コメディ・ライト小説(新)

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毒虫になっても君は来ない
日時: 2022/10/01 13:08
名前: 水蒸気 (ID: u3FN3Kce)

人の真似して文章書くしかできなくて弱いから自分が嫌になる。


2章

3章

Re: ←を擦り潰したいから↑を夢見る→の↓を食べる。 ( No.9 )
日時: 2022/07/31 06:32
名前: 水蒸気 (ID: PLhBXrsw)

ゴミだ、ゴミ、そんなゴミにすがりつくのもまたゴミだ、しねばいいのにね、


 プライドの高い人間なんか、皆ミキサーにかけて一つの液体になっちゃえばいいのに。
 カムパネルラのいつもの戯言を、興味深く思い、問うてみる。

 ジュースになったプライドの高い人間たちはどうするんだい。
 ジュースなんて心躍るものじゃないよ、廃水だよ。普通に排水口に捨てるよ。
 環境破壊じゃないか、それ。
 いいよ、環境なんてもう人間のエゴで壊れ尽くしてるもん。勝手に壊れる環境が悪いし、今までに人間のエゴが蹂躙してきたので、私も先人に習って同じことをしているだけ。悪い?
 悪いかどうかを指し図れる程の位置にいないよ、僕は。一般的には悪いって言うのだろうけれどね。

Re: ←を擦り潰したいから↑を夢見る→の↓を食べる。 ( No.10 )
日時: 2022/07/31 06:34
名前: 水蒸気 (ID: PLhBXrsw)

みんなしねの延長線


 カムパネルラの内側に、僕の求める君を見ると、どうにも苦痛だ。いなくなれ、いなくなれと怯えてみるも、会いたいよの追慕も、もう君には届かないらしいのだ。クララシカはしんだんだ。
 君はきっと、姿形だけは同じの、そう、スワンプマンなのかもしれない。ホムンクルスなのかもしれない。クローンなのかもしれない。アンドロイドなのかもしれない。レプリカだ。
 君が笑えば彼女が笑った気がする。君が私の名前を呼んでくれないと、彼女が読んでくれなかった気になる。もう彼女とカムパネルラは別の生き物なのに、似てるから間違う。

 違う、人間に対してこんなこと考えなければならない。それ自体が狂気なのに。どうしてこうまでして君の思い出を守らなければならないか。
 君の言葉全てが形見になった。君のくれた今日がどんどん汚れていく。君の思い出が穢れてしまうから、カムパネルラを殺したい。

 君を愛した日々があまりにも美しいのがいけなかった。夏の早朝に漂う透明の空気。秋の夕暮れにある嘘みたいな黄昏。冬も春も美しい思い出は無いから四季の全てではない。君は夏と秋の内にだけあれ。これ以上汚さないで。息をしないで。

 嗚呼。この深い哀しみを、どんな言葉で表したところで、あなたに理解できるものでは無いでしょう。20000マイルの底で、52ヘルツが聞こえるか。あなたも同じ骸を食べればいいのに。
 あなたの骸を食べてしまえればよかったのに。

 カムパネルラが何をしていても殺してやりたくなるの。可愛げのある挙動一つ。昔はただ嬉しかったはずの、君のしてくれること全てが、私の心を蝕もうとしている。わざとやってるの。意識的に、無意識下で、何方でも差異はない。あなた、私のことが嫌いなの。どうして。私、こんなにこんなにこんなに愛していたのに。これもきっと、過去に縋りついて……あなたは人間なのだから、これが正しいはずなのに。
 あなたが嫌い。もう何もわからない。ずっと、独り善がりだ。52ヘルツが誰にも届かないこと、誰も教えてくれないもの。
 食べたら、あなたになれる。食べたら、私にしてあげる。だから、私の骸を飲み下せ。あなたがこの途方もない孤独に落ちていけばよかった!
 私じゃない。私のこと孤高は、あなたのせい。あなたが祀り上げた。あなたが生きているのが悪かった。
 酷いひどいひどいひどいわひどいわどうしてどうして、なんで、わたし、私私、こんなに、あなたに尽くしたのに、あなた、奪わないで、返せ、返して、私のクララシカ、返して。お願い、返して、愛して、もう苦しいの、お願い、死んで。あなたが死ねば私、ようやく生きができるのに、しねばいいのに。あなたを食べたくない。あなたを見たくない。気持ちが悪い、
 あなたの言葉を全部食べていたかった。
 あなたのためなら、この心臓を半分に切り分け、差し出したって構わなかった。なのにあなた、私の血を飲んでくれないの。
 心臓を切ったら血が出る、血が出たら痛いに決まっている、酷い苦痛にのたうち回って、いたい、いたいと血を撒き散らしても、あなたは私を傍観し続けた。あれは一体、どういうつもりだったの。
 聞いたところであなた、何も答えてくれなかった。あなたに何を言ったって、何をしたって、意味を持たない。わかってる。だからこんなに苦しいのに、あなたは……あの美しい夏と秋は。

