コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 夢で逢えたら【9/22更新】
- 日時： 2015/09/22 01:56
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: OcHJFEPy）
はじめての方ははじめまして、ひよこです。
またお前か、という方はこんにちは、また私です。
今回は、名前を取り戻すため奮闘する少女のお話。
＊登場人物
・アリス
・白うさぎのお兄さん
・黒猫
・白猫
・狐
・子犬
・ライオン
・女王
＊お客様
・はるた様
・左右りと様
・スミレ様
・マヤ様
・アッコ様
- Re: 夢で逢えたら【5/23更新】 ( No.29 )
- 日時： 2015/06/06 17:32
- 名前： スミレ （ID: Id9gihKa）
大学と言うシステムがなければ、私は高校行かなかったような気がします…
義務教育を終えたから、留年しないように気を使わないといけないし…(-_-;)
それはこっちの台詞です!
いつもいつもいつも羨ましく思っています!!
写真部と言うことは、色んなところに行って写真を撮ったりするんですか？
一昨日あたりはずっと月が綺麗だったのですが、携帯のカメラ機能がポンコツで…
全然月っぽく見えないという…(-_-;)
これからもがんばってください!!
- Re: 夢で逢えたら【5/23更新】 ( No.30 )
- 日時： 2015/06/22 22:44
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: OcHJFEPy）
お久しぶりです、ひよこです。
無事テストが終わったので、ひっそりと浮上します。
＊＊＊
スミレさん
私もですよ……
今なんか入学したばっかなのにさっさと卒業したいって思ってるほどです。
卒業までなんとかふんばらねば(´・ω・`)
ひいいいありがとうございます……!!
ほんと、いつもいつもスミレさんには感謝しっぱなしで……
まあ、たまーにふらっと撮りに行く感じですかね。
ほとんど活動してませんが(笑)
月ですか!!こっちは曇りばっかで空が見えません……
そして機械おんちなので、携帯ではあんまり撮らないです。
ありがたいお言葉……!!
がんばります!!
コメントありがとうございました!!
- Re: 夢で逢えたら【5/23更新】 ( No.31 )
- 日時： 2015/06/22 23:45
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: OcHJFEPy）
＿＿ここは、素敵な世界。
だってほら、皆笑ってる。
だってほら、皆楽しそう。
なんでかって？
一人じゃないから。
皆がいるから。
一人でいるのは嫌だもの。
一人でいるのは寂しいもの。
だから、ほら。
あなたも一緒に、笑いましょう？
＿＿『アリス』。
＊＊＊
城の中はひんやりとして、とても静かだった。
誰かにみつかってはまずい、はやく名前を探さなくてはと、アリスは焦る。
（……ここはきっと、私にとって一番嫌な場所だ）
焦っているのは、そのせいもあるだろう。
恐ろしいと思えば思うほど、この城が黒くみえる。
「……アリス、落ち着いて。こんな城、怖くないよ」
白うさぎが、優しく微笑む。
それをみて、アリスは少し心があたたまるのを感じた。
一人じゃない、その事実が、恐怖をやわらげてくれるような気がした。
周囲に気を配りながら歩みを進めていく。
城の中はいくつも部屋があり、女王と名前を探すのは根気が必要そうだった。
「……おねえちゃん、あそこ」
突然、子犬が足を止め、ある場所を指差した。
それは、少し先の曲がり角。
その先は黒いもやのようなものがかかっていて、よく見えない。
「……どうかした？」
子犬は鼻をぴくぴくと動かした。
「……だれか、いる」
犬の嗅覚は、とても優れている。
恐らく、なにかの匂いを感じ取ったのだろう。
すっと白うさぎがアリスたちの前に出た。
「……僕が先に行くから、アリスたちはあとから来て」
そう言って、白うさぎはゆっくりと黒いもやに近づいていく。
慎重に、慎重に。
