ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のプリンセス
- 日時： 2010/03/04 19:04
- 名前： 香織 ◆love33RPPg （ID: OS.29i1w）
——私は、プリンセス
みんなが、私の周りに集まる——
みんな、私に憧れてるの……
私は、戦場のプリンセス
★、ご挨拶
こんにちは〜
「戦場のジュリエット」では
お世話になりましたっ！！
今回は、そのお話のアナザーストーリーと
いうのでしょうか……それを
書いていきたいと思いますっ
応援よろしくお願いします★
★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
>>0003 プロローグ
>>0019 竹イメソン
>>0020 松イメソン
>>0021 梅イメソン
★、お客様
nanasi様 流都様 瀬多 哉様
舞尋様
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- Re: 戦場のプリンセス ( No.15 )
- 日時： 2010/03/03 20:53
- 名前： nanasi （ID: XTwzLzPc）
国民服・・・時代を感じる・・・。
「私は、感謝している。
こうやって、毎日生きられることを。」
ってところ、なんかいいですね〜
- Re: 戦場のプリンセス ( No.16 )
- 日時： 2010/03/03 21:27
- 名前： 香織 ◆love33RPPg （ID: OS.29i1w）
>>15
この当時は、男性は国民服で
女性はもんぺだったらしいよ
それは、丁度1943年くらいからだったはず
まぁ、奇跡的に助かって
毎日生きれることの、誇らしさを
この当時の人たちは絶対もってたはず……
- Re: 戦場のプリンセス ( No.17 )
- 日時： 2010/03/03 21:28
- 名前： 香織 ◆love33RPPg （ID: OS.29i1w）
- 参照： http://happy.ap.teacup.com/baira612/211.html#comment
↑女子高生EDパロｗｗｗ
この「戦場」シリーズには
出てないキャラもいますけど
一応、パロ動画です、みてみてくださいな
- Re: 戦場のプリンセス ( No.18 )
- 日時： 2010/03/04 17:13
- 名前： 香織 ◆love33RPPg （ID: OS.29i1w）
- 参照： http://happy.ap.teacup.com/baira612/
第2話
※松目線
「はぁーっ」
私は今、部屋の掃除をしている。
それも、妹の竹の部屋を。
あの子は、掃除したこと無い。
いや、家事の手伝いすら
したことないだろう。
それなのに怒られないのは
両親が、あの子をひいきしてるから。
その反対で私はいつもこきを使わされる。
私は、実の家族から好かれていない。
なんでかはしらないけど。
そのせいで、そのせいで
大好きな悟君を
あの子にとられた。
本当の妹なのに……。
こんなに憎んでしまうの。
もう、私死んだっていい。
空襲がきたときだって
わざと、防空壕にはいらずに
外にいるのに。
「おい！ なにしてる、早くはいらんか！」
見回りのおじさんがやってきて
無理やりいれさせられる。
そして、今日まで生きてきた。
どうせなら、昨日死んでしまった人と
魂をいれかわりたい。
どうせなら、もう私が
死んでしまいたい。
なんで、私は死なないの？
掃除が終わったので
私は、外へ行くことにした。
この家にいたくない。
行く場所？
それはね……。
「あ、お通りください」
あの、百屋財閥の令嬢の家。
門前にたっている人も
私の顔を覚えて
すぐに通してくれる。
ドアからは、可愛らしい
凛子ちゃんの顔が覗いた。
「そろそろ来ると思ってたのよ」
「あら、そうなの？」
私は、18歳。
今年の春、女学校を卒業したばかり。
でも、凛子ちゃんはまだ
16歳。
女学生だ。
年下だけど
こうやって、妹の愚痴をいう
時間は、すごく快感。
もういやなことも忘れられる。
「それでねーまた竹ったら
悟君のとこいったのよー」
「まぁ、あの子もこりないわね。
私、この前に同じ掃除当番になったから
全部、あの子にまかしたのよ」
凛子ちゃんはそういって
黒い笑みを浮かべる。
もう、こういうところ最高。
世間では、暗いっていわれてる私。
友達は、凛子ちゃんだけ。
凛子ちゃんだけが支え。
昔は、今と違ったのに。
なんでこうなったのかって？
……それは今から説明する。
- Re: 戦場のプリンセス ( No.19 )
- 日時： 2010/03/04 19:25
- 名前： 香織 ◆love33RPPg （ID: OS.29i1w）
- 参照： http://www.youtube.com/watch?v=Y2mcOLfufKE
新藤竹イメソン
初音ミク/ワールドイズマイン
歌詞
作詞・ryo
世界でいちばんおひめさま
そういう扱い心得てよね
その一 いつもと違う髪形に気がつくこと
その二 ちゃんと靴までみること
いいね？
その三 私の一言には三つの言葉で返事すること
わかったら右手がお留守なの
なんとかして！
べつに
わがままなんていってないんだから
君に心から思ってほしいの
かわいいって
世界でいちばんおひめさま
気がついて ねえねえ
待たせるなんて論外よ
わたしを誰だと思ってるの？
もうなんだか あまいものが食べたい
いますぐによ
欠点？かわいいの間違いでしょ
文句は許しませんの
あのね、私の話ちゃんと聞いてる？
ちょっとぉ……
あ、それとね 白いお馬さん
決まってるでしょ 迎えに来て
わかったらかしずいて
手をとって「おひめさま」って
べつに
わがままなんていってないんだから
でもね
少しくらい叱ってくれたっていいのよ？
世界でわたしだけのおうじさま
気がついてほらほら
おててが空いてます
無口で無愛想なおうじさま
もう どうして！ 気がついてよ早く
ぜったい君はわかってない！
わかってないわ……
いちごの乗ったショートケーキ
こだわりたまごのとろけるプリン
みんなみんな 我慢します……
わがままな子だと 思わないで
わたしだってやればできるの
あとで後悔するわよ
当然です！だってわたしは
世界でいちばんおひめさま
ちゃんと見ててよね
どっかいっちゃうよ？
ふいに抱きしめられた
急に そんな えっ？
「轢かれる 危ないよ」
そういってそっぽむく 君
……こっちのが危ないわよ
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