ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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バグ探
日時: 2009/12/04 18:10
名前: バグ田バグ男 (ID: uwFalb0C)

消えた。また書き直す

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Re: バグ探 ( No.15 )
日時: 2009/12/06 11:18
名前: 咲 (ID: mwHMOji8)

おもしろいにゃぁ。

続き待ってるぉ♪

Re: バグ探 ( No.16 )
日時: 2009/12/06 11:50
名前: バグ田バグ男 (ID: GrVDPcij)

「ぐぁっ!!」修平の悲鳴が倉庫に響いた。修平は壁まで吹っ飛ばされていた。
「なんつぅ、怪力だよ」と呟いたも攻撃がやむ事はない。
「餓鬼、その程度か??」おじさんが言った。
「まだまだ・・・・・」修平の声には力が無かった。しかし動きは俊敏だった。修平は攻撃を与え続けた。しかしすべて受け流された。修平の苛々は最高潮に達した。
「ああぁぁもう、苛々する!!」修平は叫んだ。
「なんだ?叫んで強くなるのか?」おじさんはゲラゲラ笑った。しかし笑ったのは束の間だった。目の前に修平がいないのだ。と思ったとき修平の一撃が背中に当たった。
「てめぇ・・何しやがった。超能力でも使ったのか?」
「馬鹿じゃねーの。影を最大限まで薄くしただけだよ」修平は言った。修平は学校一影が薄いのである。
「さてと。痛めつけた分はきっちり返してやっから覚悟しな」と修平が言った。修平はおじさんの攻撃を華麗にかわし顔面に渾身の一撃を与えた。おじさんは気絶した。修平もその場に倒れた。修平はとても深い眠りに着いた。死んではいない。
「修平君寝ちゃった」星野は心配していないような態度だ。ヤクザも半数はやられている。バグ探勢も修平と飯泉がやられた。
「仕上げをするか」星野の心無い声を放った。次々と星野は殴りかかっている連中を返り討ちにしている。風間達は呆然としている。星野が本気を出しているのを初めて見るからだ。
「僕たちどうする?」風間が凱や誠に言った。
「帰ろうか」真田と弥太郎が言った。そして伏兵達は帰っていった。

Re: バグ探 ( No.17 )
日時: 2009/12/06 17:54
名前: 咲 (ID: mwHMOji8)

帰っちゃったんだ・・・。

ってか話面白いにゃぁ。

続き待ってるのにゃぁ(^◇^)

Re: バグ探 ( No.18 )
日時: 2009/12/06 19:34
名前: 咲 (ID: mwHMOji8)

しばらく来れなくなった。

チャットに理由あるから見ておいてね。

Re: バグ探 ( No.19 )
日時: 2009/12/06 20:08
名前: バグ田バグ男 (ID: oLuwXpG0)

「ねぇどうする?警察呼ぼうか」誠が倉庫から出てから言った。
「それもそうだね」凱が言った。それを傍聴していた風間が近くの公衆電話から電話をかけた。
 一方、星野は宮本以外をみんな倒した。歯を折られた奴もいれば骨にヒビが入って奴もいた。
「あとはあんただけだよ」星野が心無い目を宮本に向けた。鉄パイプを掴んでいる星野は大きく振りかぶった。宮本はとても怯えている。
「大丈夫。骨折するだけだから」もうこの中学生を止めらる物はいない。しかし、外からサイレンの音が聞こえた。警察が来たのだ。
「動くな!!ってあれ?」思ったより静かだった事に驚いたのは修平の父親で刑事の信(しん)だ。
「親父さん。もう終わったよ」星野は信を見たら状況を説明した。幸い来た刑事が信でよかった、星野はホッとした。 
 しばらくしてから囲碁将棋部の顧問である松崎がやって来た。風間たちが連絡したのだ。
「星野。乱闘はやめろって何回もいってるだろ」気絶している修平たちをみた松崎は呆れた。
「いやぁー、だって連絡する暇が無かったんですもん」星野はニヤニヤした。
「とりあえず、大怪我を負った奴がいなくてよかった。」松崎が呟いた。
「いやっ、大怪我を負った奴はここにいますよ先生」
「誰ですか?」
「うちの馬鹿息子ですよ。左腕が折れてますから」信は修平の左腕を掴んだ。
「あちゃぁ・・・・」松崎が困ったような顔をした。「まぁ、いいじゃないですか」星野が笑った。
「あのなぁ、俺の教師人生にピリオドが打たれるかもしれないんだぞ!!」松崎が吠えた。
「先生気にしないで下さい」信がなだめた。
「とりあえず、こいつを連衡するからこれで」信が宮本を連れて出て行こうとした。
「ちょっと待ってください。動機をまだ話してないですよ」星野が言った。
「動機は俺が話す。服部は俺の裏の顔を知っていた。ヤクザの首領というね。それを学校にばらすといったんだ。俺は純粋に高校教師になりたかった。でもヤクザの首領である俺には不可能だった。それで裏の情報経路を使いうまく自分の身分をごまかした。それも奴は知っていた。だから出遅れになる前に殺そうと思ったんだよ」宮本が動機を喋った。無念さに満ちた宮本の声を聞いた、星野がドSではなく普通の人間に戻った。
「あのな、教師になるのにヤクザだろうが優等生だろうが関係ない。教師は勉強だけじゃなく心を教える者なんだ。ヤクザだって健全な心を持っている奴だっているはずだ。優等生だって殺し屋みたいに心無い奴だっている。でもあんたは違う。たしかに俺らをめった打ちにしようとした。でも教師になろうと頑張ったのには変わりない。だから早く刑務所から出てきてまたやり直すんだ」これを聞いた宮本は笑った。それは‘ありがとう‘と言ってるようだった。
「さてと、俺も帰りますか」星野は倉庫から引き上げた。
 
 翌日の部活
「修平は今日学校休みです」鯨駒が松崎に言った。無理も無い。骨が真っ二つに折られて入院しているのだから。松崎は明日の説明を一通りした。松崎の話が終わり星野が号令をかけた。部活が終わったのだ。
「ねぇ、修平のお見舞いに行こうよ」笹場が皆に言った。
「そうだね」飯泉が言った。
「じゃぁ、僕の家に来て」笹場が言った。星野は面倒臭そうな表情をした。でも時々こういうのはいいかもね、と星野が心の中で呟いた。そして教室を出て行った。



             完


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