 こんなことに苦しむ朝だって、不甲斐ないのに。あなたはきっと、私のために悩ませる朝なんて持たないのでしょう。あなたを食べたくないのに。いいや、もう、やめようよ。

 なんでこんなに吐き出さなければならないの。もう、求めることも期待することも信じることも恋い焦がれることも、ぜんぶ、無駄だよ。
 こんなに足掻いたのに、あなたには届かない。聞こえない。だからこんなもの全部、なかったことにされる。
 夏と秋と、冬と春の違いに狂わなければならない。もう、つかれた。
 季節の中にいなきゃならないのももう、……。
 すっかり汚泥に塗れた私のカムパネルラを見て、こんなつもりじゃなかったとか、こんなはずじゃなかったとか。
 頑張ったって人は死ぬ。助けたかった、頑張れた、その先で虚しく死ぬ。死体に縋っても腐臭ばかり。
 私はカムパネルラを殺した。

Re: ←を擦り潰したいから↑を夢見る→の↓を食べる。 ( No.11 )
日時: 2022/08/06 19:00
名前: 水蒸気 (ID: ngnaS3V2)

 朝の倦怠感が僕を殺そうと追いかけてくる! 恐い!
 ぎゃあああああああああああああああて布団の中でのたうち回って、苦痛に怯えて、寒い寒い寒い!
 恐い、弱い自分がいつまでもいつまでもまとわりついてくる、手が震えて文字も書けない、痛い吐きそう、なんでなんでなんで
 葬列すら僕を拒む。泣き出しそうになって、天井と窓の向こうを見て、早く僕は毒虫になれと願った。この手足が短くも夥しい節足になれと、この胴が脚が弾力のあるブヨブヨした蛔虫になれれば、誰も僕を咎めないのに。指先が冷える。痛い。寒い。泣きたい。
 寒いのに暑い。何もできないまま灰色の壁を見る。この部屋の壁は広すぎる、白い、何もない、まさしく空間だ。かつて狭間に揺蕩ったときの虚構を思い出すような、最悪の景色だ。頭が割れそうになる。
 麦茶のパックがとても良い香りがして、吐きそう、吐きそう、だから、何も元気がない、麦茶のパックが、すごく良い香りがして、昔これを枕に入れて寝てみるのが夢だと母に言ったけど、なんて言われたっけ、虫が湧くって言ったっけ、麦茶のパックの成分をよく知らないからそうなんだねってやめたけど、せめて麦茶のパックの枕で寝てみたいかもしれないとか、夏らしさの象徴だと思うんだ。麦茶のパック。
 ああ、駄目みたい。カムパネルラ、僕のことどう思う。許してくれ。痛いよ。
 なんでこんな痛みと吐き気と頭痛と、全部痛むんだろう。最悪だ。弱くて弱くて嫌になるごめんなさい。
 泣き出しそうな世界の中で、なんもできなくて、何もできない駄目なやつが、理想のなんでもできるヒーローを作り出してバカみたいだと思う。きっと何でもできちゃったら何もできなかったくせに、僕って普通だとかまともだとか思いたかった。それともまともなふりをしているの?
 ごめんなさい、頭が痛くから。
 

Re: ←を擦り潰したいから↑を夢見る→の↓を食べる。 ( No.12 )
日時: 2022/08/13 11:26
名前: 水蒸気 (ID: mAre.l.C)

 ザネリが言う。あの人はすごく大人なんだよって。人に期待をしていないから平常心でいられるんだよって。
 人に期待しないことが大人なのだと言った。大人になるって諦めることが上手くなることだと言う。だとするなら大人になんかなれなくたっていいなと僕は思うんだ。

