コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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いじめ *完結*
日時: 2012/09/10 22:50
名前: うえってぃ (ID: HpE/sQXo)

はじめまして^^
うえってぃです。
このあだ名は、私の名字とジブリ映画の『かりぐらしのアリエッティ』を友達が勝手にもじったものです。
ジブリさん、すいません^^;

えっと、私自身もこの物語は
社会問題系小説のほうで書こうと思ったのですが、
物語の中で『恋』『友情』など…
そういうのを取り入れながら書き、
最終的にはハッピーエンド★
で終われたらな、
と思っています^^

不満がある方は、読まなくても
結構です。(すいません!!!)

皆さんに、
尊い命の大切さを考えて、
毎日を大切に、
生きていることに感謝しながら、
呼んでもらえると
ありがたいです^^

*注意事項*
・荒らしはご遠慮ください。
・アドバイスは、厳しくても全然ОKですww
・命の大切さを理解しながら読んでください!!!



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Re: いじめ ( No.78 )
日時: 2012/07/16 12:33
名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)

sakuraさん、

コメントありがとうございますッ♪

sakuraさんは、クズでノロマじゃありませんよッ^^

私の小説が、神だなんて/////

ありがとうございます^^

お互い頑張りましょうね♪

Re: いじめ ( No.79 )
日時: 2012/07/16 12:34
名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)

薔薇さん、

コメントありがとうございます^^

私も、頑張って、

更新していこうと

思います♪

Re: いじめ ( No.80 )
日時: 2012/07/16 13:48
名前: ああ (ID: Vp8UE4E/)

この時期に不謹慎。
こんな小説もどき(笑)書いてて「命の大切さ説いてる自分かっけえwwww(ドヤア」とか思いながら
書いてるなら尚更。即刻全てのレスを削除しろ。
被害者遺族に対する冒涜。

Re: いじめ ( No.81 )
日時: 2012/07/16 15:52
名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)

ああさん、

コメントありがとうございます。

そうですね。

この時期と偶然重なってしまった

この小説。

でも、私はその被害者を

傷つけるためにこの小説を

書いてるわけじゃありません。

昔、私と違う学校だった友達はいじめられていました。

そんな、友達はいつも泣いていたそうです。

そんな思いをする人が少しでも

減ってくれたら。

と思いながらコレを書いています。

どうしても、消せというのなら、

消します。

貴重なコメント

ありがとうございます。

Re: いじめ ( No.82 )
日時: 2012/07/17 10:02
名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)

第12話「鈴宮さん」

言ってしまった…
ついに…
ついに言った!!!

私は、内心すこし嬉しかった。
こんなこと、言ったことなかったから。
引っ込み思案な私が、やっと言えた!!!
でも、不安だった。

「——あ、悪いけど私、友達とかいらないから。」

私が、一人で喜んでいるそばで、鈴宮さんは簡単に言い放った。

「えっ——あ…」
私は、驚いて言葉を詰まらせた。
「じゃ、あ、クッキーはありがたくもらっとくわ。」
そう言って、鈴宮さんは去っていった。

自然と、涙があふれた。

——神様、私は誰にも必要とされていないのですか?
——誰かに好かれては、いけないのですか?
——私は、誰を頼ればよいのですか?

そう考えてるうちに、いろんな部活動のかけ声があっちこっちから聞こえてきた。



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □

次の日、私は学校を休んだ。
おばあちゃんには、頭が痛いと言って、仮病を使って学校に電話してもらった。

学校になんか行きたくない。
真理奈ちゃんには、何をされるか分からない。
何より、鈴宮さんには会いたくなかった。
怖かった。
これ以上拒絶されたくなかった。
されたら、自分が壊れそうで…
本当の自分を失いそうで…
ただただ、怖かった。

気付けば、家にあるお気に入りの花柄の時計の針は、もう5時47分を指していた。
もう、こんな時間か…と思っていると、

—ピンポーン

家のチャイムがなった。
「はいはいはいはい。お待ちくださいねえー」
と、おばあちゃんがのんきに玄関に向かう。

どくんっ

私の鼓動が大きく高鳴った。

——真理奈ちゃん…?
もし、また真理奈ちゃんだったら…?
私の、頭の中はぐちゃぐちゃこんがらがっていた。

「あらぁ、わざわざ来てくれたのぉ?!ありがとねー」
おばあちゃんの甲高い声が聞こえる。
ママと同じ、余所行きの声だ。
「あがって、あがって。香穂も、いるから。」

私の鼓動は、ますますうるさくなった。
耳をふさいでも、聞こえてきて。

「香穂、お友達よ。おいで。」

そこには。
——鈴宮さんがいた。

どうして?
私のさっきまでの恐怖は、いっそう高まった。

拒絶されたくないッ…
怖いッ…
嫌われたくないッ…!!!

「じゃ、ごゆっくり。」
そういって、おばあちゃんキッチンへと姿を消し、私と鈴宮さんは2人きりになった。

鼓動は、相変わらず大きいまま。
鈴宮さんに聞こえるんじゃないかって。
それくらい、大きかった。

「昨日は、ごめんね。」
私が、恐怖心を懐いた人は、そう言った。
「えっ…」
ますます頭の中はこんがらがった。
「私、あの時あんなこと言って。本当は、すごくうれしかったよ。ありがとう」
鈴宮さんは、私に近づくとぎゅっと強く。でも、壊れ物を扱うかのように、優しく抱きしめてくれた。

いつもみたいに、涙があふれた。
でも、この涙は悲しい涙や、悔しい涙じゃない。
久しぶりに流した、温かい、嬉しい、安心に満ち溢れたときの涙だった。

目を覚ますと、朝になっていた。
私、あのあと寝ちゃったのかな…
それとも、夢だったの…?
夢であって欲しくなかった。
もし、夢だったのなら。
永遠に覚めないでいて欲しかった。

重いまぶたをこすりながら、私はリビングへ向かった。
そういえば、今日は土曜日だ。
そんなどうでもいいことを考えながら、歩いていた。
すると、
「おっそいぞ!もう、8時30分だよッ!!!いつまで寝てたのよ。」
おばあちゃんの声にしては、可愛い声だ。
重いまぶたを、ゆっくり開けると。
「す、鈴宮さんッ?!」
そこには、エプロンに、頭にはきちっと結ばれた三角巾をつけている、鈴宮さんの姿があった。
「ほらほら。ご飯できてるからッ。食べた、食べた!」
「あ、そういえばおばあちゃんは?」
「あー、なんか今日老人会のお泊り会だからって。だから、今日は私に任せなさいッ!!!」
鈴宮さんは、明るく言って、拳を胸にドンッと当てた。
そんな鈴宮さんを見るのは初めてで。
部屋中に、笑顔があふれた。
「はい!これ。私が作ったの♪光特製、オムライス!」
鈴宮さんは、自信満々に言った。
オムライスは、ぐちゃぐちゃだった。
「なにこれ、ぐちゃぐちゃぁ〜!!!」
私が、笑って言うと、
「ひどいなぁ!!!」
と、頬を膨らませた。
そんな鈴宮さんは可愛くて。
ママみたいに優しかった。


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