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呪いのメロディーに誘われて・・・
日時: 2010/03/21 08:24
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

こんにちは
(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)
     
      りんご     です!!

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消えた小説がほぼ復活されていて、おどろき!!
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Re: 呪いのメロディーに誘われて・・・ ( No.27 )
日時: 2009/10/29 13:34
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

【呪いのカメラ】第二話

「お邪魔しま〜す」


かび臭くて、ちょっとうっときてしまった。

「おお〜、広い・・・」

さすがは大富豪の家だ。

中はとても広かった。


「すごいわね!っていうか、家具はそのままよ?もったいなーい」

まぁ、さすがは大富豪はケチらないのかー。


「おいっ!見ろよ、これを!!」

「ん〜?」

ナツメがなんか持ってる。


なに持ってるのかしら。


「なに持ってるのお!」


「ふっふふっふ・・・」

なによ、その笑い・・・。


「じゃ〜んっ!」

「??」


あ!あ!

それは、よく見ると・・・


「カメラァ!?」


「そ、カメラ♪」

ほ、欲しい・・・と、おろかにも思ってしまった。


だって、そのカメラ、新しいみたいにツルピカだし、新品みたい!

「すごいわね、ナツメ!!」


「もらえよ」


「え?」

いま、もらえって・・・言った??


「もらっちゃえよ!!」


「!!」

そう、そうよね・・・やっぱり————


「もらっちゃおっか〜♪」








————知ってたはずだ。



他人のものをとっちゃ駄目だって。


それは“盗み”だって.



————知ってたはずだ。


悪いことしたら、必ず悪い事が後に起きるんだって————

Re: 呪いのメロディーに誘われて・・・ ( No.28 )
日時: 2009/10/29 13:34
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

【呪いのカメラ】第3話

「たっだいま〜!!」

わたしはとってもご機嫌だった。

だから、お母さんも安心したみたいで「どうしたの?とつぜん機嫌が良くなっちゃって」、な〜んて言われた。


でも、機嫌がいいのは当たり前!!

なんってったって、タダでカメラを手に入れられた。

それにそれは新品のようにピカピカだし。

うれしいいのは当たり前だわ!!

「ふふっ♪夏休みが楽しみ♪♪」


夏休みが近づいてきた。


そして、それと共に悲劇も近づいてきたんだ————

Re: 呪いのメロディーに誘われて・・・ ( No.29 )
日時: 2009/10/29 13:35
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

【呪いのカメラ】第四話

「行ってきま〜す☆お父様、お母様、お姉さま☆☆」


「いやだぁ〜、奈緒・・・。気持ち悪いなぁ・・・」

お姉ちゃんが苦笑しながら言った。

「いやですわ、気持ち悪いだなんて〜wんじゃ、行って来るね!!」


「いってらっしゃ〜い!気をつけてね!!」

「事故に気をつけろよー!」

「楽しんでコイよ!若者〜っ!!」


やだなぁ、おねえちゃんったら・・・!!

別にそんなんじゃないのに〜!!




今から私が行くところ。

それは海だ。

ナツメと、海に行くの!!


とっても楽しみ!!

なんてったって、夏休み!!

楽しまなきゃ、損だな!!



「お〜い、ナッツッメ〜!!」


とん、っとナツメノ肩を叩く。

「ん、お??来たか。おせーよ!!」

「ごめんごめん!!んぢゃ、早速・・・」


ヴイ〜ンとカメラがうなる。

「写真とっとく!?このカメラの初撮りだぁっ!」

「おう、最初は俺だぜ!!しっかり写せよ〜!!かっこよくだからな〜!?」


「え〜??モトがモトだからどうかな〜??」

「るせっ、さっさと撮れよ!」


「はいはい」




カシャッ!


「————!?」


辺りが、暗く———


そう思った瞬間———

後ろの海から、手が、たくさん——!!?

あれ、まだ海に来てないよね??

(な、なに———!?)

そして、映る文字。


画面いっぱいに———映る。

2009.7.31    


それって、明日———?

の、

2.25


明日の、2時25分———に


————え——!?


「——————うだッー—?」


「!?」

「どうだっつってんの!!」

「え、あ。ああ!!だいじょぶだいじょうぶぅ〜!!」

「ほんとかよ〜」


「うん!」



本当は、なんにも———大丈夫なはずがなかったんだ———!!

Re: 呪いのメロディーに誘われて・・・ ( No.30 )
日時: 2009/10/29 13:36
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

【呪いのカメラ】 第五話

「着いたーっっ!!」


と、いうことでっ!!

早速、着きました。

もちろん、海・・・の近くのあたしが滞在するホテルに!!


待ち合わせ場所から2時間バスで着いた。

「ふ〜っ、気持ち—!!」

潮の匂いの混じった風があたしたちの横を通り過ぎる。

海は徒歩で五分くらいだそうだ。


「ねーっ、すごいすごい—!!ねぇ、ナツメ!?」

「あー。だなー!」


あたしはカメラをカバンから取り出した。


「どう・・・。撮る?」


もちろん、ナツメは笑っていった。


「おう、もちろん!撮るぜ!」


ぱしゃッ!!



そしたら、また変な風景になった。


「————!?」




ナツメが、青い顔をしている。


いろんな人たちが、周りを囲んでいた。


そして———

泣いてる。

何人も・・・。

あぁ、あれはナツメのお母さんじゃない?

どうして・・・泣いてるの?

あ、あれはわたしのお母さん、お父さん・・・お姉ちゃんに・・・みんないるわ・・・。


あ!

あそこにいるのはあたし!

ぼーっとしてる・・・。

あれ、これ———なんなのかな・・・??



「おーい!」

「うわっ!?」

「うわっ!?、じゃねー。なにぼーっとしてんだよっ!?・・・まさか・・・!!俺に惚れたか!?」


「・・・・・・・・・・・・」


なんだこいつ、あほか?


しらけてしまった。

「・・・ごめん」

「・・・いや、別に・・・。」

いや、なんでこーなるのかが分からないわ・・・!!


「ほんとにごめん!!まさか・・・ほんとにお前が俺のこと好きだったなんて!!悪い、そんなつもりj・・・」

それ以上の言葉は(うざいので)聞かないことにした。

ふー、なんでこんなバカなんだろー?


あたしは心の中でナツメを侮辱しまくった。

Re: 呪いのメロディーに誘われて・・・ ( No.31 )
日時: 2009/10/29 13:37
名前: りんご (ID: 44GDRR0m)

【呪いのカメラ】  第6話


「涼しいね〜」


夜になった。


今日は暑いから、明日海にいこうって話になったの・・・。



だから、今日は近くを散歩したり、お土産やさんにいったりした。


「明日が楽しみだねーっ。」


『そうだな!!』


ケータイからナツメのうれしそうな声が聞こえる。


やっぱり、そりゃぁそうよね。



「じゃ、おやすみ!!」



そう言って電話を切った。





このとき、ワタシはカメラのことをまるっきり忘れていた。



そして、ついに————





運命のカウントダウンが始まった———!!


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