コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Season of the love【参照2000突破感謝】
日時: 2016/04/26 12:48
名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: Tf5VGYTU)

どももも、瀬ノ島凛音でっす☆((殴

えーっとですねー…前々から新しい小説書くー!って言ってて、ようやくスレ立てです^^;
仕事遅すぎ…自分……
あ、もう一つの方完結しやしたー!(よかったらそっちも読んでくだs((

………まあいいや←適当

あ、そうそう。この小説、めっちゃ長いです。(予定)
あとめっちゃ登場人物多いです(笑
今出てきてるだけで(カキコに書く前に携帯に書いてるんすけど、そっちはここよりめっちゃスピード早いんすよ。)13人出てきてる…
多いわ!((自分で言うな

瀬ノ島さん、遂に高校生になったわけでして。サーセン。
めっちゃ更新亀なんですよ。サーセン。
でも出来る限り浮上して更新しようと思うので。サーセン。
っていうか参照2000越えありがとうございます。サーセン。
なんでこんな駄作に参照多いんすかね。サーセン。
サーセン。サーセン。

前置き遅くなってサーセン。サーセン。
それじゃあ本編(?)どうぞ。サーセン。


(※>>44は私の成りすましです)

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Re: Season of the love ( No.1 )
日時: 2015/07/08 16:43
名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: tOQn8xnp)

——季節は、桜舞い散る張。
私、星深桃華ホシミモモカは…

「あああぁ…今年も皆と同じクラスがいいなぁ…」

クラス替えがとにかく気になっていた。
今日から中学二年生。
私は気合を入れて、高い位置でポニーテールをしている。
ちなみに、このポニーテールを結ってくれたのは先ほどから、

「あああぁ…緊張するよぉ…友達出来るかなぁ…」

といってそわそわしている、二つ上の私の大好きなお姉ちゃん、星深紫乃ホシミシノ

「もー、お姉ちゃん、さっきからそればっかり。
だいじょーぶだって!お姉ちゃんなら直ぐ友達出来るよ!
私が保障するからには間違いないっ!」

…私達、姉妹はものすごく仲が良い。
友達は、どうやったらそんなに仲良くなれるの?って聞いてきたりするけど…、私達は小さい頃からこんな感じだったから、寧ろ逆に友達兄弟がなんでそんなに仲が悪いのかが分からない。
無理矢理理由を出すとしたら…おっとりしていて、纏ってる雰囲気もフワフワしている優しいお姉ちゃん。そんな姉をいつも引っ張っていく、元気が取り柄の私。という感じに良いバランスだからかな。

「桃華…ふふ、ありがとう。桃華にそう言われたら、なんだか自信が出てきたよ。」

そう言ってほほ笑むお姉ちゃんは朝から眩しい眩しい…

「ぐはっ!今のお姉ちゃんの笑顔が可愛すぎて桃華は負傷した!」

そう言ってふらつくフリをする私。

「なに言ってるのよ〜。」

と言って微笑むお姉ちゃん。
これが私達の日常だった。

「…って、もうこんな時間じゃん!そろそろ出なきゃ!」

「わわ、本当だ〜…急がないとねぇ。」

お姉ちゃんは今日から高校一年生。
お姉ちゃんが通う高校は、私が通っている中学校にすごく近い。

だから、これから毎日一緒に登校できるんだー!
…まあ、今までもずっと一緒に学校行ってたけど。

「ほらほら、早く行ってらっしゃいな。」

「あ、お母さん。今日の入学式来るの?」

「もちろんよー。娘が遂に華の高校生なんだから!
その記念すべき一日目は写真を撮らないとね。」

「…そういえば、お父さんは?」

「お父さんはもちろん仕事よ。家を出る寸前まで『会社行きたくない!俺も紫乃の入学式、見に行くー!』って言って騒いでたわ。はははっ!」

「あ、あはは…」

豪快に笑うお母さんと、苦笑いのお姉ちゃん。
二人の会話を黙って聞いていたけど…

「ああ!お姉ちゃん!本当に時間ヤバいよ!」

ふと時計を見て、先ほどから5分も経っていることにようやく気付いた。

「あわわ…。それかあ…行ってきます。」

「行ってきまーすっ!」

「はいはい、行ってらっしゃい。」

**そうして、私達の新生活が始まったのだった。

Re: Season of the love ( No.2 )
日時: 2015/07/11 15:16
名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: 3L6xwiot)

「それじゃあね。」

「うん!頑張ってね、お姉ちゃん!私も学校でお姉ちゃんの事をずっと想っておくよ…」

「ふふ、ありがとう。」

…遂に学校に着いてしまった。
いや、学校に向かって歩いていたので、つかないとおかしいんだけど。
私は少し深呼吸してから、クラス替えが書かれた紙のある場所へ行き、自分のクラスを確認しに行った。


Re: Season of the love ( No.3 )
日時: 2015/09/25 16:07
名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: 63VIkG8S)

「えーっと…星深桃華…星深桃華…星深…ほ……………あった!2年D組26番、星深桃華!」

「も〜も〜か〜ぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「うわぁ!?」

私が自分の名前を見つけた時、私の名前を大声で呼ぶ声が…
しかも、その声の主に思いっきり飛びつかれた。
私は冷静に…

「暑いよー、離れてよー、愛ー。」

と、その声の主の名前を呼んだ。

「あ、ごめんごめん。一緒のクラスだって知った時に、桃華の姿見つけてー。つい飛びついちゃった、てへぺろっ!」

「てへぺろて…」

大きな目、ぷっくりした唇に形の良い鼻。
足が体の半分を占めていて、ちゃんとご飯食べてる?って心配になる程細い体。
そんなモデルのような容姿をした彼女は、宮垣愛ミヤガキアイ
私の、大好きな親友だ。
正直、隣に立っていると私の幼児体型が引き立ってしまい、悲しくなる。

