コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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二卵性双子 【完結!!!!!!】
日時: 2015/05/08 21:00
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

こんにちは、ユキです!

まだ終わってない小説がありながらも(しかも全然進んでない・・・・・・)またかきはじめるバカな私ですw

気長お待ちください・・・・・・・・

今回のこの作品は、ギャグがないっていう、真新しい小説な上に、まさかの私の苦手なちょっと暗い感じのはなしという、私にとってのチャレンジの話しです。

もしも、面白い、と感じてもらえれば幸いです。

感想や意見、キャラについての質問(ネタバレ以外)を、お待ちしています!

☆来てくださった方☆
いぶ((ことり
とらじ様
NATU 様
恋織(紗悠)様
ひよこ様
ノクト様
レム*様

ありがとうございます!

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Re: 二卵性双子 【筆直しです】 ( No.56 )
日時: 2015/03/20 21:18
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

題名のところで書いたように、もうなんか、よくわかんないくらいに面白みが無くなってきたので、小ネタを。
筆直し!!



「好きです。付き合って下さい」

ごめんなさい。

「青美サンの事が、ず、ずっと好きでした!」

ありがとう。でもごめんなさい。

「すきなんだ」

ごめんなさい。

何度振ったのだろう。

私は、オトウトさえいればそれでいいんだ。
だから、他は必要ないんだ。

「あの子、拓馬君もふったみたいよ」
「恩知らずね。拓馬君のおかげできーちゃんたちと喋れてるのに」
「きーちゃんたちが喋るから私たちも一緒にいるのにね」

他は、どうだっていい。
嫌われたって、どうでもいい。

進学したって、変わらなかった。

Re: 二卵性双子 【筆おろし。小スト(中途半端です)】 ( No.57 )
日時: 2015/03/20 21:19
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

(──結局、私は誰もスキではないのね・・・・・・)

私は、本当に。
心の底からオトウト『だけ』を愛していた。

そう。

愛して『いた』んだ。

過去形にしたのは、ちゃんと意味がある。

今は・・・・・・。

私は・・・・・・。




中途半端ですが、これにて筆直し終了。

できれば、感想いただけると嬉しいです!

Re: 二卵性双子 【筆おろし。小スト(中途半端です)】 ( No.58 )
日時: 2015/03/22 19:15
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

「よろしくお願いします」
 「わかりました。お任せください」
 「ほら、青美も」
 「・・・・・・・・よろしくお願いします」
 「あら、人見知りさんなの?大丈夫よ、ここにいる子は、優しくていい子たち
 ばかりだから」
ニコリ、と微笑みかけてくれた南波先生。
聞けば、南波先生の息子が、いなくなってしまって、その寂しさを埋めるためにはじめたらしい。
(いなくなった、というのは、死んだ、ということなのかな・・・・・・・?)

いなくなった=死んだ、という解釈はあまり間違ってはいなかった。

息子さんの話しを聞く度に、悲しげな笑みをうかべた。
 
 「いいの、気にしないで・・・・・・・・・・・・私が悪いんだから・・・・・・・・・・・・」

さっぱりわからなかった。

けれど、南波先生にとって、それは話したくない悲しい過去だということは、幼いながらに理解していた。

 「青美ちゃんは、今、なにがしたい?」

南波先生は、毎回こう、きいた。

今、なにがしたいか──

 「私は・・・・・・・・・・・」

ナニガシタイノカナ?

私が黙ってしまうと、南波先生は必ずこういった。

Re: 二卵性双子 【筆おろし。小スト(中途半端です)】 ( No.59 )
日時: 2015/03/24 20:53
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

 「いつか、わかればいいのよ。・・・・・もし、なにがしたいかわかったら──『生
 きる為の意味』がわかったら、おしえてね」

そう、優しく微笑んでくれた。

(生きる為の意味、か・・・・・・)

今の私の『生きる為の意味』は──

・・・・・・前のように、自殺未遂をするようなことはなくなった。

(弟がみつかったから?)

いや、違うな。

私は自問自答を繰り返す。

涼が・・・・・・弟が見つかって、前の私なら喜んだはず。
でも、あのとき──

「・・・・・・・・・ねえ、兄さん。兄さんの姉を、早く見つけようよ」

海、とかいう少年──いや、同級生の言葉を聞いたとき。

(喜んだだろうか・・・・・・・・?)

いや、悲しかった。
だから、泣いた・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・嗚呼、やっと分かった。

あの涙の意味──
私の今の『生きる為の意味』──

Re: 二卵性双子 【終わりが見えない】 ( No.60 )
日時: 2015/04/01 13:30
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

・・・・・・前のように、自殺未遂をするようなことはなくなった。

(弟がみつかったから?)

いや、違うな。

私は自問自答を繰り返す。

涼が・・・・・・弟が見つかって、前の私なら喜んだはず。
でも、あのとき──

「・・・・・・・・・ねえ、兄さん。兄さんの姉を、早く見つけようよ」

海、とかいう少年──いや、同級生の言葉を聞いたとき。

(喜んだだろうか・・・・・・・・?)

いや、悲しかった。
だから、泣いた・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・嗚呼、やっと分かった。

あの涙の意味──
私の今の『生きる為の意味』──

そう。この前しったばかりじゃないか。

このモヤモヤした感情を恋、というのだと。
そして、私は恋をしてはいけない人──私の『生きる為の意味』だったオトウトに恋をしてしまったんだ・・・・・・・・・。

(・・・・・・私としたことが)

だめだ、彼にかかわる事に関して鈍すぎる・・・・・・・・・・おかしい・・・・・・・・・・。

(そういえば・・・・・・・・)

海・・・・・・は、黒い髪で、全く涼に似てなかったな・・・・・・・。

モヤモヤ   モヤモヤ   モヤモヤ    モヤモヤ  モヤモヤ

(・・・・・・あれ?何か、ひっかかってるような・・・・・・・気のせいか)

私は、再度、夢を見ることにした。
* * * * *


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