コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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我らは暗殺隊とんこつ団!《テスト前なので更新停止中》
日時: 2015/02/14 11:06
名前: あんこ (ID: 3Y3lpcpU)
参照: http://dream-novel.jp/viewstory/index/12346/?guid=ON

はじめまして!あんこと申します(*´Д`)

謎の題名ですね!←

ギャグ恋愛(時々シリアス)ストーリーです。
基本何でもアリです。そして小説は下手です。死ぬほど。
下手くそなりに精一杯頑張ろうと思います!
目指せ完結!


これからよろしくおねがいします(*_ _)


※注意
物語自体は普通の恋愛小説ですが、主人公が男娼です。
一話目からちょくちょくBLな雰囲気が漂う場面があります。
ほんの一瞬ですが、極度にBLを嫌うお方はUターンをしてください。


お客様

☆シク 様

☆ドクター正彰 様

☆無花果 様

☆田中 様


感謝感激です(((o(*゜▽゜*)o)))





お知らせ-
別サイトでも公開しています。URLがそのサイトです。
少しでも多くの方の目に触れていただければ幸いです(*´ー`*)

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Re: 我らは暗殺隊とんこつ団!《参照200ありがとうございます》 ( No.28 )
日時: 2014/11/05 00:19
名前: あんこ (ID: y68rktPl)

【お知らせ】

こんばんは、あんこです(`・ω・)

いきなりですが、最近色々と悪い事をしてしまい…
恐らく明日から一ヶ月携帯禁止になると思います。数週間前の自分を殴りたい。

把握よろしくおねがいします!
ではまた会う日まで(´・ω・`)

Re: 我らは暗殺隊とんこつ団!《参照200ありがとうございます》 ( No.29 )
日時: 2014/11/21 13:35
名前: あんこ (ID: xV3zxjLd)

お久しぶりです!
やっと携帯返してもらえました(`・ω・´)
嬉しいのでとりあえず報告です。
地獄の二週間だった……

これから頑張って更新します!多分。
またよろしくおねがいします( ´ω` )

Re: 我らは暗殺隊とんこつ団!《参照300ありがとうございます》 ( No.30 )
日時: 2014/11/25 00:14
名前: あんこ (ID: kXLxxwrM)

一息ついて、再びあたりを見渡す。
そこにはやはり海しか視界に入らなくて、島などは見当たらなかった。

一体どういうことだ、とクリムさんを見やると、クリムさんはニヤリと笑った。


「さっき言っただろ、お前をとんこつ団にスカウトするって」


そこで、聞きなれない言葉を耳に挟む。


「は?とんこつ団……?」


そう聞き返すと、今度はルネさんが反応した。


「ああ、言ってませんでしたが……
花冠の国の暗殺隊の名前はとんこつ団というんです」

「どういうネーミングセンスしてんの!?」

また大声を出してしまった。絶対明日声枯れる。
暗殺隊の名前がとんこつ団なんてインパクト求め過ぎだろう。ますますこの人達の感性がわからなくなる。



「団長が……」

クリ厶さんが呟く。
少し考える素振りを見せると、また口を開いた。


「とんこつらーめん?ってのを食べたらあまりの美味さに感動して反動で付けたらしい」


団長どうしちゃったんだよ。そんな団長がいる組織に入りたくない。


……それにしても、異国の暗殺者に加えとんこつ団なんて、更に危ない臭いが漂ってきた。
尚更早く逃げなければいけない、と思ったが今は海のど真ん中という事を思い出す。

Re: 我らは暗殺隊とんこつ団!《参照300ありがとうございます》 ( No.31 )
日時: 2014/11/30 19:24
名前: あんこ (ID: cYeSCNTQ)


船を見渡す。

比較的小さめの船なようで、どちらかと言うとボートという表現が正しかった。
乗っているのはルネさんとクリムさんと僕、そして向こうに船乗りがいるだけ。

船乗りに「僕、誘拐されてます」とでも言おうかと思ったが、そんな事を言ったら、逃げ道もない船の中二人に何されるか分かったものじゃない。


できるだけ二人から遠ざかって、またクリムさんに視線を戻す。

「……あの、船に乗ってどこまで行く気ですか」

とりあえず一番気になってることを聞いてみる。



すると、クリムさんは淡々と、


「花冠の国の、とんこつ団アジトだが?」


と答えた。

あまりの堂々とした態度に僕は呆然とした。
いや、なんとなく答えは予想出来たが、こうもサラリと言われるとは。

今度はルネさんに尋ねる。


「なんで僕が……とんこつ団、の隊員に入らなきゃいけないんですか?」

「ああ、それに関してはアジトで詳しく説明しますよ」


ニコニコと答えるルネさん。
すでに僕がアジトに連れて行かれる前提で話してしまっているのに気づき、ため息をついた。


「なんだクリクリ坊主、悩みか。俺に話してみろ」

「海に突き落としますよ」

「やめろ、俺はカナヅチなんだ」

Re: 我らは暗殺隊とんこつ団!《参照300ありがとうございます》 ( No.32 )
日時: 2014/12/14 10:39
名前: あんこ (ID: cYeSCNTQ)

船で渡されたパンを躊躇いながらも口にしていること数時間、港と思われる場所についた。
割と外観は水鏡の国と変わらないが、ここに来る前に通った、重々しくにそびえ立つ門に目を引かれた。

やっと地に足をつける事ができた頃には、すっかり日は沈んで既に星がまたたき始めていた。
水鏡の国と違い、真夏とはいえ夜は結構冷え込むようだ。


「さてと、行くぞ」

今まで船乗りと話していたクリムさんがそう言った。
なんだか、いつの間にか僕がアジトに行く前提になっている気がする。


「いや、帰らせてください」


僕がそう言うと、クリムさんは途端に顔をけわしくした。


「はぁ?お前ここまで来て帰るのかよ?」


そんな事言われても、無理矢理連れてこさせたのはアンタらだろう。そう思ったが言うと怒られそうだからやめておく。

ルネさんならちゃんと話せば帰らせてくれるだろう。 そう思い彼女を見てみると、自分の足元にいるバッタに興味津々なようで僕達の話には全く耳を傾けていなかった。


「僕にも生活があるんです。申し訳ないけど、帰らせてください」

ため息まじりにクリムさんに視線を戻す。

そう、僕にも生活がある。
それが盗みだとしても、中年太りの成金相手の仕事だとしても、それが僕の生活だ。


クリムさんをじっと見つめると、やがて何がおかしいのかフンッと鼻で笑われた。クリムさん程顔が整っていれば、ムカつくものもムカつかない。


「生活って、仕事?あの仕事のことかよ?ぷぷっ」


そういって吹き出すクリムさん。
前言撤回しよう、死ぬほどムカつく。


クリムさんを睨みつけると、更にケラケラ笑われた。
この人絶対僕の事バカにしてる。


「そうですよ!
……もう勝手に帰りますからね」


しかし、そう言って水鏡の国行きの船を探そうとクリムさんに背を向けた時。

僕は致命的な事に気がついてしまった。




「……金が……ない……」


唖然としてそう言った瞬間、背後でクリムさんが再び盛大に吹き出す音がした。


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