ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- タホ戦争 ある兵士の記録
- 日時: 2010/03/20 17:40
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
- 参照: http://pogorituxasennsi
どうもはじめまして。
今回(初投稿ですが)戦争モノを書かせていただきます。
素人なんで色々と誤りあると思いますが、その都度何かありましたら申し付けください。
※グロ注意・・・残酷な描写があります。気分の悪くなった方はすぐに閲覧を止めて安静になさってください。
※利用規約で禁止されていることはしないようお願いします。
※来ないとは思いますが、基本コメントは自由です。意見や質問、批判等も良ければなさってください。
※学生なんで基本的に更新は夜に・・・そして更新遅いです。ご了承ください。
※明るく楽しい戦記モノではありません。基本ドロドロです。ファンタジーとして楽しみたい方には合わない内容かもしれません。
※この作品はフィクションです。
※データの一部を修正しました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
では、本編をお楽しみください。
時代背景
>>41
基本用語(面倒な場合はとばしてもいいです。)
>>53 >>54 >>47 >>3 >>35 >>37
本編
ソン=パエリ近郊
>>4 >>5 >>6 >>7 >>8
>>9 >>10 >>11 >>12 >>13
>>14 >>15 >>16 >>17 >>18
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>>29 >>30 >>31 >>32 >>33
>>34
タルタモ攻勢編
>>36 >>38 >>43 >>44 >>45 >>46 >>48
>>49 >>50 >>51 >>52 >>55 >>56 >>57
- Re: タホ戦争 ある兵士の記録 ( No.48 )
- 日時: 2009/12/26 13:13
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
分隊兵「おーい!点呼だ。新しい指揮官のお出ましだぜ。」
慌てて点呼された先に行き、一列に並んだ。前に補充された新たな隊員たちが並ぶ。
新分隊長「みんな揃ったな。自己紹介だ。俺はゲルボア・リンゲル。階級は少尉だ。残りの2人も自己紹介しろ。」
新兵1「ニムゲ・グルハンです。よろしく・・・。」
新兵2「ミゲラ・ダンパス。前は特別人民隊第19部隊にいたんだ。人をバラすのは割と慣れてるつもりだぜ。」
ゲルボアは残りの2人が自己紹介しているときはつまらなそうにそっぽを向いていたが、自己紹介が終わった瞬間さっとこちらに顔を戻し、作戦の説明に入った。
- Re: タホ戦争 ある兵士の記録 ( No.49 )
- 日時: 2009/12/30 17:46
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
ゲルボア「ようし、これから作戦を説明する。よく聞いとけよ。作戦はいたって簡単だ。敵んところに乗り込んでって敵を尻尾に引き連れて帰ってくるだけだ。詳しい内容は・・・・・・。」
ゲルボア「何か質問は?」
分隊兵「はい!襲撃後、ゼ=リングに到達した後はどのぐらいで戻ってくるんすか?」
ゲルボア「そのまま上の許可が出るまで駐留だ。正確な時間はだせんし、援軍や支援はないと思ったほうがいだろう。」
分隊兵「・・・・・・マジかよ・・・・・・それってもしかして俺ら捨て駒って事じゃ・・・・・・。」
ゲルボア「やだっつったってお前らに選択肢なんかねーんだよ。やるしかないんだ。脱走したって敵の残党狩りにやられるか、味方に保安部隊か武装警察に捕まって処刑されるのが関の山だしな。腹ぁくくるんだな。ケッ。」
・・・隊長が本性出しやがったな・・・・・・。
- Re: タホ戦争 ある兵士の記録 ( No.50 )
- 日時: 2009/12/30 23:11
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
ゲルボア「決行は明後日だ!それまではここオペタで自由行動だ。せいぜい神にでも祈っておくんだな。ヒヒヒ。」
そう言うと新任の隊長はふらふらと町の方に歩いていってしまった。
分隊兵「嫌な隊長が来ちまったな・・・。はずれくじかよ・・・これならまだソントルの方が断然良かったぜ・・・。」
「はずれとは言えねえかもよ。実際もうあんな士官しか生き残ってないんじゃないか?」
分隊兵「そんな夢のねえ事言うなよ・・・。これから先もあんなのしか回ってこないとかほんとやってらんねえよ・・・。」
そして雑談を終えた俺達は明後日の作戦のためオペタ市内にある軍用宿舎へ行った
- Re: タホ戦争 ある兵士の記録 ( No.51 )
- 日時: 2010/01/02 17:28
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
2948年8月23日 オペタより5000キロ北東の拠点ドンチ コップ国内
ポゴリツァ軍司令「よく集まってもらった。諸君にはこれからイヴィ=ザードへの侵攻を行ってもらう。これは極めて重要な任務だ。この戦いで我がポル人、ポゴリツァの4500万もの人民の運命が決まると言っても過言ではない。進め!人民の害毒であるザード人どもを皆殺しにするのだ!」
ポゴリツァ兵「おおお!!!」
- Re: タホ戦争 ある兵士の記録 ( No.52 )
- 日時: 2010/01/02 17:59
- 名前: ポゴリツァ脱走兵 (ID: fjWEAApA)
なんだか現地徴収兵はやる気なさそうだな。」
声を上げていたもののほとんどが本国からの派遣された者て、現地徴集兵は不安そうに壇上の司令官を見つめていた。
分隊兵「しゃあねーだろ。無理やり参加させられてんのとそう変わらんのだからな。」
ミゲラ「まさか全員戦闘中に脱走したりしてな・・・ハハハ。」
「あるかもな。新兵は大抵やる気ねー奴はちょっと旗色悪くなると逃げ出すか降伏しようとか言い出す。」
分隊兵「それを止めんのが指揮官の仕事だろ。」
「今回の隊長だと容赦なく射殺しちまうかもな。冗談じゃない。」
ミゲラ「あの隊長、俺んとこの近くに配属されてたみたいだが、ほんとに脱走者は射殺してたみたいだぜ。」
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