コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- いじめ *完結*
- 日時: 2012/09/10 22:50
- 名前: うえってぃ (ID: HpE/sQXo)
はじめまして^^
うえってぃです。
このあだ名は、私の名字とジブリ映画の『かりぐらしのアリエッティ』を友達が勝手にもじったものです。
ジブリさん、すいません^^;
えっと、私自身もこの物語は
社会問題系小説のほうで書こうと思ったのですが、
物語の中で『恋』『友情』など…
そういうのを取り入れながら書き、
最終的にはハッピーエンド★
で終われたらな、
と思っています^^
不満がある方は、読まなくても
結構です。(すいません!!!)
皆さんに、
尊い命の大切さを考えて、
毎日を大切に、
生きていることに感謝しながら、
呼んでもらえると
ありがたいです^^
*注意事項*
・荒らしはご遠慮ください。
・アドバイスは、厳しくても全然ОKですww
・命の大切さを理解しながら読んでください!!!
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- Re: いじめ ( No.63 )
- 日時: 2012/07/14 18:49
- 名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)
うっそーん?!!?
そこまで言って
いただけるなんて><
感激です!!!!!
- Re: いじめ ( No.64 )
- 日時: 2012/07/14 19:21
- 名前: 希々 (ID: frOqyZks)
こちらこそ!!
頑張ってください!!
- Re: いじめ ( No.65 )
- 日時: 2012/07/14 19:34
- 名前: ぽよぽよ (ID: nHgoSIOj)
こんばんは!
こ、この話ヤバいくらい面白いです!
同じ中学生とは思えません!
私は基本恋愛系しか読まなくて、間違えてクリックしたんですが、間違えて正解です!w
更新頑張ってください!
ウザくなけれはば毎回コメしにきます((笑))
では〜☆
- Re: いじめ ( No.66 )
- 日時: 2012/07/14 20:20
- 名前: Aira. (ID: faSasGNm)
はじめまして!
すごく面白いですね!
早く続きが読みたくなりますww
これからもがんばってください!
- Re: いじめ ( No.67 )
- 日時: 2012/07/14 20:53
- 名前: うえってぃ (ID: o6.7IlxV)
第11話「クッキー」
「あれ…?」
2時間目の休み時間。
次の数学の準備をしようとしたら、教科書が見当たらない。
「うそ…」
忘れては、いないはずだ。
毎朝、確認しているから。
あるはず…なのに。
「これ、探してんの?」
「えっ…」
私が顔を上げた先には。
「鈴宮…さん。」
それは。
鈴宮 光さんだった。
綺麗な顔立ちで、近寄りがたい感じ。
そんなオーラを放っている。
「これ、あんたのでしょ?」
「あっ!」
鈴宮さんが持っていたのは、『佐々木 香穂』と油性ペンで書いてある、まだ新しい数学の教科書だった。
「これ、私のです!」
「ふうん。はい。」
鈴宮さんは、顔色ひとつ変えない。
「ありがとうございますッ。…でも、どこにあったんですか?」
「ゴミ箱の中。」
「え…」
そういった瞬間に、チャイムがなる。
「じゃ。」
そう言って、鈴宮さんは去っていった。
きっと、教科書をゴミ箱に捨てたのは、真理奈ちゃんだろう。
でも、うれしかった。
鈴宮さんと話せたから。
鈴宮さんと仲良くなりたい。
そんな事をふと思った、自分がいた。
だから、私は鈴宮さんにお返しをすることにした。
昔、ママとよく一緒に作ったクッキーを焼いた。甘いミルク味。心をふんわり満たしてくれる、さくさくのクッキーを。あげることにした。
次の日の放課後。私は、鈴宮さんに可愛くラッピングしたクッキーを渡した。
「あの…これ。」
「なにこれ。」
無表情で言われた。
「あ、クッキーです。昨日のお返しで…」
「ふうん。」
「よかったら、食べてください…」
「そお。ありがと。…今食べていい?」
「あ、はい!」
さく。
いいおとがした。
「ど…どうですか?」
口に入れたクッキーを食べ終えてから
「ん。おいしいじゃん。」
鈴宮さんは、そう言ってくれた。
そして、少し微笑んだ。
「ほ、ほんとですか?!」
私は、嬉しくて少し涙が出てくる。
「うん。おいしいよ。すごく。」
鈴宮さんは、そう言ってまたクッキーをひとつ口に放り込んだ。
『友達になって』
って言いたい。
でも…
私は、ぐっと唇に力をこめた。
「あ、あの」
「なに?」
鈴宮さんの、冷たい目が私の心を揺らがす。
「えっと…」
「と、」
「友達になってくださいッ!!!!!!」
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