…なんていうか…ほら…この、胸のあたりとかさぁ…どうやったら愛みたいになるんだろう……

と、歳相応の悩みの解決策を考え……ため息を吐いた。
てっていうか……

「っていうか、私達また同じクラスなの!?ホント!?」

「そうだよ!ほら、桃華の隣にアタシの名前書いてあるじゃん。」

…あ。気付かなかった。

確かに、私の名前の隣に愛の名前が。

「……気づかなかったなぁぁぁぁぁ!?…おりゃあっ!」

そう言って、愛は私をぺしぺしと叩いてきた。

「痛い痛いー!やめてー!」

実際はそこまで痛くないけどね。

「っていうか、なに?そのポニテ〜〜!」

「え!?変!?」

「うん。…っていうのは冗談で…超可愛いよっ!本気で食べちゃいたいくらい。」

「食べないでね!?」

**私達は一通りじゃれあってから、

「んじゃー、そろそろ教室行こっか。」

という愛の一言で、教室に向かった。

Re: Season of the love ( No.4 )
日時: 2015/07/21 16:49
名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: fS.QmYjo)

「D組は〜…ここか。」

「だね。どんなクラスなんだろう…」

私はクラスに不安を持っていたが…まあ、なんとかなるでしょ。

「ま、愛がいたらそれだけで良いけどね。」

そうボソッと言った私に、

「桃華!大好き!結婚しよ!結婚式はいつにする!?」

とか上段を言ってくる愛のおかげで緊張は既に解けていた。

「よし!入ろう!」

「え?虫?」

ガラッ

教室の中には既にほぼ全員の姿があった。

んー…あんまり知ってる子いないなー。

そう心の中で思っていた時。

「あ…!桃華ちゃん……!」

と、可愛らしい声が聞こえてきた。
可愛らしいとか言っても男子なんだけど。

「あ〜〜〜!和也!」

私がそう言うと、その声の主は控えめにニコッとしてから私と愛に小走りで近寄ってきた。
この、メガネをかけた、いかにも女子力ありますっといった感じの彼の名前は、柳澤和也ヤナギサワカズヤ

正直、私よりも女子力あると思う。悲しいけれど。

なんて私が真顔で考えていると、和也が私達に話しかけていた。

「また同じクラスだ…!これで…8年目…だねぇ!嬉しいなぁ。
愛ちゃんも同じクラス…!今年のクラスも楽しそうだなぁ…!」

そう。和也と私は小学校一年生の頃からずっとクラスがいっしょで…今年で8年目になる。

ここまで一緒だと、誰かに操られている気もするけど…まあ、私自身も和也と同じクラスで嬉しいので何も言わない。

愛とも、私はよく同じクラスだったから、愛と和也も仲良しだった。

「だねだね!アタシも和也くんと同クラで嬉しいー!」

そう言って和也に抱き着き、和也の頭を撫でまくる愛。

…今では、この光景に慣れてしまってるけど…これって、普通に考えるとただのセクハラだよね。

「桃華!?そんな真顔でセクハラなんて言わないで!?」

「はぅ!?お主…な、何故の拙者考えていた事が分かったのだ!もしや、巷で噂の超能力者とやらか!」

「いやいやいや!思いっきり声出てたし!それにー、アタシが好きなのは桃華だけだよっ!なになに?もしかして妬いてるのー?」

「あー。もうすぐチャイム鳴るねー」

「無視!?また無視ですか!?いや…考え方を変えると、これは放置プレ——」

「変態。」

「変態なんて、アタシにとっては褒め言葉よ!」

「……………ぅわ…」

「あ、あはは…」

私達の変な会話に苦笑いをする和也。
こういった私と愛の漫才のような会話にも、和也はもう慣れてしまって、今では逆に面白そうに聞いている。

…最初はちょっと引いてたらしいけど。

そしていつもはこの次——

「もーっもか!」

「ひゃうぁぁ!?」

私に悪戯を仕掛けてくる人間が現れる。
唐突に首の後ろに、すごく冷たい何かが当てられたため、私は到底女子とは思えない変な悲鳴をあげてしまった。

あ、また女子力下がったわ。

私は犯人を直接見ないで、直ぐに犯人を特定。

…っていうか、こんなことする奴はアイツしかいない。

「ちょっと流星!なにすんのよぉぉぉぉ!!」

思いっきり振り返った私の前には、やはり私が思っていた通りの人物が。
先ほど押し当てられた冷たい物の正体と思われしき、ペットボトルごと凍らされたお茶を持ちながら、私の方をみてニヤニヤしている彼の名前は、咲比良流星サキヒラリュウセイ
私の、幼馴染だ。

「おっと、怖い怖い。てかお前、悲鳴ヤバかったぞ。また女子力低下したな。少しは和也を見習えよー!」

「………///」

そんな事を言われて赤面する和也。

いや…いつもいうけど……

「「女子かっ!」」

——私と流星は、見事なまでにハモった。


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