞かせろ」
「…… いいよ」

承諾して、智歳はやっと笑顔になった。

……私が一番辛いのは、智歳の笑っていない顔を見ることだよ……。

Re: バカ執事!! ( No.42 )
日時: 2011/11/23 23:03
名前: 柚妃 (ID: ySP8nr/s)

初めまして(*'∀')ノ

小説ものすごい面白いです!!
読んでてドキドキします(*'∀'*)

これから二人がどうなるのか、わくわくデス!!
執事とか、大好きなので(*´∀`*)

文才ありまくりで羨ましいデス!!

Re: バカ執事!! ( No.43 )
日時: 2011/11/24 19:04
名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)

柚妃様>>始めまして!!コメントありがとうございます!
面白いなんて……コメントしてくれたうえに、お褒めの言葉……ホントにありがとうございます!!

ワクワクしていただいているのなら光栄です!(*^◇^*)
執事、好きなんですか??私もなんですよ!

文才なんて、全然……一欠けらも無いですよ!!(T_T)

***

コメントまだまだ募集中!です。

Re: バカ執事!! ( No.44 )
日時: 2011/11/24 20:34
名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)
参照: 栗山って……この本編の中で一度出ているんじゃ……??

第四章「ラブ?」#3
「……テンション高すぎて吐きそうよ……」
「ひ、瞳!?」

瞳は、なぜか持っていた袋でゲ○を吐いた。
見てるこっちも吐きそうです……。

「あ、智歳君と何か……」
「うるさーい!!」

……これって、逆ギレって言うのかな?

「ま、どーでもいいけど。私はぁ、ヒロ君とラブ×∞になれればいいし」

おい、瞳さんよ、最近キャラ変わってねーべか??

「それを言うなら桜もでしょ。ていうか、智歳君と早くラブになりなさいよ!!」
「大きなお世話です!!」

そう言おうととしたのに、

「会長!こちらの資料をまとめて頂けますか??」
「え!?」

今!?このタイミングすか。

「行ってらっしゃーい!!」

ぬおう!

「……分かった」

そして、生徒会室。

「……なんでココにいるんだよ……」

生徒会室と書かれたプレートをかけているドアをくぐると目の前には見慣れた奴がいた。

「え?だってココに入会したし」
「入会って、カード会員じゃないんだぞ!?」
「おー、流石お嬢様!入会といえばクレジットなんだ」

……

「論点が違うなぁ。だから、なぜココにいる……なぜココに入ったんだよ」

あー、もう口調なんて気にならない。

「……どう言えば納得する?」

ッ! おいおい、その口調はどうなの……。
後ろに女子が……。

「っと、その理由は後で聞かせてもらおうかしら?さっきの資料、見せてもらえる?」
「は……はい!」

言い争いをボーっと眺めていたせいで、現実へ戻るのに数十秒かかった。

「こちらなんですけど……どうしても、器具の数があっていないんですよ。部費もどこかは分からないんですけど、過ぎているし……」

……!

「またあそこか!あーいーつーらー!今日という今日はガツンと言ってやる!!」

多分、あのじゃじゃ馬達が集っているサークルだろう。
まったく。

「あ、あの。私が行きましょうか??」
「いや、私が行く。栗山さんは下がっていて」

私が言わなきゃ意味が無い。

*   *   *

旧館の二階。
何もかかれていない扉をコンコン、とノックする。

「どーぞー」
「失礼します」

後ろについているでかい虫(智歳)にはノーツッコミで!!

「……」
「か、会長じゃないですか……」
「おびえている。ということは、何かを遣らかしているんじゃないか??」

いきなり本題に入る。
余談で機嫌を良くしても無駄と言うことを学習している。

「え……??なんのことっすかぁ??」

目が泳いでいる。

「……部費が、お前等の所だけあっていないんだよ」
「……すんません!(部員全員)」

毎回毎回男みたいなことばかりして!


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