あと少しでたどり着く、その時。
「!?」
黒いもやが瞬時に白うさぎの体をとらえ、飲み込んだ。
「お兄さん!?」
アリスが白うさぎのもとへ行こうと足を踏み出すと、子犬が彼女の服を引っ張った。
「子犬ちゃ……はなして!!」
「だめ!!おねえちゃんが行っちゃ……かくれよう!!」
そう言って、小さい体には似合わない大きな力で、アリスを近くの部屋に引きずり込んだ。
「ここにはだれの匂いもしなかったから、だいじょうぶだとおもうけど……」
子犬はあたりをきょろきょろと見回し、ある一点に目線を集中させた。
「……ここのなかにかくれて」
そう言って、子犬は部屋にあったクローゼットを開けた。
「おねえちゃんひとりならぎりぎりはいれるよ。はやく!!」
「でも、お兄さんが……それに、子犬ちゃんだって!!」
子犬はにっこりと笑った。
「だいじょーぶ!!いざとなったら犬の姿になるし、おにいさんだってたすけるよ!!」
この、小さな、けれど懸命に戦おうとする姿に、アリスは心をうたれた。
それと同時に、自分の力のなさを嘆いた。
「おねえちゃんは死んじゃだめだって、おにいさんが言ってたもん!!」
自分は弱い。
「だから、はやくかくれて!!わたしがいいって言うまで、出てきちゃだめだからね？」
子犬はアリスをクローゼットに押し込んだ。
中は案外広く、体をたためばすっぽりとおさまってしまった。
「待っててね、おねえちゃん」
パタンと、クローゼットの扉が閉まった。
子犬が遠ざかっていくのがわかる。
視界はまっくらでなにも見えない。
（ああ……暗い……怖い……）
アリスは手で顔をおおった。
暗くて狭くて、どうにかなってしまいそうだった。
＿＿喚かないで、私のかわいいかわいいお人形。
頭の中で、声が響く。
＿＿あなたは、私のいうとおりにすればいいの。
とても嫌な、怖い声。
＿＿そうすれば、出してあげる。
「…………おか、あ、さ……」
＊＊＊
子犬は部屋を出た。
アリスを置いて、部屋の扉を閉めた。
そして、鍵をかけた。
みえない鍵を。
「……アリスは暗闇が嫌い」
そして、くすりと笑う。
「ああ……なんて可哀想なアリス。一人は寂しいでしょう。悲しいでしょう。だから」
笑う。
「一緒にいましょう？」
- Re: 夢で逢えたら【6/22更新】 ( No.32 )
- 日時： 2015/06/26 17:54
- 名前： スミレ （ID: Id9gihKa）
物理とか科学とか理系科目はもうダメ!
唯一の得意教科が現代文だもん!古典も暗記もこれっぽっちも出来ない^^;
私はひよこさんの大ファンですから!
読みやすいし、面白いし、凄いこう…予想を覆される、みたいな感じで!
結末を予知できないけど、あっさりというか手軽に読める!
写真撮ろうにも、カメラが無いので(-_-;)
どの道最近は梅雨なのか、ずっと雨か曇りで月なんて見えないんですけど(^_^;)
家のベランダから見えるのが向かいのマンションって…
写真を凄い撮りづらい立地だし(・・;)
おおっと(＠_＠;)
またまた面白そうなことになっているではありませんか!!
一体どこからアイディアが出るのか、気になります!
更新、頑張ってください!
- Re: 夢で逢えたら【6/22更新】 ( No.33 )
- 日時： 2015/07/22 19:48
- 名前： ひよこ ◆1Gfe1FSDRs （ID: OcHJFEPy）
スミレさん
スミレさんは私なんですかね……
私も完全文系でして……ほんとに理数系だめなんですよ。なんですかあれ。
わけわからない暗号にしか見えないです。
古典は、数学よりましかなぁレベルです(；´Д`）
だ、だだだ大ファン……!!
嬉しすぎてちょっとよくわからないです。あれ……これ夢かな？
まあとりあえず、スミレさん大好きです(真顔)
いまじゃすっかり夏模様で……暑すぎて死にそうです。
私暑いのだめなんですよ〜すぐバテる（＝ω＝；）
家のまわりにマンションなんかないですよこっち……わりと田舎なので（笑）
おかげで日当たりよすぎて暑いです。太陽さん隠れてくれないかなぁ……
アイディアなんて大層なものでは……!!
ただぽーんとでてきたものをさらーっと書いてるだけなので、実は深く考えてないです←
コメントありがとうございました!!