 君に話を聞いてもらっている間、早く消えたくてたまらなかった。僕のために費やす時間になんの価値があるのか。

 人と話した翌日、ああなんであんなこと言っちゃったんだろうって反省会しちゃうって言っていた。
 僕だけじゃないんだなと思うと少し楽だったかもしれない。

 理解できないものを虫のようだと言う。わからないことに疲れたし、わかってもらうことに疲れたのに。僕はこの世界にいるだろうか。

 もうずっと怖くてたまらない。君に知ってほしいことも、君を知りたかったことも、怖いから足が止まる。
 ザネリがちゃんと、色んな広い視野で見た結果、わからないから知っていけばいいと言う。知ることが苦痛なのに、残酷な一言だねと思う。
 僕は、アレを二度と好きになりたくないのだ。

 君がくれたもの。君の見た景色。君の言葉。全てが流星群の夜みたいに瞬いて美しかった。
 あるいは森の木漏れ日と小川のせさらぎのように。
 あるいは、あの日の朝見た景色のように。
 きれいだと思っていたのはいつも僕だけなんだろうから。

 僕の中に溶け込んだ光の全て、君のうちには輝かない。
 二度と同じものを語るな。それっぽく話を合わせるな。あいつは誰にでもそういうことを言うんだから。

 毎日傷付いて、そのたびに苦痛の答え合わせをしている。最初からこいつの内側には何もないのだと。僕の中を同じ輝きで満たしたところで、あいつの中に僕は一つもないのだ。あったと思っていたとき、世界が極端に狭かっただけなんです。
 あの何回嘆けば許されるの。
 人は胸の痛みで死んでしまうことはないというけれど、その痛みで死んでしまい方なほど苦しんでいるのに。

 僕もきっと大人になったよ。諦めているから。期待していないから。虫が這いずることに生理的に嫌悪するだけ。

Re: ←を擦り潰したいから↑を夢見る→の↓を食べる。 ( No.13 )
日時: 2022/08/28 00:25
名前: 水蒸気 (ID: zV972Jgf)

 怪物が、僕の中にいる。暴れまわっている。街が壊れる、蹂躙される、そういう、かたちの無い恐怖が轟々と音を立てて、壊される。壊れてる。僕、は壊れてる。
 カンパネルラは遠くへ行った。いるのは知ってるけど、見えなくなった、見たくなくなったから見失った、わざとやった。そうしたら、余計に怖くなる。
 一日が風のように過ぎていくことに幸福を感じたし、同時に無理だって思った。でもやんなきゃ。できるから、やらなきゃ。怖くてもやるんだ。何もできない僕は、逃げてばっか、でもどうして助からないのかな。
 カンパネルラがいない。いなくてもどうにかなってる。どうにかなる証明が怖い。
 イマジナリーフレンドなんて名前をつけるな。僕のカンパネルラは僕だけのものなのに、他人が名前をつけるな。

 ねえ。星が僕を、上手な二足歩行だって褒めてくれたよ。多分お世辞なんて言わない人だって信じていい人だから、信じたけど、僕、本当は歩けないんだ。
 僕、どうしようもなくおかしいんだ。本当はこんなにおかしいのに、人間の真似事、おままごと、ごっこ遊びだよ。僕が人間に見えるわけがないのに。星が嘘を言うはずがないって思うのはどうして。

 僕を人間だと思わないで。僕、本当におかしいんだよ。歩けないんだよ。出られないんだよ。ひとりぼっちで、寂しくて堪らないんだ。
 人はみんな自分の人生を生きるものだって。僕は誰の人生?
 他人に興味があるやつのほうがおかしいに決まってるのに。僕には僕の人生が何処にもない。
 僕は世界にいない。

 僕は世界にいない。

 吐きそうなのに、吐くものすらないし、この心臓って何だろう。こんな原稿用紙を汚す言葉ばかりで、早く星を呑み込む夢を見に行きたいよ。
 怪物が巣くって、怖くて、何も無くて、どうしたらいいか。何もない。何も無いのに怪物がいる。カムパネルラが何だったのかすらもうわからない。カムパネルラって何だっけ。誰だろう。なんの夢を見ていたのだろう。

 月曜日にちゃんとしようって、できなくって、水曜日にちゃんとした。あれから4日しかたってない? 日付がわからない。あれから長い時間が経った気がする、経ってない、今日は僕は何をした?

 怖い。怪物がくる。いる。暑い。なんで僕、助からないのかな。


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