コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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二卵性双子 【完結!!!!!!】
日時: 2015/05/08 21:00
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

こんにちは、ユキです!

まだ終わってない小説がありながらも(しかも全然進んでない・・・・・・)またかきはじめるバカな私ですw

気長お待ちください・・・・・・・・

今回のこの作品は、ギャグがないっていう、真新しい小説な上に、まさかの私の苦手なちょっと暗い感じのはなしという、私にとってのチャレンジの話しです。

もしも、面白い、と感じてもらえれば幸いです。

感想や意見、キャラについての質問(ネタバレ以外)を、お待ちしています!

☆来てくださった方☆
いぶ((ことり
とらじ様
NATU 様
恋織(紗悠)様
ひよこ様
ノクト様
レム*様

ありがとうございます!

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Re: 二卵性双子 ( No.1 )
日時: 2015/02/01 19:34
名前: SINODAKEIN (ID: JvL4RDTQ)

「・・・・・・あの子、本当に何考えてるのかわかんないよね」
「そうだよね。一人だけ、静かにすまし顔で座って」
「本当に面白くないこと」
「ああ、聞こえちゃう」
「もっと声、おとしなさいよ」
キャハハハハ・・・・・・

* * * * *

「・・・・・・・・・・・・・・・」

あの子──笹沼青美は、無口で冷静沈着、入学してからかなりたつが、他の女子のように群れない、クラスで『浮いた』存在の女子だった。
何事にも一人でいて、行事は全部欠席。
ニコリ、とわらえば、10人中8人は『カッコイイ』というであろうその容姿と、彼女の性格からして、『クールビューティ』とよばれていた。
「本当に、何考えてるのかわかんない。だって、あの子、調理実習の時、包丁を握りしめてたのよ」
「ええっ?それって、自殺しようとか考えてたんじゃない?」
「まっさかぁ」
(・・・・・・・・・あたり・・・・・・・・・・・・)
青美は心でつぶやいた。

昔から、こうだ。
包丁や、ロープ、カッターナイフなど、正規の使い方よりも、自分の手や、足や、腕や・・・・・・胴、首を傷つけようとしていた。
理由は簡単。
自殺を望んでいるから。
「死にたいなら、わざわざ学校に来なくてもいいのに」
「だよねぇ。家でそういうことすればいいじゃんね」
「うんうん」
彼女たちになにが分かるのだろう。青美はつくづく思った。

青美は、何も学校に来たくてきているわけじゃないのだ。
まして、生きたくて生きているわけでもない。
ただ、人を探しているのだ。
いきわかれとなった、自分の片割れを。

Re: 二卵性双子 ( No.2 )
日時: 2015/02/02 00:14
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: UrB7UrBs)

これは!!!これは!!!

うち、読んだぞ、これ。。。。ww


うんうん。。よんだよんだ。

んま、詳しいことはまたあしたぁ!!

Re: 二卵性双子 ( No.3 )
日時: 2015/02/02 18:03
名前: とらじ (ID: ySW5EIo2)
参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪



ヤッホー♪

面白いね!

それと、文才分けてwww!щ(゜▽゜щ)

更新、お互い頑張ろーね!

Re: 二卵性双子 ( No.4 )
日時: 2015/02/02 19:47
名前: SINODAKEIN (ID: JvL4RDTQ)

とらじさん、イブキ。

とらじさん
ありがとうございます!
文サイだなんて・・・・・・・・イヤイヤ。
わけてほしいくらいです。

イブキ
それ以上いうな、黙って・・・・・・・・・・黒笑
いーのいーの♪フフフ

Re: 二卵性双子 ( No.5 )
日時: 2015/02/02 20:19
名前: SINODAKEIN (ID: JvL4RDTQ)

「そういえば、涼サマに兄弟がいるってしってる?」
「ええっ!!??」
「涼サマに!?」
「うん。弟がいるみたい」
涼サマ──棚宮涼、青美たちの学年の、モテ男。
社交的で明るく、ちょっとやんちゃな元気系男子。
今、人気NO.1男子だ。
「えぇーー!!」
「でも、なかなか学校に来られないみたい。病気もちらしくて」
「えぇー・・・・」

「弟ってことは、年下??」
「いや、でも、そうじゃないみたいだよ。両親が離婚して、再婚してるらしいから・・・・・・同級生らしいよ」

(・・・・・・・・同級生)
青美がピクリ、と耳が動く。

青美はそっと生徒手帳を開く。
そこには、黒い、少し長い髪を結った、まるで彼女に似ていない、捜し求める弟の写真があった。
名前も年齢も知らない、この男の子。
この男の子についてしっていること。
それは──

「でも、この学校にいることは確かなんだって」

──ココにいるということだけ。

青美の両親は、青美と彼女の弟がまだ幼いころ、離婚をした。
青美は母方に、弟は父方にひきとられ、生き別れとなった。
母親は再婚したが、間に子供はできなかった。
そして、早くに母親が病死してしまい、実質血のつながった肉親が、彼女の弟だけになってしまったのだ。

「なんでそんなのをアンタがしってるの?」
「そりゃ、ファンだから」
「ファンの域じゃないでしょ」
キャハハハハ、と笑う女子たち。

(・・・・・・棚宮涼・・・・・・)
同い年の涼の弟・・・・・・青美の同い年。そして、男。
条件がそろっているともいえなくはない。

マスクごしに、つぶやく。
「・・・・・・・・弟・・・・・・・」
興味がでてきた。
メガネをあげ、マスクをしなおした。

* * * * *


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